2024.06.23

ピザ雑学

ピザの歴史を本格ピザ屋が紹介!日本の発祥や宅配ピザの歴史も

港

いつも何気なく食べているピザ、発祥にまつわる知られざるヒストリーについて、興味をもったことはありませんか。
知れば知るほどいつものピザが美味しく感じられる、とっておきのストーリーをご紹介します。

ピザの発祥は3000年以上前

ピザの発祥やルーツを辿ると、遡ること今から3千年ほど前。
イタリアの小さな島サルディーニャ島で平らなパン生地をつくったのが元祖・ピザの始まりといわれています。
その後古代ギリシャ時代には平らなパン生地の上にオリーブやニンニク・玉ねぎなど好みの具材をトッピングし、ピラコウスとして頂いていたと伝えられています。
今のようにエビマヨや照り焼きチキンなどボリューミーな内容ではなく、パン生地本来の旨みを味わうシンプルな味つけがメインだったと考えられています。
3千年以上も前から、ピザ生地の原型がつくられていたなんて、そのルーツの深さには驚かされますね。

ピザの日本での発祥は?

日本で初めてのピザは諸説ありますが、有力な説は、神戸のイタリアンレストランで1944年に提供されたとするものです。もう一つは、戦後間もない頃に宝塚市にオープンした、イタリアンレストラン「アベーラ」という説もあります。

日本で初めてのピザを専門に提供するイタリア料理店は、1954年に六本木でオープンしたニコラスと言われています。このお店は昭和30年代に最先端を行くおしゃれなお店として、流行を追いかけたい若者たちの人気を集めました。

ニコラスなどの有名店はあっても、当時は本当に一部の人たちだけが知っていたピザ。60年代には「西洋風お好み焼き」といった表現をされていました。70年代にはファミリーレストランチェーンが登場です。

アメリカンなメニューとして、各チェーン店で愛されるメニューとなりました。外食で人気が出ると同時に、ピザトーストや冷凍食品のピザなども、家庭で愛されるメニューになりました。

宅配ピザの歴史は?日本にいつ来たの?

日本での宅配ピザの一号店ができたのは、1985年の東京恵比寿です。バブル期の真っ最中でした。

当時はピザ自体に馴染みがなく、イタリア料理の専門店ですらほとんどない時代でした。

バブルの始まり1980年代は、大学生や社会人の間で、海外旅行に出かけるのが流行します。

海外旅行をした若者が日本にはない食事を体験し、今まではなかった新しいものを持ち帰り、次々と日本独自の文化に変えていきます。

「恵比寿に宅配ピザができた!」と、目黒や世田谷に住む若者が大騒ぎし、実際に宅配ピザを注文したのです。

当時はバブル時代なのもあり、大学の卒業旅行でイタリアに行く方もいて、その方々が「本場のピザを食べよう!」と色々と食べ歩きをしていたのです。

このような世代の人が、バブルがはじけた後も「宅配ピザ」というシステムを、不動のものにしていきました。

🔗『ピザの宅配がはじまったのはいつ?宅配ピザの誕生とその歴史について』

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ピザの種類も現在では..

ピザの種類も、現在では大変豊富になっています。

今回は、その中でも定番で有名なピザの種類を見て行きましょう!

【ピザの種類】

  • マルゲリータ
  • マリナーラ
  • クアトロ・フォルマッジ
  • バンビーノ

一つ目に紹介するのは、マルゲリータです。

トマトの赤、モッツァレラチーズの白、バジルの緑がイタリアの国旗の色になっていることで有名な、最もポピュラーなピザです!

二つ目に紹介するのは、マリナーラです。

元はオリーブオイルオレガノ、トマトソースだけで味付けされた、とてもシンプルなピザで、ナポリの船乗りに愛されていたそうですよ!

三つ目に紹介するのは、クアトロ・フォルマッジです。

「4種類のチーズ」という意味のこのピザは、その名の通り、4種類のチーズを惜しみなく使って作られており、チーズが好きな方に嬉しい一品となっています。

使われているのは、モッツァレラチーズゴルゴンゾーラパルミジャーノゴーダチーズです!

四つ目に紹介するのは、バンビーノです。

バンビーノとはイタリア語で「幼い男の子」を意味します。

子供向けのピザという意味で、ツナコーン、ベーコンなど、子供が喜ぶトッピングになっていますよ!

🔗ピザの種類をカテゴリー別に紹介!人気品や具材、生地の種類も紹介

イタリアのソウルフード「フォカッチャ」

1600年代くらいまでのピザは、小麦粉と水を練った淡泊な生地に、こってりしたラードなどの脂肪分をプラスしたもの。
薄く伸ばし火で焼いた生地はフォカッチャと呼ばれ、庶民のおやつとして親しまれました。
イタリア・ナポリでは、このフォカッチャを売る屋台が軒をつらね、一大ブームに。1750年代になると、フォカッチャにトマトソース・ニンニク・オレガノ・オリーブオイルを加えアレンジした「マリナーラピザ」が誕生するようになりました。
イタリアの言葉で「船乗り」という意味をもつマリナーラは、その名の通り漁師さんのリクエストにより作られたピザのこと。
シンプルながらオレガノとニンニクの香り高いマリナーラは、薪窯ナポリピザ フォンターナでもファンが多い人気ピザのひとつです。

