2019.11.26
【アルザス風ピザのレシピ】薄い生地を作るポイントは?
「いつもと一風変わった、オリジナルのピザが食べたいな」
こんな気分の日にオススメしたいのが、人気のアルザス風ピザ。
フランスの片田舎に伝わるピザレシピで、1番の特徴はカリカリに薄いピザ生地。
濃厚ソースとサクっとしたパイのようなピザ生地が、美味しいコンビネーションになっています。
知っていると得をする、薄焼きピザのレシピをご紹介します。
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どこを切り取っても絵になる、アルザスの街
ハネムーンで訪れたい街として人気があるのが、フランスのアルザス地方。
世界遺産に認定されたノートルダム大聖堂や、収穫祭の時期に大いに盛り上がるワイン街道などが有名です。
スイスとドイツの境目にあるエリアのため、右を見るとスイス・左を見るとドイツの面影が伝わってくる場所。
小舟が浮かぶ運河のそばには、山小屋風の黄色や赤色の建物が並んでいます。
木枠で区切ったようなレトロな建物が多く、どこにカメラを向けても絵になる風景ばかり。
玩具のジオラマのように美しい風景が、あちこちに点在しています。
名物はマンステールチーズ
美しい山々が魅力的な、アルザス地方で作られているのが「マンステール」と呼ばれるチーズ。
まず温めたミルクを固めて、チーズの素を作っていきます。
次にワインや塩水などで洗いながら、表面をしっかり熟成させていきます。
洗いながら旨みを引き出すウォッシュの製法を使っているので、外側はがっちりハード。
ナイフを入れると、内側からトロトロのチーズクリームが溢れてきます。
自己主張のはっきりしたチーズは、アルザス地方のワインにも合います。
もちろんクリーミーなピザとも、仲良しの関係です。
ピザ生地にトッピングしたり、旬の果物やナッツと合わせたり、色々なレシピが楽しめます。
アルザス風・うす~いピザ生地を作るレシピ
アルザス地方で親しまれているのが、別名タルトフランベやフラムクーシュと言われるアルザス風ピザ。
カリカリと薄い生地で沢山食べてもお腹にたまりにくい、軽さのあるピザになっています。
レシピを成功させるコツは「薄いピザ生地をいかに破らずに作れるか」ということ。
あるポイントを抑えれば、お店のような薄焼き生地が簡単に作れます。
アルザス風ピザの作り方
準備するもの
◎ピザ生地の材料
・強力粉60グラム
・薄力粉60グラム
・水 60CC
・オリーブ油 大さじ1.5杯
・塩 適宜
◎ピザの具
・サワークリーム/ベーコン/玉ねぎ/お好みのチーズ
レシピ
・大きめのボウルに材料をすべて入れる。
・スプーンでさっくり混ぜ、塊になったら手でよく捏ねる。
・生地にハリが出てきたら、ラップをかけて15分くらい寝かせる。
・ゆとりのある台の上に打ち粉をひき、生地をつぶしながら縦と横に伸ばしていく。
・ピザの形になったら、上にサワークリームを載せる。
・食べやすい大きさに切ったベーコンと玉ねぎ・チーズを載せる。
・200度に温めたオーブンで12分くらい焼く。
ピザ生地を作るとき、レシピに従って「生地を内側から外側へ引き伸ばす」ように上に下に伸ばしていきます。
キッチン台の上で上手く作れない時は、オリーブ油を敷いたオーブンの天板に移動。
天板の端っこ目指して少しずつ伸ばしていくと、上手にピザ生地が広がっていきます。
日本のピザは丸い形が一般的ですが、アルザス地方のピザ生地は長方形や正四角形のピザが主流。
食べるとき人数分に切り分けやすく、インパクトのあるひと皿になるメリットがあります。
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この他にも、アルザス風の薄い生地を作るレシピは幾つかあります。
ピザの縁を、しっかり作る
レシピ通りに作っていても、つい失敗しがちなのがピザの耳。
耳と生地の境目が少ないアルザス風ピザ。
それでも耳をしっかり立ててあげた方が、生地が強くしなやかになります。
折り紙の要領で、生地の端を内側に折り返すように耳を作っていくと、簡単にピザ耳が作れます。
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ベンチタイムは多めに取る
ピザ生地を作ったあと間髪おかずオーブンに入れてしまうと、柔らかすぎて破れてしまう事もあります。
生地を寝かせておく時間は、初めての場合は気持ち長めに。
気温が低い冬の時期は、いつもより少しだけ長めに発酵を。
生地にしまりが出て、よくまとまるようになります。
まとめ
アルザス風ピザのレシピをお伝えしました。
「リッチなヨーロッパ気分を味わいたい」
そんなときは薪窯ナポリピザ フォンターナのピッツァを。
本格ジューシーなひと皿で、ナポリに旅した気分を味わってみて下さい。