2017.12.23
ピザ雑学【フォークVS素手】本当にうまいピザの食べ方は?
テレビを観ていると旅番組やグルメ番組で、大きな口を開けて有名なタレントさんが、豪快にピザを頬張るシーンをよく見かけます。
日本では手づかみで食べるのが当たり前のピザですが、海外ではナイフやフォークを使い上品に食べることも…。
スマートにカトラリーを使うべきか、ラクに素手で食べるべきか『本当にうまいピザの食べ方』をリサーチしてみました。
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イタリア人はフォークがお好き、伊流・うまいピザの食べ方は?
日本ではワイルドに手づかみで食べるのが一般的ですが、イタリアではピッツァはナイフ&フォークで格式ゆたかに食べることが常識なようです。
イタリアのピザ屋さんに入り注文を済ませると、数分後に薪窯から出したばかりのピッツァが運ばれてきます。
湯気がたちのぼるアツアツピッツァは単純に「そのまま食べると火傷する」ため、お客さんを気遣ってナイフとフォークが添えられて提供されます。
【イタリア流・うまいピザのポイント】
1)ワンホールのピッツァを、1ピース分切り分ける
2)真ん中から耳に向かい、クルクル折り畳んでいく
3)ロール状になったピッツァを、左端から食べやすい大きさにカットする
イタリアでは「おひとり様1枚のピッツァ」が暗黙の掟のため、ワンホールを数名でシェアするのはタブー。
ワンホールのピッツァは三角形にカットして、柔らかい中央の部分から外側の縁に向かって、クルクル重ねていきます。
ミルフィーユ状になったピッツァを、ナイフで端からカットしていただくとチーズとソースのジューシさ・耳のサクサク感をバランスよく頂けます。
滴り落ちる具材を内側に包みこむため、見た目も綺麗に食べられます。
デートや会食に応用したい、うまいピッツァの食べ方です。
日本人は豪快にガブリ、手づかみ派のポイントは?
所かわって、我らがジャパン。
大きなピッツァを賑やかに皆で囲むことが多い日本では、切り分けられた1カットのピッツァを、そのまま片手でいただくことが多いようです。
【日本流・うまいピザのポイント】
・中央を窪ませながら、親指とひと差し指で支えるように持つ
・半分に折りたたんで、サンドイッチ型にしていただく
手づかみで頂くピッツァは、細かなルールを気にせずカジュアルに食事を楽しめます。
ナイフやフォークよりも手早くサッと頂けるため、時間がないときでも便利。
トッピング具材が洋服に付かないよう、親指と人差し指で支えるように持ちます。
このとき中央に窪みができるよう弛ませてあげると、ソースやチーズがこぼれにくく綺麗に頂けます。
とがった先端から食べると具材やソースの旨みが、ダイレクトに口の中に広がります。
濃いトマトソースの余韻が残っているうちに耳の部分をいただけるため、美味しさが長続きします。
いつもとは違う食べ方を愉しみたいなら、半分に折り畳んでいただくのもヒト技です。
紙ナプキンやワックスペーパーでサンドイッチ状のピッツァを包むと、食べている途中でタレが滴り落ちるのを防ぐこともできます。
サンドすることで、ライトな耳もジューシーに美味しく食べられます。
【結論!】フォークVS手づかみ、結局どちらがうまいの?
レストランなら・・・お洒落にフォーク&ナイフ
屋外やご自宅なら・・・食べやすさ重視の手づかみ
大好きなピッツァをさらに美味しく味わうためにフォークと素手、果たしてどちらをチョイスすれば良いのでしょうか。
格式あるイタリア流をとると、お上品なフォーク。
やや砕けたアメリカ流をとると、素手で食べるダイナミックな食べ方。
フォークで頂く食べ方には、エレガントに見える・手が汚れないなどの利点があります。
また手で持って食べる方法には短時間で食べられる・マナーや流儀を気にせず気楽にパクつける、などのメリットもあります。
それぞれのメリットを生かすのであれば『フォーマルなレストランでは、フォークとナイフを用いて食べる』『ワイルドに楽しみたい自宅やキャンプ場では、手で持って食べる』など、TPOによって使い分けるのがベストなようです。
幾つかの方法をあれこれ試してみて、あなた流の「うまい!」と感じるグランドチャンピオンを決めてみてくださいね。