2017.06.20
ピザ雑学ナポリピザの「ボスカイオーラ」~名前の由来あれこれ
お友だちや会社の同僚と楽しいピザタイム、おいしいピザの雑学やエピソードを知っていると気心知れた仲間との会話がさらに盛り上がります。
今回ご紹介したいのが、ピザ好きにはたまらない「ボスカイオーラ」。
シンプルながら香ばしい、絶品ピザです。
本日のメニュー
ボスカイオーラは「木こり風」の愛称
ボスコ(bosco)には、森という意味があります。
ボスカイオーラ(boscaiola)はイタリアの言葉で『木こり風』という意味が込められています。
イタリア料理のボスカイオーラは、森でとれた豊かな山の幸きのこを美味しく調理したメニューのひとつ。
ピザやパスタの料理名として愛されています。
ボスカイオーラのピザは、エリンギやシメジ・ポルチーニ・舞茸など好みのきのこに、ホワイトクリームやトマトクリーム・ニンニクを合わせたナチュラルなピザのこと。
きのこの香ばしい風味とカリッとしたピザ生地がマッチし、絶妙なコンビネーションを奏でてくれます。
ダイエット中の女性にも優しいヘルシーなピザです。
ピザがもっと好きになる、極上きのこリスト
ボスカイオーラに欠かせないのは、山の幸きのこです。
ナポリピザと相性のよい、世界のおいしいきのこを集めてみました。
ポルチーニ
日本でも人気の松茸、トリュフと並び『世界三大きのこ』として有名なポルチーニ。
海外でも人気の高い高級食材のひとつです。
イタリア語で「豚のような」という意味合いのポルチーニはふっくら丸いフォルムがコケティッシュ。
新鮮なポルチーニはアーモンドのような馨しい香りがします。
トリュフ
フォアグラとキャビアに続く『世界三大珍味』に代表されるトリュフ。
イタリアの白トリュフは宝石のようと揶揄されるくらい、希少価値が高いものです。
足がはやい白トリュフは、現地でもなかなかお目にかかれない高級食材。
火を加えることで旨みを増す黒トリュフは、ピザやリゾットなどイタリア料理と相性バツグンです。
マッシュルーム
サラダやバター炒め・パスタと相性のよいマッシュルーム。
旨みやコクを感じるグアニル酸が豊富に含まれています。
ホワイトマッシュルームはさっぱり、ブラウンマッシュルームは濃厚な風味が特徴です。
エリンギ
ヨーロッパ南部では古くから親しまれてきたものの、日本でエリンギの栽培がスタートしたのは1990年代に入ってから。
エリンギが国内の食卓に並ぶようになったのも、ごく最近のことです。
軸の部分が長いエリンギは、こりこりとした歯ごたえがユニークなきのこです。
淡泊なテイストのため、和洋中どんな味付けともマッチします。
シメジ
ぶなの木に生えるシメジは別名ブナシメジと呼ばれ、ふさふさした傘が実り豊かなきのこです。
マッシュルームに似た白シメジは、2000年代に品種改良されたもの。
抗酸化作用の高い『βグルカン』を豊富に含んでいます。
インフルエンザや風邪予防として、積極的に頂きたいきのこです
舞茸
平べったい傘が特徴的な舞茸。
平安時代の絵巻物にも登場する、日本人には馴染みの深いきのこです。
食物繊維が豊富に含まれているため、便秘が気になる方にもおすすめです。
ボリュームのある舞茸は、ナポリピザとも相性バツグンです。
ツナ=切り株? ユニークな日本版アレンジ法
木こり風を意味するボスカイオーラ、手に入りやすいツナを切り株に見立てたアレンジレシピもおすすめです。
用意するのは、お手ごろなツナ缶のみ。水分やオイルをよくきったツナ缶をフライパンに入れ、風味づけに白ワインを加えます。
このときツナはフライ返しなどで、余りかき回し過ぎないことがポイント。
混ぜ過ぎないことで、立体感のあるツナの形状を美しく保つことができます。
解凍した薪窯ナポリピザ フォンターナのピザ生地(※きのこたっぷりピッツァ)の上に、加熱したツナをトッピングします。
森のめぐみと海のめぐみがブレンドされた切り株風ピザは、何とも言えない香ばしい風味が特徴です。
山の幸きのこが盛りだくさんのボスカイオーラ。低カロリーで腹持ちもよいきのこは、ダイエットの嬉しい味方です。
薪窯ナポリピザ・フォンターナでは『きのこたっぷりピッツァ』を始めとした、おいしいピザを沢山販売しています。
好みのピザを囲んで、ファミリーやお友だちと楽しい時間をエンジョイしてくださいね。
コメントは受け付けていません。