2017.06.24
調理のヒント家庭で簡単にできるピザをオーブンで焼くコツ【温度設定がポイント】
アツアツのピザやラザニア・グラタンなど、料理のレパートリーを無限に広げてくれるのがオーブンです。
高温クッキングできるオーブンは、ワンランク上のおいしいレシピを編み出してくれます。食材のおいしさを際立たせるために、注意しておきたいのが「細かな温度設定」です。
食材にあった調理温度にこだわると、さらに料理の腕に磨きをかけることができます。冷凍ピザをご家庭のオーブンを使い、おいしく頂くためのコツをお伝えします。
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低・中・高、温度で使い分けたいオーブン料理
オーブンは赤外線などの熱を外から与え、食材を温めています。
秒単位で一気に温めるレンジと異なり、火力は強いままじんわり温めるのがオーブンの利点。
高温調理できるため、表面はカリッ内側はしっとり香ばしく、本格レストランの味に近づけることができます。
オーブン料理をマスターしたいとき、まずは温度設定にこだわることがポイントです。
オーブンの温度設定は150度前後の低温、180度前後の中温、200度以上の高温の3段階に分けられます。
【オーブンのおすすめ温度設定】
▽150度前後の低温・・・スイーツ料理
▽180度前後の中温・・・シーフードや肉料理
▽200度以上の高温・・・冷凍ピザ、グラタン、パイ料理
プリンやマカロンなど繊細なスイーツを優しく仕上げたいときは150度前後の低温調理、白身魚、チキン・豚肉などを焦がさず美味しく作りたいときは180度前後の中温調理、冷凍ピザやグラタン・パイなどこった料理を短時間調理したいときは、200度以上の高温調理がおすすめです。
オーブンで冷凍ピザ、おいしさの目安は220度
ご家庭のオーブンで冷凍ピザをおいしく調理したいとき、200度以上の高温設定にしておくと、内側はふっくら外側はカリッ、本場ナポリの味に変身させることができます。
フォンターナがおすすめしているのは強火の「220度」。
火力が弱いとピザ生地が香ばしく焼きあがらないため、あらかじめ余熱設定し庫内の温度をキープしておくのがポイントです。
220度に温めたオーブンで約6~7分待っていると中央のチーズがグツグツとけ始め、リズミカルな音をたてて教えてくれます。
芳醇なチーズと濃厚な具材がマッチした焼き立てのナポリピザは、何ものにも耐えがたいおいしさ。
最上級のハーモニーを奏でてくれます。
さらに香ばしく、オーブン調理のマメ知識
冷凍ピザをもっと香ばしくクッキングするために、以下のポイントに気を配ることも大切です。
・余熱時間をしっかりとる
・お手もちのオーブンのクセを知る
・「重曹やレモン水」で庫内をクリーンにお手入れする
オーブン料理は好みの温度まで上げる「余熱」のひと手間が必要です。
時間が勿体ないからと余熱なしでそのまま加熱していると、アンバランスな温度のまま焼き上げてしまい、食材の風味やクオリティを損ねてしまいます。
またレシピの加熱時間は、あくまで目安です。オーブンの使用年数や機種によって、火力や仕上がりの加減が若干変わることもあります。
温めたオーブンに冷凍ピザを入れたら、調理家電にお任せではなく、一度は庫内をチェックすること。
6~7分経っていなくても、中央のチーズがグツグツ鳴り始めたら出来上がりのサインです。
お手持ちのオーブンの特性を知り上手にお付き合いすると、おいしいピザをご家庭でも簡単に作れます。
オーブンの清掃のタイミングは?
オーブンの庫内が極端に汚れていると、冷凍ピザに最適な温度調整がスムーズにできないこともあります。家族みんなでおいしいピザをいただくためにも、定期的な清掃を心がけておきましょう。
オーブンの掃除にふさわしいのは「使用後すぐ」のタイミングです。
蒸気が庫内に残っているホットな状態で使用すると、気持ちよいくらい汚れをスッキリ落とせます。
ぬるま湯に溶かした重曹水・レモン水を庫内にスプレーし、クロスやキッチンペーパーで汚れを取ります。
細部にたまった食材の焦げは、歯ブラシを使いシャカシャカ上下に磨く要領でそぎ落とすとキレイになります。
まとめ
冷凍ピザをさらにおいしく焼き上げるためには、オーブンの温度調整やケアに気を配ることもポイントです。おいしい条件でピザを焼いて、香り高い毎日をおすごしくださいね。
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