2018.05.18
ピザの具材ブルーチーズ嫌いも認めた、ホントに旨いゴルゴンミエーレとは?
食わず嫌いとは言わないまでも、ブルーチーズの青臭さがどうしても受け付けられない…という方は意外にも多いのではないでしょうか。
青カビ系のチーズが苦手な方でも「食べやすい♪」と嬉しい声をいただいているのが、フォンターナのゴルゴンミエーレピザ。
ブルーチーズの王さまゴルゴンゾーラと蜂蜜が上品にマッチし、リッチな品格を醸し出してくれます。
今回はブルーチーズのクセが苦手な方でも食べやすい、ゴルゴンミエーレのアレンジ法をご紹介します。
ツウな暮らしのヒントにしてみてくださいね♪
なぜ苦手?日本人にブルーチーズ嫌いが多いワケ
とあるワインバーを経営されている方に話を伺うと、「ブルーチーズはNG」と話すお客さまが日本にはとても多いのだそう…。
ひと口に苦手と言っても、そもそも乳製品があまり好きではないというタイプと、チーズ全般は大好きだけれどもブルーチーズだけは遠慮したい…というタイプに分かれます。
なかでもブルーチーズ嫌いの方が打ち明けるのが「食べ物とは思えない、強烈な臭いがダメ」というもの。
・あまり感じたことのない「匂い」が原因
そもそもゴルゴンミエーレに使われるゴルゴンゾーラなどのブルーチーズは、青カビを繁殖させて作り上げるもの。
老舗のチーズ工房では数カ月程度じっくり寝かせながら、おいしい熟成を待ちます。
乳白色のチーズにストライプ状の青カビが描かれていくデザインは、欧米では芸術品のように美しいと絶賛されます。
モノによっては1キロあたり、5千円を上回るプレミア品も生まれます。
いっぽう青カビを食べる風習のない日本では、ゴルゴンゾーラ特有の香りが敬遠されてしまう一面も…。
青カビのぷ~んと鼻につく熟成した香りは、納豆やくさやとも異なり「日本ではあまり嗅ぐことのない種類の匂い」のため、食べる前から食わず嫌いになってしまう方も多いようです。
脱食わず嫌い!ゴルゴンミエーレが3倍おいしくなるマジックとは?
イタリアでもっとも美味しいチーズの座に君臨するゴルゴンゾーラ。
最高級ブルーチーズを使ったゴルゴンミエーレを、食べる前から諦めてしまうのは正直もったいないもの。
塩気のある濃厚なブルーチーズは小さなひと手間を加えるだけで、グンと食べやすい食材に変身してくれます。
▽&さっぱりレモン
海外産だけではなく、甘みのある国産レモンも市場に多く出回っています。
フレッシュな国産レモンが手に入ったら、ぜひ試して欲しいのがゴルゴンミエーレ×レモンの掛け合わせ。
焼き立てのピザにしゅっとレモンの搾り汁をかけると、ブルーチーズの臭みが消えまろやかな香りに変化します。
レモンの甘さがブルーチーズの塩気を和らげてくれるため、初めての方でも挑戦しやすい味わいに。
余ったレモンの皮を細くスライスして添えると、洋風のおやつのようになります。
▽&つややか苺
小粒の苺を摘むチャンスがあったら、アツアツ焼き立てのゴルゴンミエーレにトッピングを。
コクのあるブルーチーズと艶っぽい苺、いいマリアージュを奏でてくれます。
生の苺が購入しづらいときは、冷凍タイプのミックスベリーを代用してもOK。
クランベリーやラズベリーなど旨みの強い果実は、パンチの効いたブルーチーズととても良く合います。
フルーティな香りがゴルゴンゾーラの苦味と匂いを消し去ってくれるメリットもあるため、スイーツ感覚で味わえるピザです。
▽&ビターチョコ・マシュマロ
ヨーロッパの高級チョコレート店でブームとなっているのが、チョコ&チーズの意外すぎる組み合わせ。
このブームにあやかって挑戦してみたいのが、ビターな辛口チョコとブルーチーズをミックスさせるレシピです。
板チョコレートを適当な大きさにカットしてピザの上に散らし、オーブントースターの中へ。
炎から出すときには、チョコレートがじゅわっと溶けて、美味しい香りがキッチン中に広がります。
青カビの個性的な臭いもチョコが緩和してくれるため、マイルドで飽きのこない味へ。
チョコレートと一緒にマシュマロをトッピングしても、美味しく味わえます。
☆オツなゴルゴンミエーレの話に酔いしれたら、薪窯ナポリピザ・フォンターナの『ゴルゴンゾーラと蜂蜜のピッツァ』を。
蜜のような上質はちみつと、甘酸っぱいブルーチーズがクセになります♪