2024.09.28
【カロリーオフ】これでピザの本質が読める!チーズなしのピザまとめ
「チーズが苦手で食べられない…チーズなしでピザを楽しむことなんて出来るの?」心配はご無用です。
「チーズなし」だからこそ美味しいピザもあるんです!なによりも、チーズなしピザを食べるとピザの本質が見えてきますよ。チーズなしで食べる、ピザの魅力をご紹介します。
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ダイエット中でカロリーが気になるけどピザを食べるならチーズ無しがおすすめ!
ピザは美味しいけれどカロリーが高いというイメージがありますが、チーズなしのピザを選ぶことで、ダイエット中でも罪悪感なく楽しむことができます。
- カロリー比較 一般的なチーズピザ(1スライス):約300-400kcal
- チーズなしピザ(1スライス):約150-250kcal
チーズを除くことで、カロリーを半分以下に抑えることができます。
チーズなしピザは、以下のような栄養素をバランスよく摂取できます
- 炭水化物(ピザ生地):エネルギー源
- タンパク質(全粒粉の生地を使用する場合):筋肉の維持と修復
- ビタミンとミネラル(トマトソースと野菜トッピング):体調管理と免疫機能の向上
- 健康的な脂質(オリーブオイル):心臓病リスクの低減
満足感のある食事に チーズなしでも、以下の工夫で満足感のある食事にすることができます
- 全粒粉の生地を使用し、食物繊維を増やす
- オリーブオイルを少量使用し、健康的な脂質を摂取
- ハーブやスパイスを効果的に使い、風味を豊かにする
チーズなしピザは、伝統的な味わいを楽しみながら、現代の健康志向にも応える素晴らしい選択肢です。マリナーラの深い歴史を知ることで、その味わいをより深く楽しむことができるでしょう。また、ダイエット中の方にとっては、罪悪感なくピザを楽しめる嬉しい選択肢となります。チーズなしピザで、美味しさと健康を両立させてみてはいかがでしょうか。
この記事ではダイエット中の方でも罪悪感無く食べやすいチーズ無しピザについて解説していきます。
ピザの元祖、フォッカッチャ
ピザの始まりは16世紀イタリアまで遡ります。当時、イタリアでは「パン生地」を薄くのばしてラードを塗り、ガーリック・塩をトッピングしたもの「フォッカッチャ」が主流でした。
「パン生地」と言いましたが、実際には強力粉を使ったものでピザ生地とほとんど材料は変わりません。シンプルなオリーブオイルと塩だけで味付けしたものを始め、ドライトマトやオリーブ、ローズマリーなどをトッピングしたものもあります。
イタリアレストランでは前菜としてふるまわれることが多いですが、小麦粉の食欲を誘う香りと、程よい塩っ気で食べ過ぎてしまうことも多いです。
本場ではいつ誕生した?ピザの歴史~イタリアではこんなアレンジだった~
ナポリピザの代表格「マリナーラ」
ピザというと、「チーズなしじゃ語れない」、「チーズがあってこそピザ」なんて思われがちですが、チーズなしピザは正式なナポリピッツァです。
その名も「マリナーラ」。マリナーラはイタリアで「ピザの元祖」。それも、マリナーラとマルゲリータの2種のみが正式なナポリピザのメニューだと言われています。
マリナーラはピザ生地に、トマトソース、ガーリック、オレガノ、オリーブオイルを振りかけただけのシンプルなピザで、18世紀に入ってから誕生しました。
今ではピザに欠かせないトマトですが、当時はトマトが毒草に似ていたことから観葉植物としてのみ使用されていました。次第に貧しい人々の間でトマトが食べ物として認知されるようになり、庶民に人気の食べ物に。
ナポリ漁師たちが「トマトをトッピングしたフォッカッチャを作ってくれ」とパン屋さんにリクエストしたことから、「マリナーラ」が誕生しました。漁師たちのアイデアにちなんでマリナーラ=漁師風ピザと呼ばれるようになったのです。
ナポリピザの王道マルゲリータに継ぐ「マリナーラ」~名前の由来あれこれ
マリナーラはピザ本来のおいしさを凝縮したピザ
ピザ本来の味を楽しむならば、マリナーラに勝てるピザはありません。というのも素材の味を一切ごまかせないピザだからです。
例えば、マルゲリータではバジリコの風味やチーズの濃厚さと香ばしさで多少の荒は隠せます。一方、マリナーラで使用するのは、小麦粉、トマトソース、ガーリック、オレガノ、オリーブオイルだけで素材の味を隠すものは何もありません。
ダイレクトに素材のうまみが伝わるので、上手いピザ屋さんしか出せないメニューでもあります。
「チーズなしなんて、あまりにつまらない味になるのでは?」なんて考える方お多いかも知れません。そんなことはありません!焼きたてのマリナーラに上質なオリーブオイルを振りかけることで、チーズ以上に濃厚でコクのある味わいになるんです。
トマトソースの程よい酸味、トマトのジューシーさ、ニンニクとオリーブの叶え出るコク、外はパリッ中はモッチリの優しい味わいの生地。全ての素材の美味しさや特徴をじっくりと味わうことのできる、ピザ通の方が愛してやまないピザこそ「マリナーラ」なんです。
今密かなトレンドのチーズなしピザ!マリナーラの正体とは?|ピザブログ
マリナーラの歴史とその進化
マリナーラは、イタリア・ナポリ発祥のチーズを使わないピザの代表格です。その歴史は18世紀にまで遡ります。
マリナーラの誕生 マリナーラという名前は、イタリア語で「船乗りの妻」を意味する「marinara」に由来します。この名前の由来には諸説ありますが、最も広く知られているのは次の説です:
漁師たちが長期の航海から戻ってきたとき、妻たちが手早く作れる簡単な食事としてこのピザを用意したというものです。新鮮なトマト、ニンニク、オレガノといった、長期保存が可能で栄養価の高い食材を使用していたことが、その人気の理由でした。
その後2017年、ユネスコ無形文化遺産に「ナポリのピッツァ職人の技術」が登録されました。この中には、マルゲリータと並んでマリナーラも含まれており、チーズなしピザの文化的重要性が国際的に認められた形となりました。
現代の食のトレンドとの親和性 ヴィーガンや乳製品アレルギーの方々にも楽しめるピザとして、マリナーラは新たな注目を集めています。また、健康志向の高まりとともに、低カロリーで栄養バランスの良いピザとしての評価も高まっています。
フォンターナのマリナーラ
マリナーラの命であるトマトソースは、イタリア産のクラッシュトマトとホールトマトをブレンドしたものを使用し、本場の味を再現しています。そこにオレガノとにんにくに加え、ミニトマトとバジルをトッピングしました。
にんにくは世界中の一流シェフが使用している、スペイン産の「モラドにんにく」を使用。香りとコク、深みのあるアロマ、そして薪窯で焼いたピザ生地の「外はパリッ、中はモッチリ」のピザ本来の味を存分にお楽しみいただけます。
まとめ
ピザをチーズなしで食べても楽しめるのか…?その答えはYESです。むしろチーズの無いピザ(マリナーラやフォッカッチャ)の方が、ピザ本来の美味しさを存分に味わえます。
ピザ生地や味の決め手となる生地やトマトソースには、お店特有のレシピがあるので、色々なお店で食べ比べしてみてはいかがでしょうか?