2017.12.23
ピザの道具家庭用の『保温庫』、ピザケースとして使えるの?
見た目はコンパクトな冷蔵庫…けれども扉をあけると、意外にも生温かい温風がピュウピュウ。
夏場は冷たいジュースやビールのミニ冷蔵庫として、冬場はお弁当や肉まんなど、温かい食べ物の保温ケースとして。
1メートル以下のミニサイズの冷温庫や保温庫が、密かな話題を呼んでいます。
小さな保温庫や冷温庫は「冷凍ピザ専用のケースとしても使えるのか」その実力に迫ってみました。
本日のメニュー
小さいけれどもパワフル、保温庫って何モノ?
・1万円以下で購入できる
・冷蔵庫より省スペース
・クールとホット両方使える機種もある
・シガーソケット対応型なら、マイカーでも使える
保温庫のメジャーな価格帯は、6千円~1万8千円程度。
機能性をあまり追求しなければ、1万円以下のプチプライスで購入することもできます。
数万円する冷蔵庫と比べて手の届きやすい価格帯のため、子ども部屋・寝室・書斎にプラスワンするご家庭も増えているようです。
小さなものであればデスクの上、車の中に置くこともできるため、無駄なスペースを取らずにすみます。
多くの機種が保温ケースとしてだけではなく、 クールな冷蔵機能もそなえているためオールシーズン使えます。
シガーソケットから充電できるタイプも販売されているため、実家への帰省や旅行など遠方へのドライブにもおすすめです。
【検証】保温庫はピザケースに代用できるの?
アツアツの焼き立てピザをちょうど良い温度で保ちたいとき「保温庫が使えるのか」気になることがあります。
市販されている保温庫の大きさは4L・8L・25L様々なタイプがあります。
スモールサイズの4Lは、500mlのジュースが約4本入る激セマサイズのため、通販ピザの保温には適しない大きさ。
8L型は500mlのペットボトルがかろうじて約6本入る大きさのため、本気でピザを入れようと思うのなら「20L以上のケース」が向いています。
保温庫は、平均50℃~60℃の温かさに設定されています。
オーブンやグリルから出したばかりのアツアツな温度とまではいかないものの、人肌程度の温かさにキープできるのが保温庫の利点といえそうです。
容量があるゆとりあるタイプを選べば、通販ピッツァもラクラク収まります。
焼きたてをスグ食べられないとき、一度に全部完食できず後でジックリ味わいたいときは、「ピザケース代わりに保温庫を使うこと」は可能なようです。
ケースが無くても大丈夫、ピザの保温テクニック
ピザケース用にわざわざ保温庫を買わなくても、そのほかの方法で賢く「ピッツァを保温する方法」もあります。
その1「市販の保温剤をつかう」
ひとつは「市販の保温剤」をうまく使うテクニックです。
保温剤とは、カイロのような四角い形状でできているパックのこと。
内部に発熱する素材が含まれているため、電子レンジで数分温めるだけで約5~6時間温かさを保ってくれます。
たとえば出来たてのピッツァをハイキングや運動会・キャンプで楽しみたいとき、お出かけ前にバッグの底に2~3個保温剤を入れておけば、ランチタイムにホットな食事をいただくことができます。
保温剤は1個600円と少し割高ですが、何度も繰り返しチンして再利用できるため、意外にもコスパのよい商品です。
その2「発砲スチロールをつかう」
お手製の保温庫を作りたいときは、発砲スチロールを使うのもアリです。
発砲スチロールは大きなスーパーや魚屋さんなどでお願いすると、運が良ければ分けてもらえることもあります。
発砲スチロールは熱を逃しにくい素材で作られているため、一時的にピザケースとしても代用できます。
保温効果を高めるために、発砲スチロールの底に布やアルミホイルを敷いておきましょう。
ピザの上部にももう一枚アルミホイルを覆ってあげると、すき間から熱が逃げにくくなります。
1~2時間程度であればクールダウンしないため、冷えたピザ特有のパサつきも軽減されます。
その3「割り切って、焼きたてをいただく」
保温庫が無いのなら、発想を変えて「焼きたてをその場でいただくこと」も、美味しく食べるコツです。
濃厚な小麦の香りがつまったピッツァは、やはり焼き立てがイチバン。
グツグツ煮えたチーズと具材が、食欲を誘ってくれます。
誰よりも美味しい時間を味わいたいのなら保温方法にこだわるより、焼きたての新鮮さにこだわる方がおすすめです。
薪窯ナポリピザ・フォンターナのピッツァは薪窯の香りを詰め込んで、ご自宅やオフィスまでお届けしています。
良質な小麦粉とチーズをつかいコクのある味に仕上げているため、時間がたっても美味しいと評判です。
次はあなたの舌で、魅惑の味をお試しください。