2024.06.17
ピザの道具ピザ窯の作り方を本格ピザ屋が教えます!簡単に自作できる方法も
今度の週末は、親子でピザ窯の作り方にトライしてみませんか?思っているより簡単に作れるのが、おうちピザ窯。自分で焼いたピザは、最高においしいですよ♪
作り方をチェックしてくださいね。
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はじめてのピザ窯、簡単な作り方は?
トースターやフライパンで冷凍ピザを焼くのもイイけれども、さらに「プロっぽく仕上げたいな」という時には、ピザ窯で焼くのがおすすめです。とはいえ、何もかも手作りするのは大変ですよね。
はじめて石窯を手作りするなら「ピザ窯専用のキット」がおすすめ。セットの中に、耐火レンガや土台などが入っているので、説明書どおりに組み立てるだけで、簡単にプロっぽい石窯がつくれます。
◎ドーム型のピザ窯
ピザのお店でよく見かけるのが、東京ドームのような丸い形のピザ窯です。炉の中は、400度くらいの高温になります。むらなく火が通るので、パリッと香ばしいピザを焼けます。
作り方はコンクリート製の土台にドーム型の窯をおき、タイルを貼って仕上げていきます。かなり重たいので、大人の男性2名以上で作業するのがおすすめです。
ピザ窯の作り方はレンガを積むだけ?
ピザ作りのためには、ある程度の大きめのドーム型の窯が一番良いのですが、ドーム型の窯は庭の景観の中で主張しすぎてしまいます。
コンパクトで周りの景観と馴染めるデザインのピザ窯が良いのであれば、レンガを積むだけにするのがベストです。
また、目地を耐火セメントで固めるやり方もありますが、雨で目地が流れだしてしまいます。
雨がかかるのを防ぐために屋根が必要になってしまうので、やはりレンガを積むだけの方が気軽です。
積むだけであれば、手直しや少しの改変をしたいと思った時に、簡単にできます。
◎四角いピザ窯
ドーム型よりも安い値段で作れるのが、耐火レンガのピザ窯です。作り方はドーム型よりもとても簡単で、小さなサイズなら1時間くらいで組み立てられます。
コンクリートブロックの上に耐火レンガを、かさねていくだけのシンプルな構造になっていて、はじめてピザ窯を作るご家族にもおすすめ。お焦げの付いた、本格的なピザやパンを焼けます。
「耐火レンガのピザ窯」の作り方
親子でDIYを体験するなら、ややハイレベルなドーム型よりも、難易度のひくい耐火レンガのピザ窯がおすすめです。ピザ窯の作り方を、まとめてみました。
[準備するもの]
- レンガ 59枚
- 大判レンガ 5枚
- 半マスレンガ 5枚
- コンクリートブロッグ 10~20枚程度
※すべてのレンガは、耐火レンガを使用しています
[作り方]
- コンクリートブロッグを基礎に並べ、作業しやすい高さにする
- 18枚のレンガをならべて、底面部分をつくる
- コの字の形に、8枚のレンガを並べる(2段目)
- さらに3段目にも、レンガを並べる。入口と出口に半マスレンガをつかう
- 出口にすきまを開けて「空気のとおり道」を2か所つくっておく
- 屋根に大判レンガをおき、残りのレンガをかぶせる
- さらに大判レンガを重ねてできあがり
【ピザ窯比較】世界中のピザ職人が使っているメーカーや特徴を解説
DIYのピザ窯、作り方とコストは?
ピザ窯の作り方をお伝えしました。セメントを使わず大小のレンガを組み立てていくだけなので、積み木感覚で石窯づくりが楽しめますよね。親子でいい夏の思い出がつくれそうです。
気になるのは、DIYのお値段。全部そろえると、どのくらいの金額になるのでしょうか。今回つかった材料を一般的なホームセンターで購入すると、お値段はこのくらいになります。
【DIYピザ窯の材料費】
- レンガ…1枚200円×59枚
- 大判レンガ…1枚1,500円×5枚
- 半マスレンガ…1枚230円×5枚
- コンクリートブロッグ…1枚200円×15個
合計23,450円
2万円を少しだけ、オーバーするお値段に。ちなみに市販の「石窯キット」を購入するとお値段は4万円くらい。少しでも節約したいなら、自分で手作りする方が安上がりかもしれませんね。
▽参考「耐火レンガのピザ窯キット」
https://item.rakuten.co.jp/makiclub/tmc-1c/
ちなみにドーム型のピザ窯キットは、小さなものでも1台10万円くらい。見た目がおしゃれなので人気がありますが、親子で手作りするには…少しだけ高級なお値段かもしれませんね。
▽参考「ドーム型のピザ窯キット」
https://item.rakuten.co.jp/space-f/pizza-oven-c600/
また「ピザ窯の作り方が難しすぎる…!」と思ったら、5千円程度で購入できる「折り畳み式のピザ窯」もオススメです。車につんでキャンプ場やBBQ場に持っていけるので、楽しみ方が広がります。
▽参考「折り畳み式のピザ窯」
https://item.rakuten.co.jp/fieldboss/10535706/
☆ピザ窯の作り方について、お届けしました。最近は台風や豪雨などの防災用に、ピザ窯を備えている方も多いみたいです。いざという時の備え、大切ですよね。
マイ石窯が手に入ったら、次にそろえたいのが美味しいピザ。フォンターナの通販ピザは、イタリア製の薪窯でパリッと香ばしく焼き上げているので、ご自宅のピザ窯との相性もばっちりですよ。
お好きな味をお取り寄せして、親子やご夫婦で、たのしいおうち時間を過ごしてみてくださいね。よく晴れた青空のもとで焼いたピッツァは、格別においしいですよ♪
ピザ窯をDIYで5000円で作ることは可能なの?
