2017.10.17
調理のヒント「ピザの選び方教えます!メニューで迷ったときのアレンジの仕方解説します」
ピザをメニューから選ぶ時は、どれも美味しそうで迷います。
日本で食べるピザといえばアメリカ式の宅配ピザのメニューを思い浮かべてしまいますが、イタリアの本場ナポリのピザメニューはまた異なります。
豊富なメニューからお気に入りの1枚を見つけるために、ナポリやイタリアのピザについて紹介したいと思います。
本日のメニュー
ピザ店の選び方
ピザの本場であるイタリアのナポリには、たくさんのピザ店があります。
ナポリのピザだからどこのお店でも美味しいというわけではありません。
美味しいかどうか見極めるには長く営業している老舗であることや、「ヴェーラ・ピッツア・ナポレターナ」という正真正銘ナポリピッツア協会の会員であるマークを探すことです。
正真正銘ナポリピッツア協会では、薪のかまどを使用すること、かまどは煉瓦製であること、生地は0タイプ小麦粉を使うこと、生地を伸ばす時は麺棒などの器具を使わないことなど細かいルールが取り決められています。
ナポリのピザというのはトッピングの具材というより、生地にいかにこだわりがあるかということが分かると思います。
みなさんもナポリのピザを食べる時は、そのお店の生地やかまど等のこだわりを確認してみてはいかがでしょうか。
ナポリだけではなくイタリアのピザの種類
ナポリにはたくさんの種類のピザがありますが、その中でも正統派のナポリピザは「マルゲリータ」「マリナーラ」「カルツォーネ」の3種類です。
メニューに迷った時は、この3つのどれかを選ぶという方法もあります。
その他にもたくさんの種類のピザがあります。
〇マルゲリータ
ナポリのピザの王道ともいえる一番有名なピザです。
トマト、モッツアレラチーズ、バジルとシンプルですがよくまとまった、安心して食べられる味です。
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〇マリナーラ
トマト、にんにく、オリーブオイル、オレガノで作ったピザです。
チーズが入っていないので、苦手な人にはおすすめです。
ナポリピザの王道マルゲリータに継ぐ「マリナーラ」~名前の由来あれこれ
〇カルツォーネ
ピザの生地を半分に折りたたんで半月形にしてあります。
トマトとモッツアレラチーズが入っています。揚げて食べても絶品です。
〇クアトロ・フォルマッジ
モッツアレラ、パルミジャーノ、リコッタ、スカモルツァの4種類のチーズで作ったピザです。
チーズ好きにはたまらないピザです。
〇カプリチョーザ
「気まぐれ」という意味なので、具材に特に決まりはありません。
生ハムやオリーブ、野菜、卵を使ったピザです。
色々な具材を楽しみたい人におすすめです。
〇ボロネーゼ
パスタにかけるミートソースを使ったピザです。
ボリュームがあるのでガッツリ系が食べたい人におすすめです。
〇ディアヴォラ
「悪魔」の名前がついたピザです。
サラミやピリッと辛い唐辛子を使っています。
辛い物が好きな人はやみつきになります。
〇クアトロ・スタジョーニ
「四季」を意味しています。プロシュート・コット、マッシュルーム、オリーブ、モッツアレラチーズの4種類の具材のハーモニーを楽しめるピザです。
〇ボスカイオーラ
「木こり風」を意味しています。
ポルチーニなどの山のきのこ類を使ったピザです。
きのこ好きにお勧めです。
〇フルッティ・ディ・マーレ
ムール貝、エビ、カニなどの海の幸をたくさん使ったピザです。
シーフード好きは、迷わずこれです。
ピザだけではなくあと一品
お目当てのピザも決めて、せっかくだから他にも何か食べてみたいと思うことがあります。
そんな時はやはりパスタを選ぶといいのではないでしょうか。
両方小麦粉でできているから、炭水化物の摂りすぎが気になるという人もいるかもしれませんが、イタリア料理といえば小麦粉文化です。
食べる時は、思う存分食べましょう。
まとめ
ナポリのピザは、生地やかまどにこだわりがあります。
だから美味しいのです。数あるメニューの中からお気に入りがきっと見つかるはずです。
ピザとパスタ、食べる時はど~んとカロリーなど気にせずに両方を楽しみましょう。