2024.08.30
調理のヒントピザの温め直しはオーブンかフライパン!電子レンジはNG行為です
冷めてしまったピザは、生地やチーズが固まってしまい、美味しくなくなります。
宅配のピザ店では、以前「○○分以内にお届け」といったキャッチフレーズがありました。最近は住宅事情などで、こういったフレーズはなくなりましたが、お持ち帰りピザの場合は、2枚目が無料というものをよく耳にします。
でも、持ち帰りでも自動車で帰宅する時、道が渋滞したり家族と食べる時間が合わないと、冷めてしまいますね。そこで、冷めてしまったピザの美味しい温め直し方法をご紹介します。
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ピザの温め直しで電子レンジはおススメしない理由
温めというと、つい電子レンジを使いたくなってしまいます。実際に冷凍ピザは電子レンジでも、温め直し自体は可能です。
しかし、電子レンジを使うと、ピザ生地の水分が失われてさらに固くなってしまったりします。逆に蒸発した庫内の水分が、水滴となって落ちて、べちゃっとした生地になってしまいます。
これでは、美味しく味わうどころではありませんね。
ピザの温め直しでフライパンを使う方法
アメリカの人気ピザ店「ロベルタ」では、フライパンを使ったピザの温め方法を紹介しています。
【フライパンを使ったピザの温め方】
- まずは、ピザをフライパンに乗るサイズにします。
大きなピザは、カットしましょう。 - 温めたフライパンに、ピザを乗せて中火にします。
- 2分たったら、弱火にして、水を2滴フライパンに垂らします。
- ピザには水が付かないようにします。
- フタをしてさらに1分、弱火で加熱します。
- まずは、ピザをフライパンに乗るサイズにします。
カリカリふわトロの温かいピザが復活します。
この時、テフロン加工されていないフライパンは、生地がくっついてしまうことがあります。
テフロン加工以外のフライパンを使う時は、オリーブオイルを大さじ1、ひいてから温めましょう。フライパンにクッキングシートを敷いても大丈夫です。
他にも、水を後から垂らすのではなく、あらかじめ霧吹きをしてから焼く、という方法を紹介している人もいます。専用のグリルピザプレートを使う方法もおススメです。
🔗【神ワザ】ピザ専用フライパン「グリルピザプレート」の焼き方|ピザブログ
温め直しでフライパンにアルミホイルは使う?
温め直しで、フライパンにアルミホイルは場合によっては使います。
フライパンにピザを乗せる時、前述の通りテフロン加工されていないフライパンは、生地がくっついてしまうことがあります。
テフロン加工以外のフライパンを使う場合は、オリーブオイルを大さじ1引くか、フライパンにクッキングシートかアルミホイルを敷いてから温めましょう。
またピザを温める際はフライパンの蓋が必要なのですが、ない場合はアルミホイルを代用しましょう。
アルミホイルを蓋に代用する場合は弱火にし、アルミホイルに引火しないように気をつけましょう。
家電でピザを温め直したい場合
どうしてもフライパンを出すのが面倒、洗うのが面倒くさいという場合は、オーブントースターか魚焼きグリルを使用しましょう。
冷めたピザを温める時、電子レンジで温めるという方法を選んでいる方が多いです。
しかし、実はこのやり方は間違っています。
最新の電子レンジでは出来立ての美味しさに戻ることもありますが、多くの場合電子レンジで加熱をすると、パサパサして味が落ちてしまうのです。
ピザの温め直しでオーブンを使う方法
ピザの温め直しでオーブンを使う方法は、以下の通りです。
【オーブンを使ったピザの温め方】
- オーブンの天板の上に、アルミホイルを敷く。
- オーブンの中を、200℃にする。
- アルミホイルの上にピザを乗せて、5分温める。
ピザをオーブンで温めると、チーズは柔らかくとろけますが、レンジほど生地がふにゃふにゃになってしまうことはありません。
生地は焼きたてのようにふわふわで柔らかく、もっちりした食感になります。
耳の部分が若干硬くなるものの、さほど気になりません。
温め直すまでに時間がかかりますが、かなり出来立ての状態に近づきます。
オーブンでの温め直しの時間はどれくらい?
