2024.04.30
調理のヒントピザをフライパンで作る!焼き方や温め方のコツを解説
薪窯で焼いたおいしさを自宅でも簡単に再現できるフライパンでピザを焼く方法をご紹介。
しかし、表面はカリッ、中はもちっとしたピザを自宅で焼くのは至難の業。だからといっておいしさを追求するために、薪窯を自宅に併設するというのも現実的ではありませんよね。
でも、フライパンひとつでおいしいピザが焼ける方法があるんです。
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薪窯で焼いたピザがおいしい理由
薪窯で焼いたピザがおいしい理由は、「高温」そして「短時間」で焼くことができるからです。
一般的なオーブンが約250℃なのに対し、薪窯の中の温度は400℃以上。高温で一気に具材と生地に火をいれることができるため、余分な水分が抜けずに中はもちっりと、表面はカリッとした食感に仕上げることができます。
しかも、ただ温度が高いだけではなく、石窯からは近赤外線・遠赤外線が放たれているので、食材のうま味も逃さず調理することが可能。
同じピザをオーブンと石窯で焼いたものを比べても、格段と石窯で焼いたピザのほうがおいしく焼きあがるのです。自宅のキッチンにフォンターナのような薪窯が付いている方はなかなかいないと思いますが、自宅でもあの香ばしいピザが食べられたら幸せですよね。
そこで試していただきたいのが「フライパンでピザを焼く方法」。一手間加えるだけ、フライパンでも薪窯から出しだての味わいを再現することができるんです!
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フライパンにフタをして薪窯を再現する
薪窯はドーム状の形をしているので、全方向からピザに熱を加えることができます。
しかし、フライパンは下側から熱を加えることしかできないので、中心部まで加熱しようとすると時間がかかり、食感が悪い「いまいちピザ」に焼きあがってしまうことが多いのです。
そのため、まずはフライパンで薪窯の状態をつくることが大切!温める時はフライパンにフタをして、窯のような形にするようにしましょう。フタがない場合はアルミホイルなどで代用して、下から上がってくる熱を放出させないように閉じ込めます。
薪窯のように近赤外線・遠赤外線は放射されませんが、これで熱を対流させることができ、全体を短時間で温めることができます。
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フライパンピザなら強力粉か薄力粉どっち?
フライパンピザは、強力粉で作る、薄力粉で作る、強力粉と薄力粉を混ぜて作るなど、さまざまなレシピがあります。
そのため、強力粉と薄力粉のどちらでも作ることが可能です。
しかしどちらの粉を使うかで食感が異なってきますので、以下で強力粉を使った場合と薄力粉を使った場合の違いについて詳しく見ていきましょう。
【薄力粉】フライパンピザ
薄力粉のみを使用したピザ生地でも、とても美味しく仕上がります。
生地を薄く伸ばしていけば、パリパリした食感をより一層楽しめますし、生地のサイズの調整も簡単にできます。
イメージとしては、ナンのような感じです。
そのためナンが好きな方にとっては特に、薄力粉のみのピザはとても美味しく感じられると思います。
しかし薄力粉のみのピザは、モチモチした食感があまり感じられません。
パリパリ感はとても強いのですが、生地を厚く伸ばしたとしてもモチモチ感は少ないです。
生地が厚い状態ですと、お好み焼きのような食感になってしまいますので、できるだけ薄く伸ばしましょう。
パリパリしたピザがお好きな方には、薄力粉のみを使った手作り生地はとてもおすすめできます。
しかしモチモチとした食感がお好きな方には、物足りなさが残るかもしれません。
その場合は、お家にある『片栗粉』を少し混ぜるとモチモチ感が出てきますよ。
🔗【意外と簡単】薄力粉だけでピザ生地を手作りしたらこうなった!
