2018.06.07
【自宅でおやつピザ】マンマ風『モンタナ―ラ』をつくってみよう
気持ちのよい青空が広がると、ナポリ市内の公園に現れるのが揚げピザのブース。
揚げたてのピザは口に入れるとカリッと甘く、サクサクとしたリズムが優しいメロディを奏でてくれます。
揚げピザはモンタナーラと呼ばれ、イタリアの家庭ではマンマが良く作る定番おやつのひとつ。
今回は自宅でも簡単にチャレンジできる調理法をご紹介します。
本日のメニュー
自宅で揚げピザ、上手につくるポイントは?
ドーナツとピザの美味しいところを、どちらも堪能できるのがモンタナーラ。
オーブントースターのみで焼くピザを、あえて高温の油で一度フライにするのがモンタナーラ流。
一般的には小麦粉を油で揚げると、油臭くなったり胃腸にモタついたりなど負のイメージが付いてしまいがち…。
高い温度で一気に揚げる揚げピッツァなら、無駄なオイルが自然に削がれるため、さくっとライトな食感を楽しめます。
初心者の方でも、モンタナーラを成功させるポイントは「揚げ油はオリーブオイルを使うこと」「油の温度を200度まで上げること」「フライ返しで上から抑えながら揚げること」の3点。
ちょっぴり気張って良質なオリーブオイルを使うと、不快な油臭さが消えてリッチな風味になります。
また怖がって低い温度のまま揚げていると、ピザ生地に油が染み込みやすく、モタつきのある重たい仕上がりに。
菜ばしの先から勢いよくパチパチ油が飛び跳ねる190度~200度が、モンタナーラの美味しい温度帯です。
温度が上がったらピザ生地を入れ、フライ返しで上から抑えつけながら揚げていきます。
油の量が少ないときはおたまなどで油を掬い、ピザ生地の上から絡めてあげるのもひとつのワザ。
長時間鍋に入れっぱなしにせず、短時間でカラリと揚げると、ご自宅でも美味しい揚げピッツァが完成します。
いざ出陣、モンタナーラを作ってみよう
モンタナーラを作るときに重宝するのが、フォンターナの冷凍ピザ生地。
自然解凍したらそのまま揚げるだけのため、初めての方でも簡単に自宅版・モンタナーラが楽しめます。
フライしたあと、仕上げにオーブントースターで余計な油を落とすため、クセのない仕上がりに。
何枚でもいける美味しさです。
『材料』
・フォンターナの素焼き生地(クリームソース味)1枚
・オリーブオイル 適量
・ピザ用チーズ 25g
・スモークサーモン 35g
・水菜&ルッコラ 適量
『レシピ』
・解凍した素焼き生地の中央部分に、フォークで数か所穴を開けておきます。
・オリーブオイルを入れ200度に温めた鍋に、素焼き生地を入れます。
・フライ返しで抑えながら、表と裏それぞれ1分弱ずつ揚げます。
・新聞紙の上などに置いて、余分な油を吸収させます。
・ピザ用チーズをのせオーブントースターへ。
チーズが溶けたらサーモン&水菜とルッコラを飾り完成です。
☆生地は破裂防止のため、事前にフォークで細かな穴を開けておくとベストです。
仕上げのオーブントースターは、焼き過ぎに気を配ること。
チーズが溶けるサインが見えたら、早めに庫外に取り出しましょう。
ひと口サイズに仕上げたら、モンタラリーノに大変身
完成形の素焼き生地を使うと、初めての方でも簡単にモンタナーラが楽しめます。
素焼き生地をさらに小さく型抜きして揚げると『モンタラリーノ』と呼ばれるミニサイズの揚げピッツァに。
コロコロとしたひと口サイズのため、小腹が空いたときにぴったりです。
お子さんのおやつやお弁当のおかず・サッカー観戦やビールのスナックとしてもオススメです。
今回のレシピはクリームソース味を使いましたが、トマトソース味を使い別アレンジを楽しむことも…。
チーズ+黒オリーブや、焼き鳥+ネギ、魚肉ソーセージ+コーンなど、アイデア次第でオリジナルメニューも自由に広がります。
ご自宅でお友だちや家族と一緒にワイワイ作るのも、楽しい思い出になりそうです。
☆揚げピッツァを自宅で作ろう!おいしい素焼き生地はこちら☆
https://www.pizza-fontana.com/c/pizza/pz044