オーブンでの温め直しの時間は、基本的には前述の通り5分間です。
しかし5分間はあくまで目安で、加熱時間や温度はオーブンの機種によっても違いがあるため、何度かオーブンを使用してみて、ご自宅のオーブンに合う温め方を見つけましょう。
オーブンごとに焼けやすい部分が異なってることもあるため、そこにも注目してみてください。
冷凍ピザの温め方
冷凍ピザの温め方には、以下の方法があります。
【冷凍ピザの温め方】
- オーブントースターを使う
- フライパンを使う
- 電子レンジを使う
オーブントースターを使えば、冷凍したピザを手軽においしく解凍可能です。
凍った状態のまま水を軽く拭きかけて焼くと表面はカリッと、中はふわふわな仕上がりのピザを味わえるのでぜひやってみてください。
中が温まる前に焦げてしまうのが気がかりな場合は、あらかじめ電子レンジで約40秒軽く予熱を加えてからオーブントースターで焼くのがおすすめです。
想像以上に早く焦げ目がついてしまう時は、アルミホイルを被せて焦げすぎないように調整してください。
フライパンでピザを焼く方法もあります。冷凍ピザをフライパンで焼くだけで、温め可能です。
冷凍ピザのラップを外したら、軽く水を拭きかけた後に焼き上げてください。
フライパンを使う時は、蓋をして弱~強火で熱を上手く通しながら、蒸し焼きでにしましょう。チーズがちょうど良い具合に溶けて、カリカリした良い匂いのピザを味わえます。
蓋の代わりに、アルミホイルを使うことも可能です。
焼き上げ時間は15分程度が目安ですが、生地の厚みや具材の種類によって調節しましょう。強火すぎると表面のみが焦げて、中まで火が行き届かないことがあるので注意してください。
カリッとしたピザよりも、しっとりとしたピザが好みなら、電子レンジで温める方法もあります。焼き目は付きませんが、素早く解凍できます。冷凍したピザをラップした状態で耐熱皿にのせて、500Wの電子レンジを使って、1ピースにつき50秒~1分ほど加熱してください。
ピザの温め直しのおすすめの方法
レンジ、オーブン、オーブントースター、フライパン、魚焼きグリルと5つの方法の中で、一番おすすめなのがフライパンです。
生地のカリカリ感とモチモチ感が程良くチーズもよく伸びて、バランスよく温めることができます。
しかし、焼きたてピザに近づけたい場合は、オーブンがおすすめです。手軽さでもオーブンの方に軍配が上がります。
ピザの温め直しのおすすめ方法は、バランス重視の方は「フライパン」、焼きたてに近づけること重視の方は「オーブン」です。
温め直し方法は、生地の食感など好みに合わせて試してみることをおすすめします。
自然解凍でのピザの温め方
冷凍ピザは、自分で解凍して温めることになります。
🔗『工夫次第でこんなに美味しい!ピザを冷凍から解凍~簡単レシピ』|ピザブログ
電子レンジでの冷凍ピザの温め方
解凍は自然解凍でも良いですが、お急ぎの時は電子レンジで解凍します。自然解凍は2~3時間、電子レンジなら200Wで3~4分で解凍します。その後、焼きます。
🔗【おいしさ逃さない】冷凍のピザをレンジで温めるときの注意点いろいろ|ピザブログ
魚焼きグリルでの冷凍ピザの温め方
一番早いのは、魚焼きグリル3~4分かけて焼きますが、魚焼きグリルは臭いが残っていると、
魚臭くなりますので注意しましょう。
🔗魚焼きグリルで冷凍ピザを焼くときに気を付けたい3つのこと!|ピザブログ
フライパンでの冷凍ピザの温め方
フライパンの場合は、ロベルタのシェフが紹介している方法です。
フタをする前に中火で2分、水を垂らしてフタをして、弱火で3分焼くとちょうど良く温められます。
🔗冷凍のピザをフライパンで焼くと本格的な味に!【手軽でかんたん】|ピザブログ
オーブントースターでの冷凍ピザの温め方
オーブントースターでは、あらかじめ温めた中にいれて、5分間焼いて下さい。
🔗ピザがうまく焼けない、トースターが原因?買い替えポイント5つ|ピザブログ
オーブングリル、オーブンレンジでの冷凍ピザの温め方
オーブングリルやオーブンレンジでは、220℃に温めてから、6~7分間焼きます。
🔗ピザの焼き時間がひと目でわかる【初心者向けレシピ:オーブン編】
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冷めたピザを美味しく温めなおすコツを解説!
