2024.04.30
【簡単レシピ】クリスピーピザ生地の作り方!薄力粉を使った本格技
ピザクラストの中でも、レシピに迷いを感じやすいのがクリスピー生地。お店のようなサクサクの食感を出すのは難しいですよね?
今回はとっても簡単なピザ生地のレシピ~クリスピー編をお届けします。
本日のメニュー
クリスピーのピザ生地作りが難しい理由は?
耳までふっくら厚みがあるアメリカン式、カリカリした土手としっとりした生地が魅力のナポリ式。全体的にボリュームのある、パンピザ。ピザ生地のレシピには、色々な種類があります。
なかでも「チャレンジしたいけれども、作りにくい」と感じるのがクリスピー生地。ほかのピザクラストと比べて失敗しやすい理由は、いくつかありますよ。
◎穴があく!
生地をめん棒や手で伸ばしているうちに、穴が開いてしまったりヨレてグチャグチャになったり、とにかくプロのような薄いピザ生地にできないことがあります。
◎焦げやすい!
トッピング具材をのせてオーブンに入れると、魚やお肉はまだ生なのに、ピザ生地だけ熱がこもり真っ黒に焦げてしまう失敗談も…。炭のような真っ黒ピザに、がっかりすることがあります。
◎サクサクしない!
クリスピーな生地を目指したのに、できあがったのはボリューミーなアメリカンピザ。オーブンで焼いている間に生地がふくらみ、想像とちがうピザになってしまうことがあるようです。
穴が開く、焦げやすい、サクサクしない…。こんな問題をズバっと解決してくれるピザレシピを紹介します。コツをつかめば、クリスピーな生地も簡単につくれますよ。
ナポリピザ生地「ふわふわVSサクサク」どっちが好き?【みんなの声】
かる~いピザのレシピ、クリスピー生地の作り方
「イーストもBPもないけれど、ピザを焼きたい」そんな日には、かるい食感のクリスピーピザがおすすめです。手に入りやすい薄力粉をつかうので、家にある材料だけで簡単にピザ作りができますよ。
下準備 | 17 分 |
調理 | 5 分 |
所用時間 | 25 分 |
分量 | 2 枚分 |
- 300 g 薄力粉
- 1 小さじ 砂糖
- 1/2 小さじ 塩
- 140 ml ぬるま湯
- 2 大さじ オリーブ油
材料
|
- ボウルに薄力粉と砂糖と塩を入れて、ぬるま湯を少しずつくわえる
- 体重をかけながら、なめらかになるまで生地をよく捏ねる
- おまんじゅうの形にして、ラップでつつみ常温で15分ねかせる
- スケッパーで生地を4等分する
- 打ち粉を多めにふった台で、生地をのばしていく
- 余計な打ち粉をはらい、トマトやチーズなど好きな具材をのせる
- オーブントースターで6~7分焼いてできあがり!
- 打ち粉は多めにふると、生地に穴があきにくくなります。そのまま焼くと焦げの原因になるので、オーブンに入れる前に粉をはたくことも大切です。
- 生地をのばすときは、めん棒もしくは手の平で角度をかえながら、上や下、左や右にのばしていきます。中央から外側へまんべんなく広げると、うすいクリスピー生地に仕上がります。
ピザを薄力粉のみで手作りしたらこうなった!気になるそのお味をレポート!
