2017.09.07
ピザ海外事情ピザは本来「安い」食べ物。本場イタリアや各国とピザの物価を比較してみました!
日本でのピザの印象は、「高い」ですよね。1枚3,000円以上することの方が多いかも知れません。
ちょっと特別な日の料理というイメージのピザですが、本場イタリアや海外では日常的に食べられているのでお値段もお手頃です。各国ピザの物価がどの位違うのか、調べてみました。
本日のメニュー
日本のピザは世界の中でも断トツで高い!
グラフでは、価格を平等に比べられるように国ごとのピザメニューを並べて、中間価格を反映しています。日本のLサイズピザにあたる31cmピザを基準にしています。
ピザ価格をグラフにすると、日本のピザが断トツで高いことが良くわかりますね。最安値のトルコに比べると4倍近くも差が出るのだから驚きです!
ピザ価格の高い国上位には、いわゆる先進国が並びますが、ピザ大国として知られるアメリカはのピザは安いですね。イタリアのピザ価格がこのグラフにはないので、本場イタリアのピザ価格を調べてみました。
安さに驚愕!本場イタリアのピザの物価
イタリアではピザ1枚につき、お店やサイズによっても左右されますが5~10ユーロ(約560円~約1100円)が平均だと言われています。本場ナポリでは3.5ユーロ(約390円)が相場なのだとか。
ちなみに、イタリアでビックマックを購入すると5ユーロちょっとなので、美味しいピザ1枚=ビッグマックと同じ値段という訳ですね。日本では1,000円札2枚以上出さないと美味しいピザが食べられないのに…。
イタリアは美味しいピザ作りに欠かせない良質な小麦やチーズの原産国なので、お得な料金でピザを安く提供できるのかも知れません。
第2のピザ大国、アメリカのピザ物価
イタリアのピザはシンプルでさっぱりとしたものが多い印象ですが、アメリカのピザと言えば、チーズタップリ、ボリューミーなピザが思い浮かびます。
アメリカのピザ相場は、大きさや、どの位ゴージャスな具材を使用するかにもよります。日本でいうMサイズでシンプルなピザであれば1,200円~1,500円でチップを含めて2,000円以下でたのしむことが出来るでしょう。
アメリカではピザが日常的に食べられていること、いわゆるファストフードが人気であること、ピザ人気によりピザ会社同士の価格競争が激しいことなどが幸いし、日本よりも安いピザを楽しめるようですね。
ちょっと意外な国、ポーランドのピザ価格について
私の知り合いにポーランド人がいるので、現地のピザ価格について聞いてきました。購入するお店によっても違いますが、チェーン店ではなく地元のお店で購入すれば2人前500円、Lサイズで800円。
ドミノピザの値段はLサイズで1,000円~1,300円。ポーランドもかなりピザが安いですね。
ただし、月給が10万円程度なので(地方だと6万円)で物価は日本1/3が基本です。額面は安いですが、平均給与を考えると高級な食べ物になるのかも知れません。
上グラフは額面を比べた結果ですが、国ごとの平均給与も違うので、額面以外の要素も加味するもう少し違った結果のグラフになるのかも知れません。
まとめ
世界のピザ価格事情を見てみましたがいかがでしたでしょうか?日本のピザはとにかく高いことが良く分かりますよね。
「もう少し他国を見習ってピザの値段が下がらないだろうか…」と考えてしまいます。チーズ、オリーブ、素材にこだわるならばトマトや小麦粉も輸入しているので、値段が高くなってしまうのは仕方のないことなのかも知れません。
日本のピザは高いけれども、だからこそパーティーシーンに登場すると嬉しい食べ物でもあります。同じピザをみんなで分けて食べることが出来るのも、ピザの醍醐味です。
高いからこそ楽しめるピザの良さもあるのでは?以上、各国のピザ価格調べでした!