2017.06.24
調理のヒント家庭で簡単にできるピザをレンジで調理?~レンジでの取扱いは要注意!まとめ
多くのご家庭のキッチンに1台はあって、スピーディに食材の温め・調理・スチームをおこなってくれる電子レンジ。
安いものでは5千円程度で購入できる商品もあり、私たちの暮らしを支えてくれるキッチン家電のひとつになっています。
早い・安い・お手軽なレンジ調理ですが、扱う食材の相性によって風味やおいしさを下げてしまうこともあります。
薪窯ナポリピザ フォンターナの冷凍ピザをもっとおいしく味わうために、レンジ調理の取り扱い方についてご紹介していきます。
本日のメニュー
なぜ温まる?電子レンジの仕組み
レンジにはマグネトロンと呼ばれる、電子波を出す装置があります。
マグネトロンから1秒間に億単位のマイクロ波が出て、食材に含まれる水の分子に働きかけます。
このとき水の分子同士がリズミカルに踊り出すことにより、摩擦熱が発生。
こすり出された摩擦熱によって、食材自体を温めることができます。
Qレンジと冷凍ピザ、相性は良い?悪い?
・A相性は△、加熱のしすぎにご注意を!
レンジに冷凍ピザを入れて調理したとき「ピザ生地が固くなりすぎて困った」「水っぽくなり、味が薄く感じた」「温かいところ、冷たいところの加熱ムラが気になった」このような残念な感想をもったことはありませんか。
レンジで長時間冷凍ピザを温めていると、ピザ内部の水分が蒸発しやすくなり、おいしさの素が失われてしまうことがあります。
オーブントースターやグリルのように外部の熱で温めるのではなく「食材そのものの摩擦熱を利用するレンジ」は、使い方ひとつで風味や味を損ねてしまうことがあります。
食材にマイクロ波をあてて摩擦熱を発生させるとき、電磁波はレンジ内の色々な方向に乱反射します。
このときターンテーブルに載せた食材の厚さ・形状によっても、温まり方にちがいが出てきます。
レンジで冷凍ピザを解凍したとき、熱しすぎて固いパーツや生温かい箇所が発生してしまうのは、食材にマイクロ波をプラスすることにより「食材そのものの旨みや水分量を変化させてしまう」レンジならではの特性があるからです。
デリケートな冷凍ピザを加熱するときは、レンジの温度や時間設定に気を配ることがポイントです。
フォンターナの冷凍ピザ、自然解凍&オーブントースターがおすすめ
ご家庭の電子レンジの強設定では、平均して500W~700Wもの熱量が使われます。
スピーディだからとレンジで冷凍ピザを一気に温めてしまうと、水分と油分のバランスが崩れてしまい、ピザの命でもある旨みやジューシーさを逃してしまうことがあります。
焼き立てを急速冷凍させたフォンターナの冷凍ピザは、旨みやコクの絶妙なバランスを計算し販売しています。
陽気なナポリの味を家庭の食卓でおいしく再現したいなら「電子レンジのみの使用」は避けておくのがおすすめです。
薪窯ナポリピザ・フォンターナでは、食材そのもののナチュラルなおいしさを際立たせる「自然解凍」をおすすめしています。
電子レンジを使用する際は「レンジの弱(200W)で3~4分温めてから、オーブントースターで約5分加熱する」と旨みたっぷりのナポリピザと出会えます。
オーブントースターで加熱する前に、ピザの耳部分に霧吹きで少し水をかけ、アルミホイルで縁を包んで焼くと、よりふっくら仕上がります。
【フォンターナのピザ、美味しい召し上がり方】
■ステップ1
ピザの中央部分が溶けるまで、自然解凍にて約2~3時間まつ
■ステップ2
オーブントースターで、約5分。チーズがグツグツ溶ければ完成!
この他にも・・・・
・早く召し上がりたいときは、電子レンジ弱(200W)で約3~4分チン、スピーディに解凍できます!
1 解凍後、220度のオーブングリルで約6~7分加熱し仕上げます。
2 解凍後、テフロン加工のフライパンに大さじ1杯のオリーブオイルをイン、蓋をし約3~4分弱火で加熱、チーズが溶けたら蓋を開け強火で5秒ほど焼き上げます。
3 解凍後、少し温めた魚焼きグリルで約3~4分加熱し頂きます。