2017.05.29
ピザの道具ピザの味は窯で8割決まる!ピザ窯の種類の違いと窯選びのコツ
友達と出かけてお店で食べるピザ、自宅まで届けてもらいゆっくりと味わうお店の宅配ピザ、どちらもそれぞれ魅力があり、美味しいですよね。しかしこのピザの美味しさ、実は窯で8割決まるということは皆さん知っていましたか?
「どんな窯があるの?」「窯の何が違うと美味しいピザに焼けるの?」
今回はこういった疑問にお答えするために、ピザ窯の種類、そしておいしい窯焼きピザを食べたい方はここに注目してほしい!ということをご紹介したいと思います。
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ピザ窯の種類は? 実は多くの薪窯は共通の構造が
皆さん、普段ピザ窯ってしっかり注目した事はありましたか?
お店などでピザ窯を何度か見かけたことはあると思いますが、なぜこんな形になのか、不思議に感じたことはありませんか。実はピザ窯の多くはドーム形になっているんです。
この窯を横から見ると、調理口が低く、奥に進むほどに高くなります。ではなぜこんなドームの形にしているのかというと、ドームの形というのはピザの調理に理想的な熱の対流を生み出すことができ、これが美味しいピザを焼き上げられる秘訣なんです。
まず、ドームの形にした窯では、薪を燃やすことによって生み出された熱が窯の上部に向かいます。そして、ドームの上部で対流が発生します。この対流が窯でピザを焼くのに理想的な熱分布を生み出します。
この状態で生地を焼き上げると、ピザ生地の外側と中心部が満遍なく加熱され、生地に含まれる水分の無駄な蒸発を抑え、表面はカリッと、そして中はモチモチとした食感のピザに仕上がります。
最近では、小型のドーム型薪窯を自宅の庭に設置して、家庭で薪窯ピザを楽しむ人も増えています。
ピザをより美味しく焼き上げるための薪のヒミツ
皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、木というのはスギ、ヒノキなどの針葉樹とナラ、クヌギ、ケヤキなどの広葉樹に分けることができます。
この2種類の木は薪にした時に違いが出て、針葉樹は着火はしやすいものの、火持ちはそれほどよくありません。その一方で、広葉樹の薪は火がつきにくい分、火持ちがよく、燃やした後に発生するヤニも少ないという特徴があります。
この特徴を持つ広葉樹の薪を使うと、ピザをしっかりと焼き上げることができ、ヤニが少ないのでピザの風味を損なわずにすみます。そのため、私たち薪窯ナポリピザ フォンターナでは、ナラなどの広葉樹を原料にした信州産の薪にこだわっています。
こうしたこだわりの薪と窯で焼き上げることで、自宅で焼いても外はカリカリ、中はモチモチ、そして風味も良いというピザを作り上げています。
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薪を使った窯以外では?ガスや電気の窯も
では薪を使った窯以外ではどんな窯があるのでしょうか。
本格的な薪窯以外では、主流なのはガスを使った窯や電気を使った窯があります。これらの窯はガスや電気を使ってピザを焼き上げるので、なんといっても準備が簡単で、薪なども必要ではなく、手入れの負担も軽くなっています。
こうした手軽にピザを焼くことができることから、小規模な店舗や一般家庭でも利用され、薪窯などの本格的な設備を持てないところで重宝されています。
この辺りのガス窯や電気窯は小さなものであれば家電で販売されているので、気になる方はどんな商品があるかチェックしてみても面白いかと思います。
いかがでしたでしょうか。一口に窯と言っても、実は様々な種類があり、焼くための原料も色々なものがあります。
こうした中で私たち薪窯ナポリピザ フォンターナでは薪窯を使っています。薪にこだわり、一枚一枚職人の手で焼き上げることで、ピザの美味しさを最大限引き出し、その状態でご自宅にお届けする。薪窯ナポリピザ・フォンターナのピザはこれまでの冷凍ピザに対するイメージを覆してもらえるようなピザ作りにこれからもこだわっていきます。