2017.06.06
ピザの具材ピザに使われる「ブロッコリー」あれこれまとめ
ピザには多くの野菜が具材として使われています。
その中でもブロッコリーが、多くのピザに登場する定番の野菜です。
ピザに合う食感に加え、鮮やかな緑の色あいが彩りを添えます
シャキシャキとした絶妙な歯ごたえは、ピザのおいしさをさらに引きたてます。
そんなピザの名脇役のブロッコリーについてまとめてみました。
ブロッコリーを使ったピザの数々
ブロッコリーは実は苦手な人も多かったりします。
苦味や青くささがどうしても気になることがありますよね。
実はコレ、ゆでてそのままマヨネーズなどにつけて食べると、えぐみが完全に抜けきらないこともあるのです。
でも、ピザの具材として使えば、嫌いな方でも不思議と食べているケースも出てきます。
ピザのように高温で調理することによって、えぐみなどが一気に飛んでしまうからです。
ブロッコリーのビザは、世界で最も有名なピザの一つ「マルゲリータ」に色彩がとっても似ています。
赤いトマトソース・白いモッツァレラチーズ・緑のバジルの葉が、イタリアを代表するナポリピッツァの「マルゲリータ」です。
バジルの葉をブロッコリーに代えれば、同じような色彩のピザになります。
子どもにとって、バジルの個性的な香りが嫌いなケースも多くあります。
高齢者にとっても、なかなかなじめない方もいます。
そんなときこそ、ブロッコリーで「マルゲリータ風」のピザをアレンジするのも、いいですよね。
究極の2択!マルゲリータ・ブォーノVSマルゲリータブッファラ
【ブロッコリーを使った主なピザ】
シーフードミックス:エピ・イカ・ツナマヨのトマトソースにブロッコリーをトッピング=ピザハット
ベーコンとセミドライトマトの太陽のエスターナ:ベーコンとトマトなどの夏野菜にブロッコリーをトッピング=ナポリの窯
タント・ヴォーノ:ブロッコリーを含む野菜を中心としたさまざま具材を盛り込んだ=ナポリの窯
海老とベーコンのクリームグラタン:海老とベーコンのクリームソースにブロッコリーをトッピング=ストロベリーコーンズ
ブロッコリーは、トマトソース系に加えて、クリームソース系のピザにも合うことが分かります。
野菜系の具材のピザはもちろん、シーフード系のピザにも重宝されています。
ブロッコリーは、ピザの具材として万能選手のような感じですね。
そういえば、ブロッコリーはグラタンにも定番の野菜でしたよね。
だからこそ、ピザのクリームソースにも最適なんですね。
ブロッコリーの特徴をまとめてみた
知っているようで本性が分からないブロッコリーの特徴を見てみます。
サラダではよく見かける緑黄色野菜ですが、その正体を知ることでより身近な存在になります。
ピザにおけるブロッコリーは存在感がありますが、果たしてどのような生い立ちなのでしょうか。
その実体に迫ります。
【ブロッコリーとは】
分類:アブラナ科アブラナ属の緑黄色野菜の一種
歴史:イタリアで花を食用としていたキャベツの一種が品種改良されたのが由来とされる
原産:地中海沿岸
食用:開花する前のつぼみの部分の花序と茎の部分
品種:ピクセル・グリーンベール・海嶺・雷鳴・緑笛など
日本の生産地:生産量別に北海道・愛知県・埼玉県・香川県・長野県などの順
ブロッコリーは収穫後、ただちに低温で保存しないと、変色が進んで商品になりませんでした。
このため、低温管理による物流システムが構築された1980年代以降に、生産や消費量が急速に拡大。
安定した品質の確保によって、ピザ業界を含む外食産業に利用されるようになりました。
栄養価も高く、ビタミンB・ビタミンC・カロテン・鉄分も多く含みます。
健康に関心を持つアメリカなどでは、非常に多く消費されている野菜の一種です。