2017.09.07
ピザの具材ピザ職人が厳選して選ぶピザの具材、選び方まとめ
お家で作るピザとピザ職人によってつくられたピザの味わいが全然違うのはナゼ?と疑問に思ったことはありませんか?
ピザ職人は窯を使ってピザ焼き上げるので香ばしさの点では、どうしても勝てません。
ただし味に関しては、具材を丁寧に選び抜くことで本物の味わいに近づけることができますよ。
本記事では、本当は秘密にしておきたい、ピザ職人直伝の具材の選び方をご紹介しちゃいます!
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基本のトマトソースの具材選び
ピザの本場イタリアでは、フレッシュなトマトではなく、水分調整のしやすいトマト缶を使用するケースが多いです。
有名なトマトソースは「サンマルツァーノ種」が多いですが、一部ではポモドリーノという小さなトマトを使っているところもあります。
日本のピザ屋さんではイタリアから輸入したトマト缶を使用することもあれば、国産のトマトを凝縮してソース状にし、バジル、オレガノなどの香辛料で味付けをしてオリジナルソースにすることも多いです。
出来合いのトマト缶には、トマト・オニオン・ガーリックで味付けをしたシンプルなもの、既にバジルなどの香辛料を加えて味を調えているもの、魚介のダシを入れたものetcなど様々な種類があります。
香辛料を使った味付けに自信があり、作るピザに合わせてトマトソースの味わいを変えたいという方であれば、シンプルなソース。
パパッと本格的なピザを作りたい方は調味済みのソースを使用すると良いでしょう。
ナポリピザのチーズの選び方
イタリアには300種類を超えるチーズがあり、すべてが厳しい法律により製造方法などを規定されています。
本場イタリアの味に近づけるためには、イタリア産のチーズを使用したピザを作ってみてください。
本場ナポリでピザに使用されるチーズの種類は以下になります。
基本的には、これ以外のチーズは使わず、さっぱりとした味わいのピザが好まれます。
・カンパーニャ産もしくは認定された(DOPマーク取得の)モッツァレッラチーズ (水牛乳のブーファラ が 牛乳のバッカ)
・パルミジャーノチーズ or ペコリーノチーズ
こってりとした味わいが好きな方であれば、マリボーチーズ 、 ゴーダーチーズ、チェダーチーズをブレンドして組み合わせると、濃厚な味わいになりますよ。
チーズのプロが教えるピザの作り方~チーズのプロ、雪印や明治乳業といった乳製品の大手メーカーのおすすめのピザの作り方を紹介
オニオンの選び方
本場イタリアのピザを鮮やかに彩る玉ねぎ「Cipolla Rossa di Tropea」をご存知でしょうか?
トロペアと呼ばれる南イタリア、カラブリア州ティレニア海に面した街で生産されている、赤玉ねぎです。
上質な甘みがあり、なんとジェラートとして販売されることもあるんですよ。
本格的なイタリアレストランでは、トロペア産の輸入赤玉ネギを使用することもあります。
ご家庭では入手が難しいと思うので、甘味のある美味しい玉ねぎを選ぶことが本場の味に近づくポイントになります。
・腰高でかたく丸々と太っている
・首と根の部分がぎゅっと締まっている
・重みがあり、硬く引き締まっている
上記3点を確認して、みずみずしく、甘く美味しい玉ねぎを選んでみてくださいね。
アンチョビの選び方
イタリアでは、アチューガ(トマト・ガーリック・オリーブ・アンチョビ)、ポモドーロ ヴェルデ(モッツァレラチーズ・グリーントマト・アンチョビ)、パターテ(じゃがいも・ハラペーニョ・アンチョビ)と呼ばれるアンチョビをトッピングしたピザが有名です。
美味しいアンチョビはピザの風味を奥深いものにしてくれます。
美味しくないアンチョビを選択すると塩辛く、小骨が目立つ他、クセや臭みがあるのでピザの味を台無しにしてしまうので注意しましょう。
イタリア産、日本産に拘わらず、口コミでユーザーの声を確認できる評判の良い品をチョイスしてみましょう。
ピザに使われる「アンチョビ」について ~おすすめアンチョビを使ったピザまとめ
まとめ
本場イタリアのピザは、至ってシンプルなものが多いです。
本物の味に近づけるということで、こだわりたい食材に焦点をあてて選び方を紹介しました。
シンプルだからこそ、具材の味でピザの印象そのものが変わってきます!
ぜひ、ご自宅でピザを作る際には本記事の内容を参考にして、ピザ職人顔負けのピザを振舞ってみてくださいね。
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