2019.07.05

『マルゲリータ＆マリナーラなどなど…ピザの意味をネットで調査してみた』

ピザがお好きなみなさんに質問です。ピザについての豆知識をどれくらいお持ちでしょうか。
ピザを食べるだけでも美味しいのはもちろんですが、みんなでピザパーティをする際には、ピザについての豆知識をおしゃべりしながら食べると、さらにその場が楽しくなりますよ。
今回はそんな小ネタにピッタリな、ピザの名前の意味についてご紹介していきます。
明日からもう、「あの有名なピザの名前の本当の意味はね…」と鼻高々に教えてあげられますので、必見です。

究極の２択！マルゲリータ・ブォーノVSマルゲリータブッファラ

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まずは定番のマルゲリータ！

それではまず、ピザの中でもド定番の「マルゲリータ」の名前の意味から始めていきましょう。
「マルゲリータ」は、イタリア語で「フランスギク」または「ヒナギク」のことを指します。
さらにさかのぼると、もともとは印欧語由来で、真珠のことを意味していた言葉のようです。
ちなみに、このようなお花や真珠などの名前ですから、女性の名前にも使われるそうです。
その由来としては、「聖女アンティオキアのマルガリタ」だということです。
「マルゲリータ」という言葉だけですと、こんなにも多くのものが含まれているのですね。
それではどうしてあの美味しいピザのことまでも「マルゲリータ」と呼ぶようになったのでしょうか。
それは「マルゲリータ」ピザの歴史が関係しているようです。それではその逸話をご紹介しましょう。
19世紀後半、ウンベルト１世とその王妃のマルゲリータがナポリを訪れました。
その時に、最高のピッツァ職人とされていたラファエレ・エスポジトが、おもてなし用にと特別なピッツァを用意しました。
そのピッツァの1つにあったものが、イタリアの国旗をモチーフとしたピザだったのです。
ピザの内容は、現在と同様、トマトソースにモッツァレラチーズを乗せ、その上にバジリコをトッピングしたものでした。
その赤と白と緑がイタリアの国旗の色になっているんですね。このピザを、マルゲリータ王妃がとっても気に入ったのです。
こうして今日まで続く「マルゲリータ」が出来上がったと言われています。

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薪窯ナポリピザフォンターナℙ (@pizzafontana)がシェアした投稿 – 2020年 1月月7日午前2時43分PST

お客様の声

2回目の購入です。
娘がマルゲリータが好きで、色々なお店で購入しましがこちらのピザが一番おいしいです。
大きさも丁度良く配達も早いです。
生地がもちもちで表面がパリッとしててソースもチーズも美味しい。おすすめです。（50代女性）

スーパーのピザに飽きた人に、本格マルゲリータのレシピ『保存版』

意外と知られていないマリナーラ？

それでは次に「マリナーラ」についてご紹介していきたいと思います。
「マリナーラ」とは「船乗り風」または「船乗り員」を意味します。
これは「マリナーラ」というピザの歴史に直結します。
一見関係のない「ピザ」と「船乗り」ですが、一体どんなつながりがあるのでしょうか。
「マリナーラ」の由来に迫っていきましょう。
18世紀半ばのことです。お腹をすかせた船乗りが、ちょうどそこにあったパン屋に食事を作るように命じました。
パン屋は、当時身近だったトマトとオリーブオイル、そしてパン生地を使った「ピザの原型」を作り、船員たちに配ったところ、これがとても美味しかったようで、船乗りたちの間で大好評となり、各地に広まっていくことになったそうです。
その後、ナポリでは大人気だったニンニクとオレガノがトッピングされるようになり、現在の「マリナーラ」へと変化していきます。
トマトソース・ニンニク・オリーブオイル・オレガノという組み合わせは、シンプルながらもひとつの完成形といえるのですね。

ナポリピザの王道マルゲリータに継ぐ「マリナーラ」～名前の由来あれこれ

マリナーラはマルゲリータなどに比べて知名度は低いですが、チーズがお好きでない方にも楽しんでいただける、とっても貴重なピザになります。
また、シンプルだからこそ、その味をごまかすことのできない「マリナーラ」は、ピザ専門店の腕前を知るのに持ってこいと言われているそうです。