それでも、クリスピーピザ生地が人気な理由
クリスピーピザが人気の理由として、以下の3つが挙げられます。
1.サクサクでパリッとした食感
2.あっさりしているから夜食にも向いている
3.たくさん食べることができる
1つ目の理由は、クリスピーピザの最大の特徴であるサクサクでパリッとした食感が楽しめることです。
クリスピーピザは軽い食感の薄い生地となっているため、食べる手が止まらなくなる美味しさを味わえるので人気があります。
2つ目の理由は、クリスピーピザはあっさりしているため、夜食にも向いていることです。
トッピングの種類やチーズの量によってピザ自体のカロリーは高まりますが、お腹に溜まりにくいので、夜に食べることに抵抗感を持ちにくいです。
3つ目の理由は、ピザをたくさん食べられることです。
クリスピータイプはピザ生地が薄いため、1枚食べたとしてもすぐにはお腹に溜まりません。
食べ放題のお店で元を取ったり、ピザのデリバリーで複数の種類のピザを食べたりしたい場合、クリスピーピザを選ぶと良いです。
【簡単レシピ】薄力粉を使たクリスピーピザ生地の作り方
薄力粉をつかったピザのレシピ、いかがでしたか。品薄の強力粉やドライイーストを使用していないので、おうちにある材料だけで簡単にクリスピーピザが楽しめますよね。
それでも「失敗しちゃった!」というときは、フォンターナの冷凍ピザがおすすめです。「生地はクリスピー?それともパン生地?選べるの?」そうお客さまに尋ねられることも多いのですが…
フォンターナの冷凍ピザは、ナポリ生地のみ♪自信があるからこそ、1種類のピザ生地だけで勝負しています。ナポリピザの特徴は、大きなお耳とサクサク&ふわふわの食感。
クリスピー生地とパン生地の、イイとこ取りをしたような生地になっています。薪をくべた石窯で気合いを入れて焼いているので、時間がたってもとってもおいしいですよ。
「ほんとに美味しいの?」そう思ったら、騙されたと思って、まずは1枚注文をしてみてください。「ピザの概念がかわった!ナポリピザって、こんなに美味しかったの?」そう思えるはずです。
パリパリのクリスピーピザ生地にする方法
パリパリのクリスピーピザ生地にする方法を、以下で紹介します。
【材料】(24cmのピザ4枚分)
オリーブオイル: 50cc
ぬるま湯 :110cc
塩 : 小さじ1
砂糖 : 小さじ1
強力粉 : 200グラム
薄力粉 : 50グラム
【作り方】
本格的なクリスピーピザ生地を作るポイント
本格的なクリスピーピザを作るために大切なポイントを、以下でまとめます。
【本格的なクリスピーピザを作るポイント】
- 下準備でドライイーストを発酵させる。
- 生地がツルッとなるまでしっかりこねる
- 後から水分が足せないため、水分量はやや多めにする
- 生地を焼く時は、オリーブオイルを塗ったオーブンシートの上に乗せて焼く
まず下準備でドライイーストを、15分常温で発酵させておいてください。
20度以下の寒い日は、50度の湯煎にかけて早く発酵させましょう。
生地をこねて約10分間は手につかなく、一まとまりになります。
そこからさらに5分ぐらいこねて、 ツルッとなるまでこねましょう。
また水分量が少なくて、パサついたり、ポロポロでまとまらなくなったりする場合、 後から水分は足せません。
そのため、 水分量はやや多めにしましょう。
またご自宅にある家庭用オーブンの場合は、お店にある釜より温度が低いです。
焼く際にオリーブオイルを塗ったオーブンシートの上に乗せて焼くと、底がカリカリになって美味しくなります。
ピザ生地に強力粉は使わなくてよい?
ピザ生地に強力粉を使わない場合、仕上がりがどんな感じになるのか気になりますよね。
薄力粉だけを使用したピザ生地でも、味自体はとても美味しくなります。
一回オーブンで焼いてからトッピングして、その後さらに焼いているためパリパリした食感を楽しむことが可能です。
生地を薄く伸ばしていけば、パリパリとした食感をより楽しめて、生地のサイズ調整もしやすいピザになります。
薄力粉のみを使用しているピザは美味しいですが、良い点ばかりではなくデメリットも存在します。
それはモチモチ感があまりないということです。
パリパリした食感はかなり強いものの、例え生地を厚く伸ばしたとしてもモチモチ感は弱いです。
生地が厚い状態の場合、お好み焼きのような食感になるので、なるべく薄く伸ばすことを意識してください。
パリパリしたピザお好みの方には、薄力粉のみを使用した手作り生地はとても満足感を感じられます。
しかしモチモチの食感がお好みの方にとっては物足りなさを感じるかもしれないので、その場合はご自宅にある『片栗粉』を少し混ぜることをお勧めします。
🔗【意外と簡単】薄力粉だけでピザ生地を手作りしたらこうなった!
【まとめ】本格クリスピーピザ生地の作り方!
今回は、本格的なクリスピーピザ生地の作り方を紹介しました。
クリスピーピザの生地を作る時は、強力粉を使うイメージが強いですが、強力粉なしでも生地を作ることが可能です。
前述の通り、強力粉なしの場合は薄力粉と片栗粉でピザ生地を作ると、モチモチの食感とパリパリの食感の両方を楽しめます。
記事の内容を参考に、本格的で美味しいクリスピーピザを作ることを楽しんでいただけたら幸いです。