2017.10.17
ピザ雑学「ピザが人気になったのはいつごろから? 日本人のピザの嗜好性について調査しました!」
ピザは、子どもから大人まで幅広い年齢の方に愛されている人気の食べ物です。
しかし、昔から日本にあったというわけではありません。歴史の教科書で、ピザを食べている日本人を見たことがありません。
ということは、最近広まった食べ物になります。
では、いつ頃から日本ではピザを食べられるようになったのでしょうか。調べてみました。
本日のメニュー
ピザが人気になったのはいつ頃から?
イタリアでは庶民の食べ物であったピザが、日本で食べられるようになったのはいつ頃からでしょうか。
日本でピザが初めて食べられるようになったのは、1944年の神戸のイタリアンレストランとするものや兵庫県宝塚市のイタリアンレストランという2つの説があります。
初めてピザ専門店ができたのは、1954年に六本木にできた「ニコラス」というお店です。
おしゃれなお店として若者に人気でしたが、まだまだ庶民には珍しい食べ物でした。
東京オリンピックの1964年にはアメリカから冷凍ピザクラストを輸入販売し始め、日本にもピザ製造工場ができました。
1970年代に入ると、ファミリーレストランでピザが人気メニューとなりました。
また、外食だけではなく、冷凍ピザや冷凍ピザトーストが出てきて家庭にもオーブントースターが普及したこともありピザの人気は高まりました。
そしてピザを大きく広めたのは、1985年に宅配ピザができたからです。
それまでの宅配といえば、そばや寿司がほとんどでした。
宅配ではなく出前と呼ばれており、出前箱や自転車に平盆を持って運ぶスタイルです。
そこから、バイクでの宅配へと進化していったのです。
電話1本するだけで、数十分でアツアツのピザが届くのであれば大人気になります。
宅配ピザのCMが流れたことや家庭のポストにピザメニューをポスティングしたことも、世の中に広く認知されるきっかけになりました。
ピザだけではなくサイドメニューやドリンクまで宅配してくれるので、パーティーでは特に人気が高いです。
ちなみに1年間で一番宅配ピザが売れるのは、12月24日のクリスマスイブです。
日本で使われているピザソース
日本にピザが広まり国民食と言われるほど人気を博してからも、まだ歴史が浅いピザですが日本人の嗜好にあわせるために色々なピザが生み出されました。
トッピングだけではなく、ピザソースの種類も豊富なので紹介していきましょう。
〇トマトソース
これは、イタリアのピザでもアメリカのピザでも王道です。トマトは、ピザの美味しさを決める重要な役割をしています。
トマトはどんどん改良されて、今の甘みや旨味たっぷりのトマトになりましたが、最初は黄色だったのです。
その名残で今もイタリアでは「黄金のりんご」と呼ばれています。
〇カレーソース
これは、日本人が大好きな味です。
スパイシーさがピザの美味しさを引き立てます。
〇ミートソース
トマト味がベースとなったお肉の旨味がたっぷり含まれたソースです。
特にお子様は大好きな味です。
〇ホワイトソース
クリーミーな白いソースで、色々な具材をマイルドな味へとまとめます。
〇マヨネーズソース
これも日本人は、大好きな味です。
ピザは西洋風お好み焼きと言われていたぐらいですから、マヨネーズはぴったりきます。
〇サルサソース
ちょっとピリ辛のソースです。
具材の味を引き締めます。
〇クラブソース
リッチなカニを使ったソースです。
具材にコクをプラスします。
まとめ
日本にピザが入ってきてから、まだ100年も経っていません。
しかし、美味しい物というのことは瞬く間に全国に広がっていき、国民食といわれるまでになりました。
ピザが広まったきっかけは、やはり宅配ピザです。
昔は電話で注文するのが主流でしたが、今はインターネットで注文することができます。
冷凍ピザもインターネットで注文することができ、家庭の冷凍庫にピザをストックしておけます。
冷凍ピザをストックしておけば、いつでも好きな時に解凍して焼いて食べることができるのが魅力です。