2018.04.23
ピザ屋選び日本のリトルナポリは九州にあり、ココだけのご当地ピザは?
NHKの大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」の舞台となっているのが、鹿児島。
羽田空港から片道2時間で到着する鹿児島はさつまあげや焼酎・アツアツの砂蒸し風呂があり、日本有数のメガ観光地としても知られています。
なかでも県の中心部でもある鹿児島市は「日本のリトルナポリ」と呼ばれるくらい、風光明媚な美しいスポット。
明治維新という日本が大きく前に動くキッカケを作った街にて、食べておいしい・見ておいしいご当地ピザを探検に出かけてみました。
本日のメニュー
ナポリとそっくり?水と火山の都・鹿児島市のヒミツ
イタリア南部にあり、陽気でラテンな街として親しまれているナポリ。
ピザ発祥の聖地として、毎年多くのツーリストたちが訪れています。
そんなナポリと姉妹都市提携を結んでいるのが、九州の鹿児島市。
1960年に姉妹都市になってから、年に1回は鹿児島市で『風と光のナポリ祭り』が開催されるなど、2つの街は熱い友情で結ばれています。
2つの街の間は、およそ9,000キロ。
気が遠くなるほど離れた鹿児島とナポリですが、思わず息をのむような共通点もあります。
鹿児島市とナポリのロケーションを見比べると、どっしりそびえる火山と青々とした海、湾を囲むように建つ小さなビルや家々の情景がまさに「うり二つ」なのです。
ヴェスヴィオ火山と桜島・ナポリ湾と錦江湾・1年とおして温かい陽気・おいしい海の幸がたくさん獲れること…似ている点を数えだせばキリがないほど。
鹿児島市は日本にいながら南イタリアの空気も感じられる、西郷隆盛もビックリするような南国タウンなのです。
ナポリっ子も大好き、チュロス風ピザ「ロトリーノ」
南イタリアの旅気分を満喫できるのが、九州の鹿児島市。
日本の南に位置する鹿児島市の平均気温は28度、カラリとした暑さが心地よい街です。
ナポリと提携を結ぶ鹿児島市内には、安い値段でお腹いっぱい食べられる、イタリアンのお店が数十軒あります。
気軽なバイキング形式のお店から、あらかじめ予約して訪れたいリストランテ風の有名レストランまでタイプも色々。
人数やシーンに合わせて、お好みのお店を選べます。
鹿児島駅からすぐのお店で提供されているのが、地元イタリアでも愛されている「ロトリーノ」。
ロトリーノとは遊園地でよく食べられている細長いチュロスに似た、スティック状のピザのこと。
チーズやトマト・茄子などお好きな食材を包んで焼く、細長い肉まんのような食べ物です。
鹿児島市のロトリーノは骨までしゃぶれる「黒豚の軟骨」を入れ、ボリュームのあるひと皿に仕上げています。
ピザに軟骨と聞くと特有のクセが気になってしまうものの、爽やかなルッコラとパルミジャーノ・レッジャーノを絡ませ包んであるため、バランスの良い味わいに。
ルッコラのほろ苦い辛さが、軟骨の甘さを引き出してくれます。
細長いロトリーノはイタリアでは食べやすく、ひと口大にカットして味わうのが基本。
具材は内側にサンドイッチされているためこぼれにくく、女性やお子さんでも安心して食べられます。
西郷どんもビックリ、鹿児島発・珍マリナーラとは?
ナポリで生まれたマリナーラは、食いしん坊の船乗りのために作られたピザ。
チーズを使わずオレガノとニンニク・トマトなど簡単な素材で作れる、飽きのこないピザです。
ナポリピザの王道マルゲリータに継ぐ「マリナーラ」~名前の由来あれこれ
鹿児島市内のイタリアンカフェで味わえるのが、マリナーラならぬ『サツマリナーラ』。
市近くの沿岸で採れる地タコがたっぷり使われた、ここでしか注文できないご当地ピザです。
サクサクのピザ生地にあう優しい食感に近づけるため、採れた地タコは塩もみでアクを消し、たっぷりのお湯でゆがきます。
鮮やかなレッド色をくすませないために、少量のビネガー(お酢)を入れることも、新鮮な地タコを美味しく味わうポイント。
トマトとにんにく・赤唐辛子・セロリなど香味野菜で煮込んだトマトソースを塗り、プチプチの地タコをトッピング薪窯で数分焼きます。
下茹でしたタコが良いアクセントとなり、食欲をかき立ててくれるひと皿に。
九州名物・芋焼酎に合いそうな、まろみのある魚介ピザです。
☆鹿児島のご当地ピザと同じくらいパワーがあるのが、薪窯ナポリピザ・フォンターナの通販ピザ。
なかでも「魚嫌いの子どもがパクパクお代わりしてくれる」「美味しくってヘルシー」と人気なのが新商品『サバのマリナーラ』です。
チーズの代わりに大根おろしを添えてあるため、お魚のくさみが消え小さなお子さんでも食べやすい味になっています。
お魚のある暮らしを、もっと身近に感じられますよ♪
☆海の香りいっぱい!サバのマリナーラ☆