2017.07.04

ピザの具材

美味しいピザとそうでないピザの違いを具材で比べてみました。

エビピザ

「たまには外食しよう!」
とちょっと贅沢なお店に行ったのに出てきた料理の味がイマイチだったなんてこと、よくありますよね。
でも、不思議とピザを頼むとハズレを引くことはありません。好きな具材を選べばたいてい美味しいものです。

ところが、ほとんどハズレがないピザであっても、美味しくないピザというのはあります。
それはどんなピザなのか、具材の違いで美味しいピザと美味しくないピザを比べてみましょう。

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具材の下準備ができていない!

本来どんなものを乗せても美味しいはずのピザなのになぜか美味しくないという場合は、具材の下準備に問題があることが多いです。

例えば、ホウレンソウを下茹でしてから乗せる場合、しっかりと水気を絞らないと焼いている時に水分がピザ生地にしみこんでしまいます。
水分がしみこんだピザ生地はおいしくありませんよね。

照り焼きチキンのピザなどはあらかじめ鶏肉を調理しておく必要がありますが、味が薄かったり生焼けだったりすると、ピザに乗せても全然美味しくありません。

ピザの具材の下準備はピザの味を決めるうえでとても大事なことです。
美味しいピザになるかどうかは、具材の下準備の段階で決まってしまうのかもしれませんね。

具材が少なすぎる!

いくら美味しいピザ生地で具材も良いものをそろえても、具材が少なすぎるのではお話になりません。

ピザが美味しいか美味しくないかは、ピザ生地の質も重要ですが、具材の量によっても決まります。
真ん中の方にちょこんと具材が集まっていて、何も乗っていないピザ生地の部分が広々としているピザは全然美味しそうではありませんよね。

ピザソースは生地のふちまで塗ってあっても、ベーコンやサラミなどのメインの具材が一枚のピザに二つ三つしか乗っていない、なんていう残念なピザもスーパーで売っている冷凍ピザなどでたまに見かけます。

特に、チーズが少ないピザは美味しくありません。どうせ乗せるなら、たっぷりのチーズを乗せたいものです。

具材をケチって少ししか載せていないピザが一番美味しくないピザなのかもしれません。

具材がピザに合わない!

ピザはパンのようなものなので、どんな具材でも合うと思われがちです。
ところが、乗っている具材がピザに合うか合わないかというのは、人によって好みがわかれます。

よく聞くのが、「ピザにパイナップルを乗せるべきか否かの論争」です。
「酢豚にパイナップルを入れるべきか否かの論争」と同じように、昔から多くの人の間で議論されてきた話題でもあります。

「パイナップルのような甘いものは、ピザには合わない!」という否定派と、「逆に、甘いパイナップルと他の塩辛い具材がマッチして美味しい!」という肯定派で、バッサリ二つの意見に分かれることが多いですネ。

アイスランドの大統領が、「ピザにパイナップルを乗せるべきではない!」と発言して話題になったこともありました。
この大統領は、パイナップルは好きだがピザに乗せるのは法律で禁止したいと冗談で発言したのだとか。

人によっては、パイナップルが乗っているピザ=美味しくないピザということもあるようです。

ピザと言えばトマトソースが当たり前のイタリア人にとって、ピザにシラスやカニのようなものを乗せるのも「あり得ない!」そうです。
ネギミソのピザやマヨネーズベースのピザ、照り焼きチキンピザなどは、「こんなのピザじゃない!」なんて言われてしまうこともあるのだとか。

焼き肉ピザや明太子ピザなど、いろいろな具材を考え出したのは日本人だと言われています。
日本人にとっては美味しいピザですが、イタリア人にとっては違うようです。

逆に、イタリア人など本場のピザを食べる人にとって定番の「アンチョビー」や「ブラックオリーブ」などが苦手な日本人も意外と多いですね。

様々な具材を乗せることができるピザだからこそ、人によって美味しい、美味しくないという判定がわかれるのでしょう。

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