2020.06.02
【家系ピザレシピ】お魚が苦手な子供にも、西京焼きとチーズのピザ
「体にいいから食べなさい!」鬼のように真っ赤な顔で怒っても、思うように食べてくれないのがお魚料理。骨や皮があって食べにくいせいか、箸がすすまないお子さんも多いようです。
お魚が苦手になる原因のひとつが、生臭いにおい。鼻が敏感なお子さんは、魚に近づいただけで「おいしくなさそう」と顔をしかめてしまうこともあります。
今回はお魚が苦手なお子さんでも、思わずおかわりしたくなる、西京焼きとチーズのピザをご紹介します。見た目の面白さもくわわって、苦手意識をもたずにパクパク食べてもらえますよ。
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本日のメニュー
和とイタリアン、おいしいコラボピザ
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おうちから美味しいピザの写真を送ってくれたのは、cheeer117さん(@cheeer117)さん。舟形のボードの上に、だ円形のピッツァがこんにちは。食べるのが惜しくなるくらい、キレイに作られています。
ピザソースはトマトとにんにく、アンチョビを煮込んだもの。うまみをギュッと凝縮させるために、水分を飛ばしながら煮込んだそうです。チーズの間から見える、赤のソースがおいしそうですね。
こちらのピザのメインは、ぷりぷりの「鮭の西京焼き」。香ばしい西京焼きはフライパンで焼くだけでも美味しいのですが、毎回おなじメニューだと、正直あきてしまうことも…。
お中元でたくさん貰うと、どう消費してよいやら困ってしまうこともあります。白みそベースの西京焼きは、実はクリームチーズと相性が合います。ピザにのせると、劇的においしく味わえますね。
京都の美味しいおばんざいを、現代風にアレンジしてくれたcheeer117さん。お魚が苦手なお子さんでも食べられそうな機転の利いたメニュー、どうもありがとうございました。
絶品・西京焼き、おうちでも作れる?
お中元やお歳暮でいただく機会も多い、魚の西京焼き。高級なイメージがありますが、実はコツさえおさえておけば、自宅でも簡単に手作りすることができます。
ポイントは「白みそを使う」こと。まろやかな白みそさえ用意すれば、簡単に料亭の味を楽しめます。お魚は鮭だけでなく、さわらや鯖・たらなどの白身魚もOK。ある物で気軽につくってくださいね。
◇材料
- お好きな切り身の魚 1切れ
- 白みそ 40グラム
- みりん 大さじ1/2
◇作り方
- 切り身魚は軽く水で洗い、ペーパーで水分をふき取る。
- 白みそとみりんを混ぜて魚の両面にぬり、冷蔵庫でひと晩ねかせる。
- 弱火のフライパンで焼いて、できあがり。
◇コツ・ポイント
- 切り身魚はラップで巻いて、ひと晩寝かせるとさらに濃い味わいに。
- 魚についた白みそを軽くふき取ってから焼くと、焦げにくくなります。
西京焼きは、骨と皮を取りのぞいてフレーク状にしておくと、ピザやパスタ・炒飯・お茶漬けなどにアレンジできてとても便利です。お料理の幅がぐっと、広がりますよ。
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『港町のトマトピッツァ』を食べよう
ピザの本場・ナポリは、港町として有名なところです。ナポリの西にあるポッツォーリという漁港では、毎朝せりがおこなわれて、とてもにぎやか。活気のある声が響き渡ります。
日本のせりは建物の中でおこなわれますが、ポッツォーリの朝市は漁師さんの舟の上で。釣ったばかりの魚はぴちぴちと活きがよく、遠くから買い付けにくるレストランのオーナーも多いそうです。
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マリナーラというピザは「船乗りの」という意味があります。ナポリの漁師さんがよく食べていたので、この名前がついたようです。本場のマリナーラは、トマトとアンチョビだけ。とても素朴です。
フォンターナのマリナーラは、丁寧に煮込んだトマトソースとモラドにんにくが、絶妙なおいしさ。余計な味付けをしていないので、お好みでお魚をトッピングしても、おいしく味わえますよ。