2017.06.19
ピザ海外事情日本ではピザと言えばデリバリーがまだ主流ですが、冷凍ピザの方がメジャーな国まとめ
ピザと言えば、日本ではまだまだデリバリーピザが主流です。
デリバリーピザのお店は日本全国にあり、電話すれば30分以内にできたての熱々ピザを届けてくれるので、とても便利です。でも、デリバリーだと値段が高いのが難点と言えます。
その点、冷凍ピザはデリバリーピザに比べてはるかにコストを抑えることができますし、美味しい冷凍ピザも増えてきています。ストックしておけば、食べたいときに温めてすぐに食べることができるのが魅力です。
では、世界で冷凍ピザはどれくらい食べられているのでしょうか?
日本に比べると世界の方がピザの値段は圧倒的に安く、特に冷凍ピザが発達している国はたくさんあります。
ここでは、冷凍ピザがメジャーな国について、調べてみました。
本日のメニュー
ノルウェー
なぜ、ノルウェーで冷凍ピザ?と思う人も多いかもしれません。
ノルウェーと言えば、北欧の国でフィヨルドが有名です。サーモンをはじめとした魚介類も豊富ですし、トナカイの肉なども有名です。
そんな自然豊かなイメージのノルウェーですが、なんと、ノルウェーはピザの消費量が世界一なのだそうです。実際、ノルウェーでは一年に2000万個以上の冷凍ピザが消費されるそうで、一人当たり一年に約5キロから、多い人は10キログラムものピザを食べているのだとか。
ノルウェーでピザがよく食べられる理由の一つに、共働き家庭が多いことがあげられます。お母さんが働いている家庭が多いため、夕食は手軽なピザということが多いそうです。確かに、冷凍ピザならすぐに食べることができますから、働くママの強い味方ですね。そんな働くママのために、どこのスーパーマーケットに行ってもとても冷凍ピザ売り場があり、大量の冷凍ピザが売っているそうです。
もともと、ノルウェーでは古くからパンとチーズがよく食べられていたため、ピザは受け入れられやすかったのでしょう。ノルウェー人は子供からお年寄りまで、みんなピザが大好きで、もはやノルウェーの国民食になっているようです。
アメリカ
冷凍ピザの消費量が多い国と言えば、やはり、アメリカです。
アメリカ人は無類のピザ好きで、有名です。
アメリカ人には体が大きい人が多く、みんなよく食べます。だから、大きくて安くてたくさん食べられるピザが大好きです。もともと、ハンバーガーなどのファーストフードが発達している国ですから、ピザが好きなのもうなずけます。
それに、アメリカのピザは、とにかく大きくて、しかも安いのです。
日本ではピザを食べるのは何か特別という感覚があるようで、いろいろな食材が乗った豪華なピザが多いです。そのため、日本のピザは世界に比べて、とても値段が高くなってしまいます。
でも、アメリカのピザは「量より質」で日本のピザよりシンプルで安く、日常的に食べられています。日本ではピザはファーストフードというイメージですが、アメリカ人にとっては野菜も乗っているしヘルシーな食べ物という感覚なのだそうです。
また、アメリカ人は大きなスーパーマーケットで食材を週末などにまとめ買いしますから、冷凍ピザも良く買われます。もともとピザが好きで、しかも食材のまとめ買いが良く行われるアメリカなので、冷凍ピザの消費量が多いのは当然なのかもしれません。
イギリス
ノルウェー、アメリカの次に冷凍ピザがよく食べられているのが、イギリスです。
イギリスもノルウェーと同じように共働き家庭が多く、3分の2以上の家庭が共働きと言われています。そのため、ママが仕事から帰ってきてすぐに食べることができる、冷凍食品の種類がとても豊富なのです。
中でも冷凍ピザは人気が高く、よく食べられています。イギリスと言えば「食事がまずい」と言われてしまうことで有名ですが、ピザは美味しいのだとか。
イギリスのスーパーマーケットにはたくさんの種類のピザが売られていて、美味しいピザも多いそうです。イギリスでも、冷凍ピザは働くママの味方になっているようです。