2018.02.17
ピザの道具マイピザ釜も夢じゃない?予算5万円以下でつくるDIYレシピ
世界にたったひとつだけ、オリジナルのマイピザ釜が自宅や別荘にあると、カリッふわっ最高の食感に出会うこともできます。
今回ご紹介するのが『予算5万円以下で作れる、リーズナブルなピザ釜』の大特集。
大人の自由研究キブンで、夢のようなアウトドア冒険に出かけてみましょう。
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ピザ釜レッスン1)耐火レンガを用意しよう
マイピザ釜づくりに必要なのが頑丈な耐火レンガ。
耐火レンガはホームセンターにて、1個350円前後で販売されています。
小さな釜を作る場合でもレンガは最低40個~50個程度は必要になります。
コストを抑えたいからと安い通常レンガやモルタルで組んでしまうと、400度を超える熱風にやられてしまい故障やトラブルの原因にもなります。
40~50個で1万4千円から1万7千円くらいかかりますが、重要なDIYグッズのため丁寧に素材を吟味しておきましょう。
耐火レンガを並べる前に、土台を確認します。
火に強い鉄製のテーブルがあればベストなのですが、無い場合は屈強なベース作りを。
しっかりした土台が無いと、火事のリスクもあり安定したピザ作りが出来にくくなってしまいます。
ベース作りに最適なのが、工事現場や住宅の壁でよく見かけるコンクリートブロック。
ブロックはネット通販などで、1個100円程度で安価に購入できます。
地面にブロックを6個~8個程度敷くことで、土台として十分なスペースを確保できます。
ピザ釜レッスン2)釜デザインに組み立てていこう
プロが使っているピザ釜の多くが、帽子や橋のようななだらかなアーチ型。
ドーム型に組み立てられた薪窯は火の通りが早く空気の流れも良いため、美味しいピザをたくさん焼くことができます。
理想的なアーチ型をデザインするのはとても難易度が高い作業のため、ここはあえて初心者でも作りやすい「箱型」へシフトし製作していきます。
作業の前に手を保護する軍手やグローブをはめて、製作スタート。
レンガはザラザラの面を下に、スベスベしている方を上にして並べていきます。
同じ向きに並べるとやや不安定になるため中央部分は縦に、端は横向きに隈なく並べることがポイント。
2段目は馬の蹄や野球ベースのように、やや窪みをつけながら囲みを作っていきます。
重ね合わせるレンガ同士のすき間があると空気漏れの原因になります。
火力が弱くなりピザの美味しさが半減してしまうため、できるだけすき間なく詰めていきましょう。
3段・4段も2段目と同じラインで積み上げていきます。
乱雑に組み立てると崩れる危険があるため、慌てず落ち着いて作業することが肝心です。
ピザ釜レッスン3)屋根になる天板を載せよう
レンガの横部分を積みたてたら、最後に箱のフタ部分を載せます。
天板はスチール製もしくは大判の耐火レンガを使います。
天板は重たく一度載せると手直しが難しいため、載せる前に全体のボリュームを必ずチェックします。
レンガの上下が乱れている部分は、このとき細かく直してあげましょう。
一番奥の部分はすき間が出来やすく空気が逃げやすいため、ややレンガを内側にセッティングし直してあげると火持ちがよくなります。
大判の耐熱レンガをてっぺんに1枚~2枚並べ、堂々の完成です。
【マイピザ窯・費用の目安】
・耐火レンガ 1万4千円~1万7千円
・コンクリートブロック 600円~800円
・天板 8千円~1万2千円
合計 ¥2万2千円~3万円
合計3万円以下で、お手軽に完成させることができるお手製のピザ釜。
この他にも薪代・ピザの材料代など細かい諸経費がかかりますが、ざっくり見積もっても4万円や5万円以下。
ナチュラルな空気に囲まれてお手製のピザ焼きは、お金では買えない贅沢さがあります。
<マイピザ釜の注意点>
・燃えるものが無い場所で作る
・水蒸気爆発に気をつける
愉快なDIYを試すときは、広々としたスペースを確保することも大切です。
燃えやすいものが周辺にあると、火災の危険もあります。
いらない物は片付け、万が一に備えてバケツに汲んだ水も用意しておきましょう。
また今回ご紹介したのは、セメントで固定しない簡単な方法です。
お子さんのケガを防ぐため、使用したあとは放置せず解体まで丁寧におこないましょう。
耐火レンガは便利な反面、水に濡れたまま火を付けると水蒸気爆発を起こすリスクもあります。
購入した耐火レンガは野ざらしにせず、雨に濡れないようビニールシートでくるむ・室内で保管するなど徹底的なケアも大切です。
ルールを守ってお友達や恋人と、愉快なアウトドアシーンを満喫してみてください。
【マイピザ釜におすすめ、フォンターナの本格ピッツァ】
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