ナポリピザの王道マルゲリータに継ぐ「マリナーラ」~名前の由来あれこれ

マルゲリータ王女が愛した、ナポリピザ

1889年イタリア国王と王妃マルゲリータが静養でナポリを訪れたとき、当時のピザ職人から献上されたメニューが、トマトとモッツアレラ・バジルを載せたマルゲリータピザ。宝石のようなトマトを赤に、夏風のような爽やかなバジリコをグリーンに、芳醇なモッツアレラチーズをホワイトに。
まるで赤緑白のイタリア国旗を想わせるトリプルカラーは、一躍ときの話題に。
「マルゲリータ」と王妃の名前がついたピザは、世界中に愛される、ナポリ指折りのメニューになりました。
濃厚なトマトジュースを使った薪窯ナポリピザ フォンターナのマルゲリータピザは、歴史に想いを馳せる濃厚な逸品になっています。

究極の2択!マルゲリータ・ブォーノVSマルゲリータブッファラ

アメリカの一大ピザブーム

イタリアで生まれたピザは、その後イタリア移民によってアメリカに運ばれます。
マンハッタンに築かれたリトルイタリーの街には、本場ナポリを連想させるようなピザのお店が次々に誕生。
ボリュームたっぷりの具材やチーズをたっぷり載せたアメリカ風シカゴピザも、このころ発祥したといわれています。
1960年代になるとアメリカ国内で、冷凍ピザ1号店がオープン。
調理時間がゼロ、気軽に自宅にストックしておける冷凍ピザは、アメリカ市民のライフスタイルにもマッチ、急速に市民の食卓に浸透していきます。

東京オリンピックで開花、日本の美味しいピザ文化

1964年東京オリンピックが開催されると、お祭りムードも手伝って海外の珍しい文化や食が日本に伝わるようになります。
アメリカから輸入された冷凍ピザも、この頃日本国内で販売がスタート。
自宅にいながらレストランの味を再現できる冷凍ピザは、日本の多くの家庭で親しまれるようになりました。
その後、レシピやメニューもアレンジされ、今では選びきれないほど豊富なメニューの冷凍ピザが、手軽に楽しめるようになりました。
冷凍ピザは、日本人が大好きなソウルフードのひとつになっています。

 
何気なく味わっているピザには、数えきれないくらいの多くの歴史が詰まっています。
ピザ発祥にまつわるエピソードに触れると、今日いただくピザも更に美味しく味わえるから不思議なもの。
知れば知るほどもっとピザが好きになる…ピザの世界は本当に奥深いものですね。

ナポリの漁師さんがこよなく愛する「マリナーラピザ」やイタリア国旗「マルゲリータピザ」は、薪窯ナポリピザ・フォンターナでも好評メニューのひとつ。
カルボナーラやアラビアータなど生パスタと組み合わせて、笑顔あふれるひとときをお過ごしください。

日本発祥のピザチェーンはどこ?

日本発祥のピザチェーンは、ピザーラです!

「ピザーラ」の「ラ」は、映画『ゴジラ』の「ラ」から来ているのです。

ピザーラは、日本を代表するキャラクター・ゴジラのように、日本のみならず世界中の人に愛される店になって欲しい、という願いを込めて付けられた名前です。

日本人の味覚と相性が良い味を作り続け、「エビマヨ」「カニ」「カレー」「テリヤキチキン」など、他国にはない斬新なピザを食卓に普及させてきました。

創業から35年間、二児の母親でもある社長が、全てのメニューの候補を試食しています。

「毎日食べられる、子どもが食べても安心なピザ」を世に出し続けているのです。

「日本人が、毎日食べても飽きない」秘訣は、以下3つの材料にあります!

  • 生地
  • ソース
  • チーズ

一つ目の秘訣は「生地」です。

厳選された小麦粉と生イーストを使ったパン生地は、ピザーラ店内で、2回低温で発酵をさせています。

二つ目の秘訣は「ソース」です。

創業者が1年以上の長い時間をかけて完成させたトマトソースは、一番旬な時期に収穫したイタリア産の完熟ホールトマトを使用しています。

三つ目の秘訣は「チーズ」です。

チーズは、100%ナチュラルチーズです。ゴーダチーズなど世界中のチーズから選抜した4種のブレンドは、「日本人が毎日飽きずに食べられるピザ」の美味しさを追い求めた結果です。

本格冷凍ピザフォンターナの現在にいたるまで

薪窯ナポリピザフォンターナは、元々個人向け通販でナポリピザを販売していました。

業者様から「業務用に安く仕入れられないか?」と、多数のお問い合わせを頂く中で、業務用に仕入れやすいお値段で提供しようと決断し、ナポリピザの業務用通販を開始したのです。

フォンターナのナポリピザを購入するメリットは、3つあります。

      1. 手作りで薪と石窯を使って焼いている
      2. お得に購入できる
      3. 長期保存可能

 

一つ目のメリットは、職人が1枚1枚手作りで薪と石窯で焼いていることです。

それにより、商社流通のピッツァや市販のピッツァとは全く異なる、本格的なピザをお客様にご提供できます。

二つ目のメリットは、お得に購入できることです。

フォンターナのピザは冷凍ピザなため、家庭用のオーブン、レンジなどで調理するだけです。

仕込みの手間や人件費などのコストを抑えられる分、お客様にお求めやすい価格でご提供できます。

三つ目のメリットは、長期保存可能なことです。

一般的な冷凍ピザは保存期間1ヶ月程度ですが、フォンターナのピザは賞味期限120日で長期保存できます。

現在は個人の方も業者の方も購入可能なため、「本格的なピザを手軽に購入したい」とお考えでしたら、フォンターナを選ぶことをおすすめします!

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