結論から申し上げると、ピザ窯をDIYで5,000円で作ることは難しいです。
しかし8,000円弱で作ることは可能で、目安としては以下の通りになります。
[ピザ窯の材料]
土台:重量ブロック(136円)×4個 = 544円
本体:耐火レンガ(198円)×35個 = 6,930円
ピザ窯DIYで費用を抑える方法を、以下で紹介します。
[費用を抑える方法]
- 大判レンガを使わない
- 通常サイズの耐火レンガのみ使う
- モルタルを使わない
多くのピザ窯DIYで予算1万円を超える理由は、大判レンガを使っているからです。
大判レンガは、大き目の耐火レンガで1個1,000円以上かかります。
しかし費用を抑えるために通常サイズのレンガのみを使うと、モルタルを使うことが増えます。
モルタルを使うのは、初心者にはハードルが高いです。
そのため、モルタルを使わずに通常サイズの耐火レンガだけを使ってピザ窯を作る時は、組み方を工夫する必要があります。
ピザ窯で近所迷惑にならないために注意すべきこと
ピザ窯を作ったはいいものの、近所迷惑になりたくないですよね。
近所迷惑を防ぐためのに注意点を、以下で紹介します。
[近所迷惑を防ぐための注意点]
すぐに解体できるように作る
使う燃料は煙が出にくいものにする
できるだけ庭の中心に設置する
1つ目の注意点は、すぐに解体できるように作ることです。
万が一近所から苦情が出た場合は、解体せざるを得なくなる場合もあります。
レンガを積み重ねただけの簡単な作りのピザ窯であれば、すぐ解体できるのでおすすめです。
2つ目の注意点は、使う燃料は煙が出にくいものにすることです。
自作のピザ窯で近所迷惑になる原因が、煙です。
火をつけると必ず煙が出てしまうので、使用する燃料はなるべく煙の出にくいものにしましょう。
おすすめの燃料は、ナラ、クヌギといった広葉樹です。また、薪は樹皮を取り除くと、煙が出にくくなります。
3つ目はできるだけ庭の中心に設置することです。
ピザ窯を使うと煙が出るため、設置する場所によっては近所迷惑になってしまいます。
近隣住民とのトラブルを避けるためにも、両隣の家とできるだけ離れたスペースに設置しましょう。
フォンターナでは、本格ピザ窯を使っています
フォンターナでは本格ピザ窯を使っていますが、それには理由があります。
熟練のピザ職人が薪窯でピザを焼くと、生地の外側と中心部を適切に加熱することが可能です。
これにより生地の中に含まれる水分の無駄な蒸発を防ぎ、表面はカリカリ、中はモチモチのとても美味しいナポリピッツァが完成します。
また、水分がしっかり保たれているピザ生地は品質が落ちるのが遅いため、美味しさが長続きします。
少し冷めても美味しく食べられるのは、薪窯で焼いたピザの魅力です。
また、フォンターナでは薪窯でナポリピッツァを美味しく焼き上げるために、ナラなどの広葉樹を原料とした薪を使っています。
こだわりは、地元信州産の薪(飯田市、松本市、小谷村等)を使うことです。
火持ちが良いので、安定してピザを焼くのにぴったりです。
燃やしたときのヤニがとても少ないのも特長で、料理の風味に深みを与えてくれます。
これが、お店のピザのような上質な味わいの秘密と言えるかもしれません。
薪窯の特性を最大限に発揮するべく、フォンターナのピッツァは薪窯について熟知した職人が、「生地熟成」「生地のばし」「焼き」まで、全て手作りで行っています。
全て手作りなため、形が不揃いだったりや焦げ目があったりしますが、これが本格的なナポリピッツァの証拠です。
手間暇がかけられた美味しいピザを、より多くののお客様に味わっていただきたい、本格的なナポリピッツァを通販で購入できるという事を知っていただきたいので、当店では気軽に購入しやすい価格でご提供しています。