2018.05.08
ピザ雑学【リアルすぎ!】ピザポテト味のカップヌードル、そのお味は?
3分で食べられるインスタント麺といえば、我らがカップヌードル。
小腹が空いたときのお夜食として、昔から愛されている定番メニューですが、なかには『ピザポテト味』といった変わり種の選手もチラリ。
どこまでピザポテトの世界観が再現されているのか、気になるお味を大調査してみました。
ぶっ飛びすぎる、ピザポテト味のカップヌードル
カップヌードルと聞いて思い浮かべるのが、プレーン味やシーフード味・カレーなどの超定番ラインナップ。
誰もが一度は食べたことのある、懐かしいお味なのではないでしょうか。
超定番メニューと一線を画すように販売されているのが、カップヌードル・ピザポテト味。
淡いクリーム色のパッケージには、とろけるチーズの帽子をかぶったトマトのイラストが描かれています。
正式名称は「チーズピザポテトマト味」。
なんとも舌を噛みそうな由緒正しきお名前ですが、モノは試しとフタを開けてみると…予想外に具材がぎっしり。
・情熱的なトッピングにブラボー!
通常のカップラーメンのかやくは、ネギ・たまご・豚のミンチ・海老の『和風ラーメン風』なのに対して、ピザポテト味はトマト・チーズ・キャベツ・フライドポテト・ベーコンの『イタリアン構成』。
トマトの赤、キャベツの緑、チーズの白が、まるでイタリアの国旗のように色鮮やかです。
表示どおりにお湯を注ぎ、待つこと3分。
フタを開けると湯けむりとともに、トマトとチーズの甘酸っぱい匂いがあふれ出します。
かやくのキャベツもお湯を注ぐと青っぽさが引き立ち、まるで本物のバジルのように見えてくるから不思議。
チキンではなくポークエキスを用いているためか、スープはあっさり派というよりじっくり濃厚派。
つるつるとコシのある麺と、トマトとチーズのほろ苦い酸味が意外にもマッチします。
ひと口目はラーメン、ふた口目はポテト、そして三口目は本物のピザの味がしてくるのは…たしかにお見事!
目を閉じるとまるで本物のマルゲリータピザとご対面しているような、キツネにつままれたような異世界の感触に包まれます。
カップラーメンのピザポテト味、ずばり1食205円(税込み)。
ラーメンピザならぬ「すするピザ」を味わいたい方は、ぜひお試しください。
【カップヌードル・チーズピザポテトマト味】
2017年11月発売/全国のストアで展開中
イタリアン度★★★★★
ピザポテト超え?まだある珍・カップヌードル
チキンラーメンの産みの親・安藤百福氏が紙コップとフォークだけで食べられるインスタント麺を…と試行錯誤のうえ開発した元祖カップラーメン。
当初は大衆にソッポを向かれていたカップラーメンは、銀座の一等地に「カップラーメン専用自販機」が設置されるやいなや、一躍ときの人へ。
今では日本のコンビニだけではなく、世界のスーパーでも日本のカップ麺が棚にならぶ時代になっています。
カップラーメンを語るうえで欠かせないのが、レパートリーの広さ。
先ほど紹介したピザポテト味だけではなくラクサ味・トムヤムクン味・味噌味・バジル&オリーブオイル味など…一流レストラン顔負けの屋台メニューがオンパレードしています。
なかでも2016年の発売以来2千万食も爆売れしているのが『リッチシリーズ』。
贅沢とろみフカヒレスープ味・松茸薫る濃厚きのこクリーム味は、通常のカップヌードル194円と比べてやや割高の248円。
高級食材フカヒレと牡蠣や松茸を庶民の味方カップヌードルと組み合わせた、異色のインスタントメニューです。
・プライスよりこだわり、イマドキの日本
ヒットの背景にあるのは、やや高くても人より美味しいもの・贅沢なものを食べたいという、現代日本人の飽くなき探求心から来ているそう…。
なかでもリッチシリーズの購買者はアクティブシニアと呼ばれる、60歳以上の元気な団塊世代が占めているといわれています。
カップヌードルを販売する日清食品ではそんな元気なお客さまを意識してか、糖質50%オフの『ナイスシリーズ』も展開中。
美味しさそのまま、カロリー控えめの体にいいヌードルを売り出しています。
数年前に45歳の誕生日を迎えたカップヌードル、時代の流れにそって大胆にモデルチェンジしていくその革命的な姿は、変わり続ける大切さを私たちに教えてくれているような気がします。
☆人気のカップヌードルの秘話をご紹介しました。
小腹が空いたときのおやつに、ラーメンと一緒に食べたいのが美味しいピザ。
フレッシュな食材を使った信州ピッツァは、あなたの『最高にウマい時間』を応援しています♪
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