いつも食べている冷凍ピザ、少しだけ時間にゆとりのある日は、自分らしくアレンジを加えてみるのもおすすめです。
今回ご紹介するのが、令和にちなんだ『万葉集グルメ』。
日本ならではの調味料にこだわってみると、いざ万葉集の時代にタイムトラベルした気分になります。
自宅にいながら、最高にお得な時間に酔いしれますよ。

令和になって注目度アップ、いにしえの万葉集

2019年春に元号が変わり、平成から令和になった日本。
令和の名付け親が日本で1番古い歌集「万葉集」であったことから、万葉集への注目度が少しずつアップしています。
書店には万葉集にちなんだ書籍や雑誌が並び、万葉集にゆかりの深い九州の大宰府天満宮には連日多くの観光客が訪れるなど、古き良き歌集にあやかった「小さな令和バブル」が花開いているのです。
当時の人たちの思いや暮らしぶりを現代の私たちが覗き見できる、万葉集。
いにしえの人達に思いを寄せながら、万葉集グルメならぬ万葉集ピザを味わってみるのはとてもお得です。

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ピザにも合う、お得なレトロ調味料

難しい和歌の世界を、気軽にお味見できるのが万葉集グルメ。
和歌にも登場するのが、旨味たっぷりの2大調味料です。
個性あふれる古代調味料を味方に付けておくと、今よりもっとお得な食生活を味わえますよ。

◇藻塩
海にただよう海藻から取った塩のこと。
万葉集だけではなく、古今和歌集にも登場する定番の調味料です。
角のない柔らかな甘みが特徴的で、ピザやお握り何に付けても良く合います。

◇醤
日本最古の発酵調味料といわれている、奥深さのあるもろみ。
麦と豆など素材本来の美味しさがぎゅっと濃縮されていて、食べるたびに奥深さが零れます。
少し難しいネーミングなのですが、それぞれ藻塩「もしお」醤「ひしお」と読みます。
藻塩は現代の塩と砂糖を練り合わせたようなピンク色の外観で、醤は八丁味噌に似た茶色のカラーをしています。
藻塩は塩辛い中にもうっすら優しい甘さが残るため、毎日口にしても飽きない美味しさです。
醤は味噌としょう油の中間のような、使い勝手の良いペースト。
繊細な中にもパンチの効いた味わいをしているので、焼き立ての冷凍ピザとも相性抜群です。

万葉集ピザで、ちょっとお得な休日を

藻塩と醤、時間のある方は材料を揃えてお得に手作りしてみるのも良いけれども「もっと手早く済ませたい」という方は、市販の調味料を買って気軽に「万葉集ピザ」を味わってみるのもおすすめです。
藻塩は1袋300円前後から、醤は1パック400円前後からリーズナブルに販売されています。
時間とお金の節約をしたい方は、イチから作るよりこうしたネット通販を利用する方がお得です。

◇「藻塩」は魚や野菜など、淡泊なピザにおすすめ
まろやかな旨味が香り立つ藻塩は、魚介や野菜がたっぷり載ったヘルシーな冷凍ピザと良く合います。
『さつまいもとパンチェッタのカルボナーラピザ』や『信州サーモンとほうれん草のピッツァ』など、ライトなピザに合わせると旨味もアップ。
焼き立てのピザに少量ぱっぱと振りかけてあげると、野菜と魚の香ばしさが引き立ち、いつもと違った風合いを楽しめてお得です。

◇「醤」はサラミやチキンなど、お肉系のピザにおすすめ
ボリュームのある味わいが特徴的の醤。
しっかりコクのある旨味が付いているので、ソーセージや鶏肉など歯ごたえのあるピザと相性が合います。
『辛いサラミの悪魔風マルゲリータ』や『スパイシーソーセージのピッツァ』など、ジューシーなピザの付け合わせにすると風味もアップ。
焼き立てのピザに小さじ1杯程度の醤をちょい足しすると、肉の甘さが引き立ち何とも言えない美味しい香りで包まれます。

☆万葉集の時代から愛されている、藻塩と醤。
食材の美味しさを引き立ててくれる素朴な調味料は、フレッシュな冷凍ピザとよく合います。
小皿に藻塩と醤を少量ずつのせてピザと一緒にテーブルに出せば、令和気分を味わえる万葉風ディナーの完成。
心がほっこり穏やかになる、お得な時間を楽しんでみてください。

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