2018.07.13

『子どもにおすすめの料理~ピザの耳を使ったレシピに挑戦してみよう!』

ウサギ

ピザのルーツをたどると、ピザの耳は食べない、耳の部分はこうして食べるという食べ方のルールも色々出てきます。
実際にピザの耳を食べた日本人の人をマナー違反と言う意見もありますが、イタリアでは耳を残すのは普通で、国の違いと考えれば良いようです。
日本やアメリカではピザは食事のメインになりますが、イタリアでは前菜で出ることもあり、その場合はお腹いっぱいになるとメインの料理を食べられなくなる、という理由で残す人もいるようです。
日本人は7割以上の人が、カットしたピザをそのまま半分でたたんで食べるというアメリカ式の人が多いので、普通に食べてしまうことが多いようですね。

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ナポリピッツアの耳の特徴

ナポリピッツアの特徴は「コルニチョーネ」と呼ばれる額縁の部分で、ここが焼くときの熱で膨張し膨らんでいるます。
ここをピザの耳という人もいます。
ナポリピザ風のピザを焼くお店ではわざと回りの部分を厚くして焼きますが、本来は違います。
丸く成型する時に中心をから外側へと指や手のひらで引っ張っていくことで、押し広げられた空気が周囲に固まり、焼くことでそこが膨張して膨らみます。
そのため、焼く前の生地には周囲に額縁はありません。
450度という高温で焼く過程で、気泡が風船のように膨らんだのが、コルチョーネです。
時には、空気が破裂して、焼き上げた後に破けた生地のあとを見ることもできます。
中には、空気の/

洞の部分があり香ばしくて美味しいため、具がトッピングされた生地とは違った味わいがあります。
これが本物のナポリピッツアです。
額縁まで生地が詰まったものは、ナポリピッツアではなく、ナポリ風ピッツアになります。

耳を残さないという考え方

日本のピザのほとんどが耳の部分までしっかりと生地が詰まっています。
宅配ピザの専門店が耳の部分にチーズを挟みこんで、耳まで美味しいピザというのを販売しています。
イタリアの人から見たら邪道なのかもしれませんが、食べ物を残さない、もったいない、というのは事実なので、それは人それぞれ、ということで良いのではないでしょうか。

ピザ耳を使ったレシピ

ピザの耳を捨てたらもったいないということは、サンドイッチを作る時のパンの耳でも言われています。
そこで、私たちはパンの耳を使って油で揚げて砂糖やきな粉をまぶすという、パンの耳のかりんとうや、ヤマザキパンでは、自社の「ランチパック」シリーズを作る時に廃棄してしまうパンの耳で作った、「チョイパクラスク」というシリーズを展開しています。
セコイといわれてしまえばセコイですが、食べ物を粗末にしないということで、良いのかもしれません。
それでは、ピザの耳ですが、まずこれを捨てずに食べるなら、まずピザを食べる時にも、食い散らかさないようにしましょう。
食い散らかした耳で新しい食べ物を作るのは、衛生上お勧めできません。
初めから、イタリア風にナイフとフォークで切り分けて、耳を残します。

〇ピザ耳を使った残り物カレー焼き
【材料】(2人分)
ピザ耳2枚分
残り物のカレー(ないときはレトルトカレー)
溶けるチーズ

【作り方】
1.耳をナイフ、またはキッチンバサミで一口大にします。
2.グラタン皿に並べます。
3.上からカレーをかけます。
4.チーズをトッピングします。
5.オーブントースターで、チーズがトロッとするまで焼きます。
(5分くらい)

火が通った食材ばかりなので、長時間焼かなくていいので、簡単な食事代わりにもなります。
子どもでも安心して食べることができます。
中学生くらいになればレンジが使えますので、一度焼いておいたものを、そのまま冷蔵庫に入れて、おやつや昼食時にレンジで数分温めて食べるようにしても大丈夫です。

まとめ

薪窯ナポリピザ・フォンターナでは、本格的なナポリ風のつくりのためコルニチョーネがふっくらカリカリの食感になっています。
耳の部分を別メニュ―で食べてもいいですが、残ってしまったらそのままをクリームチーズやディップにつけて食べても美味しいです。

 

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