2019.11.02
ピザ雑学【恋するピザ入門】デートで「ピッツァ」を綺麗に発音するコツは?
イタリア旅行に出かけたとき、高級リストランテで注文するとき、「もっと外国語が上手に発音できたらイイのに」と思う日があります。
数多くのイタリアンメニューのうち、簡単そうで実は難しいのが、『ピッツァ』の発音。ナポリっ子顔負けの発音術を、こっそりご紹介します。
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日本人がピザなら言えるのに、ピッツァは言えない理由
読み書きは何となくできても、トークとなると難しい…。イタリア語に対して、このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
英語やフランス語と似ているけれども、独特の表現があるのがイタリア語。ローマ字読みと異なる単語も多く、日本で使われている発音が、そっくりそのまま当てはまらない場合もあります。
例えば誰もが大好きなピザ。イタリア語では【pizza】と書くため、日本語のピザとは言わず、
「ピッツァ」とやや空気を含ませた発音をします。
イタリアでピザを注文したいとき、ピザと発音しても、地域によっては通じない所もあるので注意が必要です。
ピザとピッツァの違い~本場イタリアではどう発音されてる?|ピザブログ
「うまく発音しよう」が喋れない原因に
イタリア語に限らず、日本人は外国語を話すことそれ自体に、苦手意識を持っている人が多いようです。
その理由の1つが、完璧すぎる・マジメすぎるということ。「ボロを出したら恥ずかしい」と思うあまり、緊張して言葉が奥に引っ込んでしまいます。
一言一句もらさず話そうと力むので、ナチュラルな発音にならず、ネイティブの発声と程遠い言葉が出てきてしまうのです。
ピザをピッツァと上手に発音したかったら、少々の失敗はOKと割り切ってしまうこと。
何度か言葉に出して伝えようと努力するうちに、本物らしい表現方法が身に付いてきます。
失敗は成功の母、チャレンジしてみるのが大切です。
ピザは「ピッツァ」では無かった?
イタリア語の【pizza】、お洒落にネイティブっぽく発音するには、どうすれば良いのでしょうか。
日本在住のイタリア人の方たちに協力してもらったところ、驚くべきことに、ピザをピッツァとダイレクトに発音するのは稀なのだそう。
ピッツァと発声すると間延びしてしまうので、「ピィトゥサ」とカタカナ読みするのが、ベストな発音方法なのだそうです。
コツはPの発音
ピッツァのPを読むときは、口を真一文字に結んでおき、「プッ」と息を強く吐き出すように押し出していきます。ピザのピの字に意識を集中させると、アクセントが後ろではなく前に移り、よりイタリア人らしい表現になっていきます。
ピィトゥサの「トゥ」の部分を読むときは、舌を前歯の裏側に付けて、笛を吹く雰囲気で「トゥー」と発声していきます。ピィトゥサの「サ」は、「スー」と前歯のすき間から空気を押し出す要領で、息を軽く吐いていきます。
「ピ・トゥー・スァー」と、リズミカルに発音していくと、よりネイティブらしい表現に落ち着きます。
『ところ変われば意味変わる?!「ピザ」を外国語で表してみた』|ピザブログ
「臆せず話してみる」が上達のヒケツ
イタリア語は、大きく母音と子音の2つの言葉があります。母音と子音の組み合わせで、音を作っていくのがイタリア語です。
最初は取っつきにくく感じてしまう、ピザやピッツァなどのイタリア語ですが、慣れれば慣れるほど「音楽のようなメロディ」に聞こえ、小さな感動を抱くようになります。
言葉を覚えていくたびに、流れるように口からスラスラとイタリア語が出てくるようになり、その楽しさが分かるようになります。
ネイティブに話しかけてみよう
最近では、リトルイタリーと呼ばれる、イタリアの小都市のような街並みが、日本のあちこちでもお目にかかれるようになってきました。
イタリアから移り住んだマスターが経営している、レストランや雑貨店・ピザ屋・リストランテもお馴染みのものになっています。
言葉は生き物のため、「イタリア語を学びたい」と思ったら、臆せず話してみるのが大切。
イタリア人の方とじかに触れ会っていくと、生の発声方法が耳に入ってくることもあります。
幸いイタリアの人たちは、陽気で温かい方ばかり。
「ボンジョルノ」と声をかければ、きっと気さくに会話に応じてくれますよ。
ピザが世界一おいしい国はやっぱりイタリア?日本人観光客にも人気!|ピザブログ
☆イタリア語でピッツァを上手く発音するポイントをご紹介しました。
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