2017.12.06
ピザ海外事情パインやペパロニ、日本とはひと味ちがう!海外のアレンジピザ
お国ちがえば味も色々…とはよく言ったもので、海外旅行すると日本人が度肝を抜かれるような、一風変わったアレンジピザに出会うことがあります。
独創的な海外生まれのピッツァを目の当たりにすると、インスピレーションも心地よく刺激されます。
海外トラベル気分を味わえる、異国情緒ただよう黒船ピッツァをお届けします。
本日のメニュー
【アレンジ1】アメリカ発「見た目もキュートなボンブピザ」
アメリカやイギリスのお洒落な女性を中心にヒットしているのが、その名もズバリ『ボンブピッツァ』。
スイーツの世界では、アイスクリームの型抜きの器具をボンブ型といいます。
ボンブには爆弾という意味があり、丸い球状の食べ物をあらわすことも有るようです。
ボンブピッツァは肉やトマトの具材をピザ生地で包んだ、ロシアのピロシキの様な食べ物です。
チーズやサラミ・ウインナーやポテトなどを包みこみ、オーブングリルで丁寧に焼き上げた手のこんだアレンジピザです。
サッカーボールのようなコケティッシュな外観と、摘まんでも手が汚れにくい便利さから、SNSを中心に人気を博しています。
日本のおむすびのような丸いシルエットに心が癒されます。
【アレンジ2】カナダ発「常夏気分のパイナップルピザ」
黄色いパイナップルを見栄えよく並べたハワイアンピッツァは、海外ではよく見かけるメニューのひとつです。
ベーコンや生ハムの塩気は蜜たっぷりのパイナップルにアクセントを加えてくれます。
ピコ太郎のPPAPブームもあり、一躍ブームの火付け役ともなったパイナップル。
チャイニーズ・レストランでたまたま食べた酢豚にパイナップルが入っていることに衝撃を受けたカナダの実業家が、自身のレストランで始めたのが習わしと伝えられています。
南国タイでは豚肉とナッツ・熟したパインをココナッツオイルで炒めた「フルーツ炒飯」が作られるほど、パイナップルは海外では優秀なアレンジ具材として用いられています。
果物の中でもナンバーワンの分解酵素がたっぷり入っているため、脂っこい食べ物の消化吸収をサポートしてくれます。
切り方が難しいフルーツですが、缶詰の輪切りパインを使うと気軽にアレンジを楽しめます。
生ハムやウインナー・焼き鳥などミート類と一緒に、缶詰の輪切りパインを組み合わせると、いつものピッツァに南国の歌声が響きわたります。
【アレンジ3】シンガポール発「愉快なぺパロ二&ピスタチオピッツァ」
牛肉や豚肉などを塩コショウ・唐辛子などで味付けし、じっくり燻製にしたペパロニ。
辛口サラミとして親しまれているペパロニは、海外でよく好まれている具材のひとつです。
マーライオンで有名なシンガポールでは、ペパロニをトッピングしたピザが多くのお店で提供されています。
トマトソースの上に真っ赤なペパロニが勢ぞろいした様子は、ハリウッドのレッドカーペットの雰囲気。
ひと口噛むと舌の上に、ぴりりとクールな刺激が後追いします。
ムシムシした高温多湿の気候が1年中つづくシンガポールでは、やや辛口のエキゾチックな料理が好まれています。
ピザに使われる「ペパロニ」がやみつきになる理由【サラミと何が違う?】
インドや中国の影響を受けるシンガポールでは、ペパロニピッツァを上回る変わったピザがヒットしています。
生地全体に『ピスタチオソース』を塗ったピッツァは地元で話題のメニュー。
緑色のピスタチオ・ペーストを塗ったピッツァは、若草色の美しい料理です。
挽きたて珈琲のような、リッチなナッツ臭がただよいます。
ピスタチオは元々イタリア・シチリア島の特産物。
本家のシチリア島でもリコッタチーズとピスタチ・オペーストを混ぜたグリーンピッツァが親しまれているようです。
最近ではネットショッピングでも、イタリア直輸入のピスタチオ・ペーストが購入できます。
いつものピザにひと塗りするだけで、遠い西洋の風を感じることができます。
★一風かわった世界各国のアレンジピザを見てまわりました。
薪窯ナポリピザ・フォンターナでは、イタリア産食材を贅沢につかった『芳醇・薪窯ピッツァ』を販売しています。
アレンジしやすい素焼き生地は、お料理上手なあなたにもおすすめです。
【海外風にアレンジできる、シンプルピッツァ】
▼素焼き生地(クリームソース)
https://www.pizza-fontana.com/c/pizza/pz044
▼素焼き生地(トマトソース)
https://www.pizza-fontana.com/c/pizza/pz043