2022.04.12

昭和レトロな喫茶店に必ず置いてある幻のピザトーストのレシピを紹介

「ハイカラ」という言葉がぴったり当てはまるのが、レトロな掛け時計やソファが並ぶ昔ながらの喫茶店。

ナポリタンやメロンクリームソーダと並んで、年配の常連さんたちに愛されているのが「ピザトースト」です。

喫茶店で味わえるピザトーストは、一体どんなお味なのか。知れば知るほどますますピザが大好きになる、魅惑の味に迫ってみました。

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パンはふっくら4枚切り、厚みのある昭和版ピザ

日本中にピザブームが巻き起こる以前から、喫茶店を中心にヒットを飛ばしていたピザトースト。薄焼きクリスピーなナポリ風と異なり、喫茶店のピザトーストはふっくら厚みのある生地がポイントです。

【王道ピザトーストの条件】
✅1皿450～600円
✅がっつりボリュームのある4枚切り
✅具材はハム・ピーマン・コーン

いくつかのお店を調べてみたところ、1皿450円～600円で提供されていることが多いご様子。

お店によってはキュウリやトマトのミニサラダや、ゆで卵やピクルスが付け合わせで添えられることもあるようです。プロが使用する食パンは市場に多く出回っている8枚切りや6枚切りではなく、食べ応えのある4枚切り。

バターやマーガリンをパン生地にたっぷり塗り、上からケチャップを丁寧に重ねます。濃厚なピザ用チーズと薄切りにスライスしたピーマンや玉ねぎをバランスよくトッピングして、ハムやベーコン・ブラックオリーブ・コーンでアクセントで加えます。

塩コショウで味をととのえ、オーブントースターでこんがり焼けば完成。黄金色に輝いたチーズと、青々しいピーマンが目にも鮮やかです。

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ピザトーストの元祖は、東京・有楽町にあった！

昭和レトロな喫茶店の定番メニューとなっている、ピザトースト。歴史をさかのぼると、その由来は東京・有楽町にありました。

パートタイマーという、今では馴染みの言葉が生まれた昭和32年。カラーテレビの放送が初めて始まったこの年に、オープンしたのが「紅鹿舎べにしか」。

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安くて美味しいピザを食べて欲しいとの店長の願いから発案されたのが、身近な食パンをピザクラストに見立てたピザトースト。

さっくり切った食パンに野菜やハムなどをのせ、具材を包み隠すように豪快に盛られたチーズはまさにボリューム満点です。

この間！久しぶりに純喫茶に行きたい欲が満たされました…🤤ピザトースト発祥のお店、有楽町にある『珈琲館紅鹿舎（べにしか）』さんにて！
たっぷりのチーズにマッシュルームとピーマンと玉ねぎ、ピザソース！バナナも付いて嬉しいピザトーストセットのランチでした☺️🍌　#純喫茶コレクション pic.twitter.com/FweVnLP9cV
— SHINON/TAU🤗 (@SHINOON) August 12, 2021