2017.09.02
ピザの具材ピザに使われる「サラミ」について ~ おすすめサラミを使ったピザまとめ
サラミといえば、ピザのトッピングの代表選手といっていいほど欠かせない食材です。
スライスされたサラミがピザにトッピングされ、焼き上げることでクルンと上向きにカールします。
カールしたサラミの中には肉汁がたっぷりあふれ出し、ツヤツヤとしている見た目はとても魅力的で美味しそうです。
ピザと一緒にサラミ一切れを口の中に入れると、ジュワッ~と油がしみ出してきてお肉感もたっぷり味わえる大満足の味です。
子どもから大人までみんなに愛されている食材がサラミです。
今回はサラミの歴史や製造方法、サラミを使ったおつまみや、サラミを使ったおすすめピザをご紹介したいと思います。
本日のメニュー
サラミはどこで生まれたの
サラミはイタリアで生まれました。
はるか昔の紀元前からイタリアでは豚の飼育が行われており、豚肉の塩漬けや加工品を保存食として作っていました。
自家用の保存食のために作っていたものが、加工品を作る技術がどんどん発達していき、広く販売されるようになりました。
宴会やお祝いの席でのごちそうで欠かせない物として、どんどん多くの人に広まっていったのです。
中世では豚肉の加工品は価値のある物として扱われ、通貨として使われていたといわれています。
サラミはどうやって作るの
サラミは豚の挽き肉に塩、ラード、ラム酒を混ぜたものを腸に詰めます。
腸詰された後は、乾燥と熟成をさせてサラミへと完成するのです。
乾燥と熟成は60日~90日かけてじっくり行われるので、その間にうま味がギユッと濃縮され、深みのあるサラミの味へとつながっていくのです。
豚肉だけではなく、牛肉だけや牛肉と豚肉の合いびき肉で作られることもあります。
また、乾燥熟成する前に燻製にしたり、茹でたりという加工をしてから作ることもあります。
塩だけではなくハーブやスパイスをたっぷりきかせたものもあります。
スパイスのきいたサラミが「ペパロニ」と呼ばれています。
サラミを使ったおつまみ
サラミはそのまま食べてもおつまみになりますが、ひと手間加えて調味料や野菜と一緒に食べたら栄養効果も抜群です。
〇チーズとプチトマトを加えてピンチョスに
サラミとチーズとプチトマトをピックで刺してオリーブ油と塩をかけて食べます。
プチトマトは半分に切った方がピックに挿しやすいです。
チーズは個包装で一口サイズのものが切らずにそのまま使えます。
〇水菜とパルメザンチーズを加えてサラダに
水菜、サラミを適当な大きさに切り、パルメザンチーズをかけて、オリーブ油と塩とレモン汁でいただきます。
水菜のさっぱりした食感とパルメザンチーズとサラミの濃厚な味がマッチします。
〇粒マスタードと黒コショウをまぜるだけ
サラミを適当な大きさに切り、粒マスタードと黒コショウでまぜて出来上がりです。
スパイシーな味がお酒とよく合います。
サラミを使ったピザの種類
〇ディアボラ
イタリア語で「悪魔の」「悪魔風の」という意味です。もとは丸ごと一羽の鶏を使った料理の名前でした。
鶏が手羽や足を広げた姿が悪魔のマントのようだという意味や、香辛料の赤色や辛味が食べた人が火で焼かれたようになるということにちなんで呼ばれたのです。サラミやチキンを具材にして唐辛子などのスパイシーな味付けのピザです。
〇カラブレーゼ
カラブレーゼとは南イタリアのカラブリア州の人のことで、この地域の人は唐辛子をきかせた料理が大好きです。
ピリ辛に味付けをされたサラミやナスが入っていることが特徴で、お酒ともよく合うピザです。
〇カプリチョーザ
イタリア語で「気まぐれ」という意味です。
その日によってメニューが変わることもあるので、何がトッピングされているかお楽しみです。
もちろんサラミがトッピングされていることもあります。
〇アメリカ風のピザ
イタリア人がアメリカに移民し、広がったピザです。
どっしりとした分厚いピザ生地にサラミ、オリーブ、マッシュルーム、玉ねぎ、チーズなどがたっぷりトッピングされています。
まとめ
サラミをそのまま食べても美味しいのですが、他の食材やチーズと合わせると更に美味しくなります。
サラミは店舗にもよりますが、お肉がモリモリ系のピザには必ずといっていいほどトッピングされています。
色々なピザを食べることで、サラミの美味しさをあらためて発見することができます。
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