2017.12.09
ナチュラル生地に早変わり!天然酵母ピザのレシピ
料理好きな女性たちの間で好まれているのが、天然酵母をつかったピザレシピです。
自然界にある酵母のチカラを利用して生地を発酵させる「天然酵母ピザ」は、一風変わったナチュラルな味わいをたのしめます。
早起きした日にチャレンジしてみたい『天然酵母のピザ生地レシピ』をご紹介します。
簡単すぎるピザ生地のレシピ、15分でおウチイタリアン始めよう!
本日のメニュー
天然酵母とイースト菌、その違いは?
【天然酵母】
・フルーツや穀物からつくる
・味に広がりがでる
×発酵に時間がかかる、雑菌の繁殖がしやすい
【イースト菌】
・天然酵母と同じく、自然界にある菌からつくる
・発酵力が強いため、失敗しにくい
・発酵時間が短くてすむ
天然酵母のレシピを知る前に触れておきたいのが、天然酵母とイースト菌の違いです。
天然酵母はフルーツや小麦の酵母菌のパワーを上手につかい、時間をかけてパン生地やピザ生地を膨らませます。
イースト菌はパンに含まれている酵母菌のみをピックアップし、短時間で生地を大きく伸ばす特長があります。
天然酵母は体に良いというイメージがありますが、一概にはそう言い切れないことも…。
天然酵母は発酵させる時間が長いゆえ、雑菌が増えやすいデメリットもあります。
天然酵母もイースト菌も元をたどれば、どちらも地球上にあるナチュラルな酵母菌です。
じっくり時間をかけたいときは天然酵母を、短時間でスピーディに済ませたいときはイースト菌を。
どちらが良い悪いではなく、特性を知って賢く使い分けることが大切です。
バナナや苺でできる、天然酵母のつくり方
天然酵母は、果物や穀物の菌から生まれます。
そのため食材を準備さえしておけば、ご自宅でも簡単に天然酵母づくりが楽しめます。
用意しておきたいのは、フルーツと水だけ。
煮沸消毒したクリーンな瓶を用意して、細かくカットしたバナナや苺・林檎などのフルーツを入れます。
フルーツの皮は捨ててしまう方も多いのですが、酵母菌は皮のそばに潜んでいることが多いためあえて「皮つきのまま瓶に入れる」のがポイントです。
フルーツが浸るくらいの水を注ぎ、少量の砂糖やハチミツを入れ甘さを加えます。
フタを閉めて中身がよく混ざるようにシャッフルします。
酵母菌が活発になるのは25度~30度といわれています。
冷蔵庫に入れてしまうと酵母菌の働きが弱くなり、発酵が進まなくなるため注意しましょう。
直射日光のあたらない場所に置き、1日数回フタを開け空気を適度に入れてあげると発酵も進みやすくなります。
季節によって違いがあるものの、およそ3日から1週間程度で天然酵母ができます。
プツプツとした、シャンパンのような泡が見えたら完成です。
時間があるときにコネコネしよう、基本のピザ生地レシピ
お手製の天然酵母ができたら、さっそく「基本のピザ生地レシピ」に挑戦してみましょう。
イースト菌と比べて発酵時間が長いため、時間に余裕のあるときに作るのがおすすめです。
【用意するもの】(1枚分)
◇強力粉 50g
◇全粒粉 50g
◇水 50cc
◇天然酵母 6g
◇塩/砂糖 少々
◇オリーブオイル 小さじ1杯
1)天然酵母を用意しておきます。ボウルに材料すべてを入れ、よくブレンドします。
2)捏ねた生地をひとつの塊にします。約30度の温かい温度をキープしながら、半日程度寝かせます。
3)寝かせた生地を軽く捏ね、内側のガスを抜いておきます。再び1~2時間休ませます。
4)小麦粉をひいた台の上で、綿棒をつかい生地をのばしていきます。
5)お好みのソースと具材をのせ、250度に温めたオーブンで5分焼き完成です。
フォンターナのトッピング具材で、手づくりピザを楽しもう
薪窯ナポリピザ・フォンターナではお手製の天然酵母のピザ生地と合わせたい、風味豊かなトッピング材料を用意しています。
イタリア直輸入の本格的な材料も多いため、ナポリに住んでいる感覚で手づくりピッツァ作りを楽しめます。
ピザ職人お墨付きの一流食材をプラスして、おかわりしたくなるピッツァを作ってみてください。
【手づくりピザにおすすめ、フォンターナの本格食材】
○やみつきになる美味しさ【トッピングチーズ】○
https://www.pizza-fontana.com/c/topping/tp003
○ワンランク上の大人の味に【生ハム】○
○甘さ際立つ、フルーティな香り【スイートコーン】○
https://www.pizza-fontana.com/c/topping/tp005