【強力粉】フライパンピザ
強力粉のみのピザ生地は、かなりモチモチしています。
ピザ生地がふっくらと膨らんでくれるのです。
一般的にパンの材料になるのが強力粉ですので、パンみたいなモチモチ感のある生地になります。
薄力粉を入れた場合との違いで挙げられるのは、「強力粉だけでは生地を伸ばしにくい」という点です。
強力粉だけですとグルテンがたくさんできますので、よく膨らんでくれます。
その分生地の弾力が強くなり、縮みやすい生地が完成します。
伸ばそうとしても、ゴムみたいにすぐに元に戻ってしまうのです。
生地を伸ばす工程が少し難しくなるのが、強力粉のみを使った生地の特徴です。
初めて手作りピザを作る方は、強力粉と薄力粉とを組み合わせたレシピを見て作ることをおすすめします。
🔗ピザを強力粉だけで作ってみて分かったこと。薄力粉を入れた時との違い
フライパンピザの焼き方のコツ
本格的なピザ生地はベーキングパウダーではなくドライイーストを使います。
しかしフライパンピザであれば、パンケーキと同じ感覚で作れるベーキングパウダーがおすすめです。
ベーキングパウダーなら発酵不要なので、短時間で楽にピザ生地を作れるのも嬉しいポイント。
強力粉と薄力粉の割合は、好みの食感に合わせましょう。
強力粉を多めにすればモチモチ、薄力粉を多めにすればパリパリした食感のピザになります。
ベーキングパウダーは熱を加えると膨らむので、フライパンに合わせてピザ生地を伸ばしてくださいね。
薄力粉が多めの場合は、できるだけ薄く伸ばしましょう。
【火の通りやすい具材】
- 彩り野菜(ピーマン、バジル)
- ベーコン
- エビ
- 玉ねぎ
- きのこ
- ツナ
- コーン
- しらす
- 缶詰の焼き鳥
- ピザ用チーズorモッツァレラ
フライパンピザの焼き方は簡単です。
フライパンに生地を乗せ、中火で片面を焼きます。
焼き色がついてきたらひっくり返し、具材を乗せて蓋をして蒸し焼きに。具材に火が通れば完成です!
このようにフライパンピザは手軽に作れるため、ぜひコツを覚えておきましょう。
温める時間は4~5分が目安
フォンターナのナポリピッツァをフライパンで焼く際には、まずピザを自然解凍しておくことがおすすめです。
約2~3時間常温に出しておけば、中心部までしっかり解凍することができます。難しい場合には電子レンジの解凍メニュー(200W)で3~4分ほど解凍してもOKです。
解凍されたピザはテフロン加工のフライパンにオリーブオイルを大さじ1杯ほど垂らし、弱火で4~5分温めます。この時強火だと生地が焦げてしまうので、弱火で中心部までじっくり熱を届けるようにしましょう!
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最後に強火でカリッとさせるのがコツ!
ピザが温まったらフタを外して、最後に5秒程度強火で加熱するのがポイントです。
フライパンにフタをすると対流熱がうまれて、全体が温まるのはよいのですが、どうしても蒸し焼き状態になってしまいます。
ただ温めただけだと全体的にしなっとしたピザに焼きあがってしまうので、最後に強火で加熱して表面をカリッとさせるのが、フライパンでも薪窯で焼いたようなピザに仕上げることができるコツです。
🔗ピザをフライパンで焼くときの焼き方について~応用編|ピザブログ
フォンターナの冷凍ピザなら薪の香りも楽しめる
一般的な冷凍ピザはオーブンで焼いてある網焼きピザが主流です。生地の裏を見ていただければわかるのですが、焦げ目がそのまま網目状になっています。
フォンターナのナポリピザは1枚1枚、ピッツァイオーロが伸ばして薪窯で焼いてある本格ナポリピッツァ。生地の裏は凸凹とした手づくりならではの焼き目がついています。
また、薪の香りもほのかにするので、網焼きのピザとは違った風味も楽しめるのが特徴です。
フォンターナのナポリピッツァが自宅に到着したら、
- 冷凍ピザは完全解凍させる
- フライパンにフタをして全体を短時間で温める
- 最後に5秒強火で加熱する
以上、3つのポイントを守って、自宅でも簡単においしい本格ナポリピッツァを楽しみましょう!
お客様の声
2回目の購入です。
娘がマルゲリータが好きで、色々なお店で購入しましがこちらのピザが一番おいしいです。
大きさも丁度良く配達も早いです。
生地がもちもちで表面がパリッとしててソースもチーズも美味しい。おすすめです。(50代 女性)
【まとめ】フライパンピザの焼き方や温め方のコツ
今回は、フライパンピザの焼き方や温め方のコツを解説しました。
記事の内容を、以下で簡単に振り返りましょう。
ピザを温める時はフライパンにフタをして、窯のような形にするようにしてください。
こうすると熱を対流させることができ、全体を短時間で温めることができます。
フライパンピザは強力粉のみだと生地が伸ばしにくく、薄力粉はパリパリ感があるもののモチモチ感が少ないです。
そのため、強力粉と薄力粉を混ぜて作るのが一番おすすめできます。
またドライイーストの代わりにベーキングパウダーを使えば、発酵不要で短時間で楽にピザ生地を作れます。
フライパンを使ったピザは手軽に作れるため、興味がある方はぜひ挑戦してみましょう。
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