2017.10.17
ピザ海外事情「ピザの本場「ナポリ」の超有名ピザ店3店をご紹介します!」
ナポリがイタリアのどの辺りにあるかご存知ですか?
ナポリは、南イタリアに位置しています。
長靴の形をしているといわれるイタリアの足の甲を少し上にあがった足首あたりです。
イタリアの首都ローマがさらに上にあり、ナポリとローマは列車で約70分の距離です。
ナポリは、ピザ発祥の地として有名です。
ピザの焼ける香ばしい香りが街のあちこちから漂ってきます。
ピザやパスタは、昔から庶民の胃袋を満たす食べ物でした。
今ではイタリア料理の代表といってもいいほど有名な食べ物になっています。
イタリアのガイドブックの表紙はまずピザ、パスタ、その次に有名な食べ物はジェラートといったところでしょうか。
ナポリに行ったら美味しいピザが食べたいですね。その場合、歴史のあるお店であるほど美味しいことが多いです。
今回は、ナポリで超有名ピザ店3店をご紹介いたします。
本日のメニュー
ブランディ
ナポリを代表するピザ「マルゲリータ」の発祥の店と言われています。
1780年から営業している老舗中の老舗です。
ナポリピザ独特のモチモチとした食感を味わえます。
ピザが数種類、メニューには前菜やパスタもあります。
下町の真ん中にあるお店で、観光客も多いので訪れやすいです。
比較的回転の速いお店なので、それほど待たされることもないです。
地元の人にも人気というのも美味しい証拠です。
ダ・ミケーレ
日本では東京や福岡でも味わうことができますが、是非本場のお店を訪れたいです。
1870年から営業しているという老舗の味は、間違いないです。
メニューは、ナポリの王道ピザと呼ばれている「マリナーラ」と「マルゲリータ」の2種類のみというこだわりです。
一切のアレンジを変えずに今も世界中でその名は知られており、行列の絶えないお店です。
満席時は番号札が配られるので外で待ちます。
イ・デクマーニ
下町のスパッカ・ナポリの中心にあるお店です。
ナポリ定番のピザから創作ピザまで色々な種類のピザを味わえるのが魅力です。
サイドメニューの揚げ物も人気です。どちらかというと若者に人気のお店です。
ドーナツのように真ん中に穴が開いた形をしたピザなどはインスタ映えしそうです。
ナポリでのピザの食べ方
日本でピザを食べるとなるとみんなで色々な種類を注文して、一切れずつ分け合って食べることが多いです。
しかし、ナポリではそうではありません。
みんなで分け合うことはせず、ピザ1枚を一人で食べます。
また、日本ではピザは手で食べることが多いですが、ナポリではナイフとフォークを使って食べます。
これはピザの生地にオリーブオイルが含まれているからです。
ピザの切り方は特に決まりはありませんが、中心から放射線状に三角形に切って食べることが多いです。
ナポリの正統派のピザはどれ?
ナポリで正統派のピザとして認められているのは、3種類です。
いずれもシンプルなピザばかりです。
毎日食べても飽きない味というのは、やはりシンプルなものが好まれます。
〇マルゲリータ
ナポリピザといえば、誰もが思い浮かべる代表的な存在です。
日本でもほとんどの人が知っているのではないでしょうか。
トマトソースの赤色、モッツアレラチーズの白色、バジルの緑色は、イタリア国旗の赤、白、緑を表しているのです。
究極の2択!マルゲリータ・ブォーノVSマルゲリータブッファラ
〇マリナーラ
トマト、にんにく、オリーブオイル、オレガノで作るマリナーラソースをベースにしたピザです。
チーズが入っていないシンプルにまとまった味だからこそ、生地の美味しさが引き立ちます。
ナポリピザの王道マルゲリータに継ぐ「マリナーラ」~名前の由来あれこれ
〇カルツォーネ
日本ではあまり見ない形ですが、ピザの生地を半月型に折りたたんでトマトとモッツアレラチーズを包みこんで焼くピザです。
揚げたものもあり、一口かじるとトロリと溶けだす中身がアツアツで最高の味わいです。
まとめ
ナポリの超有名ピザ店は、どこも美味しそうです。
できれば、すべてのお店の食べ歩きをしたいものです。
ピザはアツアツのうちに食べるのが一番です。
ピザは作りながら食べて、食べながら作るとも言われています。
ナポリでピザを食べる時は、一人で1枚食べるので贅沢なひとときが味わえそうです。
ナポリの正統派のピザは、どれもシンプルで毎日でも食べたい味です。