2019.07.12
ピザ雑学【スポーツ飯の発祥?】オリンピック選手村の幸せになれるピザ
オリンピックの足音が近づいてくると、気になるのは選手村で出される美味しい食事の話。
世界のスーパーアスリートたちが、どんなパワーフードを大会期間中に食べるのか、その舞台裏を知りたくなります。
あの有名選手も絶賛していたのが、とある大会のピザ。スポ飯発祥のルーツを探るべく、話題の『オリンピックご飯』を追いかけてみました。
本日のメニュー
ジェット機5台分?デカすぎる選手村のレストラン
2016年夏の大会が開催されたのが、リオデジャネイロのオリンピック。筋肉ムキムキのアスリート達が大会期間中に羽を伸ばしたのが選手村と呼ばれる、近未来都市のようなエリアです。
広大な土地の中には宿舎を兼ねた高層マンションが立ち並び、リフレッシュスポットとしてテニスコートやバスケットボールの練習場・ビリヤード場も完備されています。
中でも目を惹くのがジェット機5台分はラクに入る、大きすぎるレストラン。選手やスタッフがいつでも利用できる食堂で、大会期間中は24時間休みなしにオープンしています。
ピザにBBQ、何でもありの大型レストラン
オリンピックの選手村では、ピザにパスタなど人気のイタリア料理を始め、シュラスコやパルミットなどのブラジル料理、フレッシュな果物バーなどありとあらゆる世界の料理が、ビュッフェ形式で並んでいます。
ブースによってはBBQスタイルの料理を楽しめる所もあり、さながら食堂というよりキャンプに近い楽しい雰囲気。水泳の池江里佳子選手もリオオリンピックの食事に対して「まんべんなく栄養が摂れます」とその充実ぶりを大絶賛。
仲良しのアスリート仲間と一緒に、ピザやジェラートなどの美味しいオリンピック飯を楽しんだのかもしれません。
イタリアが発祥?リオの食文化
ちなみにリオデジャネイロがあるブラジルは、イタリアの影響を強く受けたオリジナルの食文化が栄える国。イタリアからの移民が多いエリアで、街の至る所にポップなピザ店やパスタ店を見かけます。
看板メニューの「カルネセッカのピザ」を注文すると、ナポリが発祥と思われる耳の分厚いふっくらピザがお出まし。
カルネセッカはビーフジャーキーを模した肉で、塩辛いアクセントが小麦粉によく合うと、ピザのトッピングとして良く使われています。さいの目に切られたトマトとクリームチーズとのコンビネーションが良く、何枚でもお代わり出来る美味しさです。
リオの選手村では多くのブラジル料理も提供されたようなので、ソウルフードであるカルネセッカのピザも選手村のブースに並んでいた可能性があります。あの有名選手や人気アスリートもブラジル版・ご当地ピザの美味しさに、ハマっていたかもしれません。
東京オリンピックの選手村、ピザはある?
2020年東京オリンピックの選手村では、ピザは提供されるのでしょうか?
選手村で出されるメニューはIOC傘下にある、日本のアドバイザリー委員会で練られます。2019年の11月には全てのメニューが決まり、ナショナルトレーニングセンターの食事も手掛けている日本の大手給食運営会社に伝達されるそうです。
ちなみに契約金額は、脅威の62億円。提供される食事の量は驚きの「140万人前」と試算されています。これはイタリアのミラノの人口130万人より多い数字。改めてオリンピックのスケールの大きさにビックリしますね。
ピザが出る可能性は、極めて高い!
過去の例をチェックしてみると2016年のリオデジャネイロ大会も2018年の平昌大会も、どちらも公式サイトにピザメニューの掲載があります。
東京オリンピックでは「被災地の食材」や「日本産の素材」が多く使われると発表されているので、例えば海苔やワサビなど日本ならではの食材をふんだんに用いた「贅沢なジャパニーズピザ」が華々しいデビューを飾る可能性も…。
大会当日は昨今のヒートアイランド現象も加わって、暑すぎるオリンピックになることが懸念されています。メニュー選びには「暑さ対策も吟味して」と明記されているので、味が変わりにくく調理しやすいピザは、最高のスポーツ飯になること間違いなし。
名だたる有名選手の世界記録を生み出す発祥飯として、その活躍が期待されています。
☆フォンターナのピザで東京2020を応援しよう!☆
東京オリンピックのお祝いムードを楽しみたいなら、人気のイタリアンピザはいかが?
国産やイタリア産の食材をバランス良く取り入れた『薪窯ナポリピザ・フォンターナのピザ』は観戦のお供にもぴったりの「美味しい勝利メシ」です。
家族や会社の仲間・お友だち・親戚の方と一緒にアツアツのピザを頬張りながら、オリンピック発祥の小話などで盛り上がってみてくださいね。
どこよりもアツい、スパイシーな時間をきっと楽しめますよ!