冷凍ピザは頼もしいストック食材のエース級で、人気が上昇中です。
簡単に調理することができ、老若男女を問わず、まず嫌いな人に出会ったことがありません。
保存が利く冷凍ピザは、食事にもおやつにもなり、多忙な方にも最適です。
最近ではキャンプなどのアウトドアフィールドでも、大活躍しています。
冷凍ピザ初心者に向けて、役に立つノウハウをまとめました。

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実はトリビア！冷凍ピザには伝統がありました

冷凍ピザというと、その誕生は最近のような気がします。
しかし、歴史はかなり古く、日本のピザ業界の主力を担ってきた、といってもいいぐらいです。
アメリカの大手ピザチェーン店や宅配ピザが、日本に上陸する前から冷凍ピザが販売されていました。
1972年にアジアで初めて開催されたオリンピック・札幌大会の1年前のことでした。

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【日本のピザ年表(抜粋)】

1944年(昭19)：日本初のピザをカンチエミ・アントニオ氏が神戸のイタリア料理店で提供
1956年(昭31)：東京・六本木にピザハウス「ニコラス」が開店
1971年(昭46)：雪印乳業が冷凍ピザの販売を開始
1973年(昭48)：東京・赤坂にアメリカ大手チェーンの「シェーキーズ」日本1号店が開店
1974年(昭49)：雪印乳業、明治が自社生産の冷凍ピザの販売を開始
1985年(昭60)：東京・恵比寿に宅配ピザの「ドミノ・ピザ」日本1号店が開店

出典：ピザ協議会http://pizzakyogikai.gr.jp/

こうしてみると、冷凍ピザの歴史があったからこそ、今日の国内のピザ業界活性化につながった、との見方もできます。
1971年の雪印乳業の冷凍ピザの販売によって、ピザが広く国内に浸透していきました。
その状況を見ながら2年後にアメリカ大手のピザチェーン店「シェーキーズ」が、日本に初上陸しました。
国内のピザの貢献度から見ると。冷凍ピザの果たした役割はけっして小さいものではありません。
冷凍ピザの誕生によって、ピザは特別な食べ物ではなく、誰でもいつでも気軽に食べられる“国民食”のように存在になりました。

冷凍ピザは年々、進化を遂げる“スーパーフード”

冷凍ピザは大手食品メーカーが、冷凍食品の中でも主力商品に位置付けています。
その証にほかの冷凍食品に比べて、新商品の開発頻度、ラインナップが豊富です。
最近の傾向として、実はコンビニのオリジナル冷凍ピザも格段の進歩を遂げています。
コンビニは非常に便利で、急にピザを食べたくなったときにも重宝します。

▽コンビニの冷凍ピザ

セブンイレブン　：ピッツァマルゲリータ(25cm・税込598円)など全4種類
ローソン　　　　：ピッツァマルゲリータ(20cm・税込278円)
ファミリーマート：トマト感じるマルゲリータピッツァ(15cm・税込298円)など全2種類

▽大手食品メーカーの冷凍ピザ

伊藤ハム　　：ラ・ピッツァシリーズのマルゲリータを含め5種類をランナップ
ニッポンハム：牛カルビ焼肉ピザ
マルハニチロ：レンジミックスピザなど10種類をラインナップ
meiji ：焼きあがりが待ちどおしい 十勝産チーズのマルゲリータなど6種類をラインナップ

※商品展開は予告なく変更する場合がある

このほかに、円形の成形された冷凍のピザ生地もあります。
自分で好きなソースや具材をトッピングして、手作りするのもいいですよね。
お子さんがアレルギー体質の場合にも、これなら安心です。
手作りピザは生地作りに若干の技術が入りますが、冷凍生地があればほぼ失敗することなく、おいしく出来上がります。

究極の２択！マルゲリータ・ブォーノVSマルゲリータブッファラ

最近ではアウトドアでも冷凍ピザが大活躍しています。
冷凍生地を持参して、現地で食材を購入して、オリジナルのピザをつくります。
これなら手軽に簡単にピザを屋外で楽しむことができます。
フルーツやチョコレート、生クリームなどでデザートピザをつくれば、子どもたちが大喜びします。
最近のアウトドアの調理器具に、パンも焼くことができるダッチオープンがあるので、これを利用してピザを焼きあげます。

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