2017.12.09
ピザの道具アウトドアに最適!ダッチオーブンで旨いピザを作るコツ【キャンプ】
グランピングやBBQの定番アイテムとして、人気急上昇のダッチオーブン。もともとダッチオーブンは、アメリカの西部開拓時代のカウボーイが、短い時間で手早く煮込み料理を作るための道具として愛用していたようです。
深さのあるダッチオーブンは煮る・蒸すなど「煮込み料理」のイメージが強いのですが、種類をキチンと選べば「ピザを焼くこと」もできます。
知っていると鼻高々になれる「ダッチオーブンで、旨いピザを作るポイント」をご紹介します。
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旨いピザを作るダッチオーブン、どんな種類がおすすめ?
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アウトドアの名わき役ダッチオーブン、専門店には色々なタイプが並んでいます。最近は使いやすいステンレス製やセラミック製も注目されていますが、本格的なピッツァを楽しみたいなら「鋳鉄製のダッチオーブン」がおすすめです。
熱の通りが良く、時間が経っても冷めにくい鋳鉄製のダッチオーブンは初心者の方でも簡単においしいピザを作ることができます。素材選びと一緒におさえておきたいのが、ダッチオーブンの形です。
通常アウトドアで好まれているのが、キャンプオーブンやキッチンオーブンなどの、深さのあるすき焼き鍋タイプのダッチオーブンです。
これひとつでカレーやシチューなどキャンプ定番の煮込み料理も作れるため、手始めの一台として活躍してくれます。深さが気になるときは、鍋の底に1枚網を敷きその上にピザを置いてあげると、手が届きやすくなり作業しやすくなります。
キッチンオーブンの扱いに慣れたら挑戦してみたいのが、流行りのスキレット型です。フライパンのような厚みの少ない平たい形をしているため、薄焼きピッツァを作るときにも向いています。
ハンバーグやパンケーキなども素早く焼けるため、1つあると重宝します。
購入したらそのまま…はご法度、ワックスを落とそう!
ピザを焼くときに、必ずおこなっておきたいのが「ダッチオーブンのシーズニング」です。
シーズニングとは平たく言えば「販売時に塗られているワックスを、落とす作業のこと」です。ダッチオーブンは出荷するとき本体がサビて劣化しないよう、多量のワックスを塗っています。
このワックスは万が一口に入れても問題のないよう調整されていますが、それでもそのまま使用すると、微かなワックス臭がピザにこびり付きやすくなります。美味しさが半減するため、面倒であっても一度シーズニングはおこなっておきましょう。
傷が付きにくいスポンジを使い、オーブンの内側と外側・フタを洗っていきます。お湯のみでは汚れが落ちづらいと感じるときは、食器用洗剤を少量つかいゴシゴシ洗います。
水洗いが済んだら、中に何も入れない状態のまま、数分間「空焼き」します。空焼きのプロセスをふんであげると、中に残ったワックスが蒸発しやすくなります。
キッチンペーパーに油を染み込ませ、トングや菜箸を使ってオーブンに油を塗っていきます。
油を塗ったあと、再び空焼きしてシーズニングは終わりです。
シーズニング作業には一定の時間がかかるため、調理の数日前に済ませておくとスムーズです。
仕上がりを大きく左右する、ピザを焼くコツは?
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ダッチオーブンでピザを焼くためには、いくつかのコツがあります。強い火力で焼き上げるダッチオーブンですが、火加減が強すぎるとピザ生地が焦げてしまうことがあります。
ダッチオーブンでピザを作るときには、キッチンペーパーか鉄製の底網を底に敷いて、取り出しやすくしておきましょう。キッチンペーパーや底網を敷くとじんわり熱が伝わり、焦げつきにくくなります。またフタを開け放したままピザを焼くと、鍋の火力が弱まってしまうことがあります。
ピザを入れたらフタをしめ、短時間で一気に焼き上げると、外はカリカリ中はモチモチお店の味に近づきます。
肉や魚などトッピング具材の火の通りが悪いときは、ダッチオーブンのフタの上に火の付いた炭をいくつか置くと、上部からもこんがり火が伝わり、美味しいピッツァが生まれやすくなります。
◎人気急上昇のダッチオーブンで、極上のピッツァを焼く方法をご紹介しました。
もっと手軽にピッツァを楽しみたい方には、薪窯ナポリピザ・フォンターナの冷凍ピッツァもおすすめです。お好みの味をチョイスして、あなた好みのひと皿をお楽しみください。