焦げを防ぐためのクッキングシートの活用
- クッキングシートの効果
- 熱の分散:クッキングシートを使用することで、ピザ生地全体に均一に熱が伝わります。
- 焦げ防止:直接熱源に触れることを防ぎ、生地の底面が焦げるのを防ぎます。
- クッキングシートの使用方法
- オーブンの場合:クッキングシートをオーブン皿に敷き、その上にピザを置きます。
- フライパンの場合:フライパンにクッキングシートを敷き、ピザをのせてから蓋をします。
- アルミホイルの活用
- トッピングの保護:チーズや具材が焦げるのを防ぐため、アルミホイルで軽く覆います。
- 途中で外す:最後の1〜2分でアルミホイルを外し、表面をカリッとさせます。
- 水分管理のコツ
- 霧吹きの使用:生地が乾燥している場合は、軽く霧吹きで水分を与えます。
- ペーパータオルの活用:余分な油分はペーパータオルで軽く押さえて除去します。
トッピングに応じた温め方法の違い
- チーズ系ピザの温め方
- 低温でじっくり:160〜180℃のオーブンで5〜7分程度加熱します。
- チーズの様子を観察:チーズが溶け始めたら、温度を上げて表面をカリッとさせます。
- 野菜系ピザの温め方
- 高温で短時間:200〜220℃のオーブンで3〜5分程度加熱します。
- 水分対策:野菜の水分で生地が湿らないよう、クッキングシートを使用します。
- 肉系ピザの温め方
- 中温でじっくり:180〜200℃のオーブンで6〜8分程度加熱します。
- 油分対策:余分な油はペーパータオルで軽く押さえて除去します。
- シーフード系ピザの温め方
- 低温から開始:150℃程度から始め、徐々に温度を上げていきます。
- 過加熱注意:シーフードは加熱しすぎると硬くなるため、様子を見ながら加熱します。
- 複数のトッピングがある場合
- 平均的な温度設定:180〜200℃で5〜7分程度を目安に加熱します。
- 優先順位:最も注意が必要なトッピング(例:シーフード)に合わせて調整します。
- フライパンを使用する場合の方法
- 予熱なしで開始:冷たいフライパンにピザを置き、弱火から加熱を始めます。
- 蒸し焼き効果:蓋をして2〜3分加熱し、その後蓋を外してさらに1〜2分加熱します。
これらのコツを活用することで、どんなトッピングのピザでも美味しく温め直すことができます。ピザの種類や好みに合わせて、温度や時間を微調整してみてください。
【まとめ】ピザの温め直しはオーブンかフライパン!電子レンジはNG行為です
デリバリーピザも冷凍ピザも温め方で、美味しくもなれば残念なものにもなってしまいます。持ち帰りピザを温める時も冷凍ピザを温める時も、一番良いのはフライパンです。
デリバリーピザを持ち帰ったら、冷凍のピザを解凍したら、ぜひ美味しく温めて熱々ピザを楽しみましょう。
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