2017.12.23
日本人なら一度は試したい!話題の『ご飯ピザ』の作り方
炊飯器に余った冷たいご飯をリメイクして簡単に作れるのが、ライスピザならぬご飯ピザです。
小麦粉でつくるソフトなピザと比べて、白米をベースにしたご飯ピザは、モチモチした腹持ちの良い食感がポイントです。
お茶漬けや納豆ご飯に飽きたときにも作りたい、ライスピザの作り方をご紹介します。
日本人のご飯は『米』でなく『パン』?
ここ1週間を振り返って、パンとご飯どちらを多く食べましたか?総務省のデータによると、お米よりパンを好んで食べる世帯の方が年々増えているのだとか…。
たしかに温めるだけのピザや惣菜パンと比べて、味噌汁や焼き魚・おひたしなど数種類おかずを用意しなければならない和食は、手間ひまがかかります。
パスタやラーメン・うどん・蕎麦など豊富なメニューがある中で、わざわざ白いご飯を選ぶ方は少なくなっているようです。
白米はピザに含まれる小麦と同じように、脳と体に必要な栄養をたっぷり含んでいます。炭水化物の仲間ブドウ糖は、脳を元気にする働きがあります。
ブドウ糖が足りなくなると、集中できなくなる・イライラ怒りっぽくなる・疲れやすいなどのプチトラブルがあらわれます。
スマイルの毎日を送りたければ、ピザや白いご飯をしっかり食べて脳にエネルギーを補充してあげることが大切です。
下準備 | 5 分 |
調理 | 5 分 |
所用時間 | 10 分 |
分量 | 1 枚分 |
- 1 茶碗 ご飯
- 25 g ピーマン
- 2 枚 ハム
- 適量 シメジ
- 2 大さじ ピザ用ソース
- 1 大さじ オリーブ油
- 25 g ピザ用シュレッドチーズ
- 適量 パセリ
- 適量 塩コショウ
- 適量 片栗粉
材料
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- 冷たいご飯を電子レンジで数分温めます。
- 温めたご飯をポリ袋に入れて手で押しつぶし、お餅のように柔らかくします。
- 片栗粉の打ち粉をした台で、形を整えていきます。
- オリーブ油をひいたフライパンに潰したご飯を入れ、ピザソースを塗ります。
- スライスしたピーマン・ハム・シメジを入れ、上からチーズをタップリかけます。
- フタをして数分そのまま、キツネ色の焼き目が付けばできあがりです。
- 塩コショウで味を調え、パセリを散らして完成です。
★ポイントは「冷えたご飯を一度レンジでチンして温めてから、ポリ袋でコネコネすること」。 軽く温めると白米の粘りが出て、ピザの型に成形しやすくなります。
ピーマンやハムの他にも、キムチやアボカド・かつおぶしなど余り材料でも簡単に作れます。
ご飯のお供になりそうな食材を選べばハズレる可能性も少ないため、冷蔵庫の片付け気分でチャレンジしてみるのも楽しいかもしれません。
【こんな組み合わせもオススメ】
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ご飯ピザの進化型?海外の『寿司ピザ』とは?
ライスピッツァのさらに上をいくのが、カナダのモントリオール近郊で大ヒットしている『寿司ピザ』。
海外のお寿司屋さんと聞くと、サーモンや白ごまの「カリフォルニア巻き」が思い浮かぶのですが、モントリオールやトロントでは『寿司ピザ』の方がメジャーな食べものなのだそうです。
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寿司ピザのベースはなんとご飯、お月さまのような丸い形の白米に水で溶いたてんぷら粉をつけて油で数分あげていきます。ライスコロッケのような生地に、マヨネーズソースを塗り、とびこ・刻んだネギ・サーモン・マグロ・わさびをトッピングしできあがり。
フライとお刺身サラダがミックスしたような何とも奇妙奇天烈な寿司ピザは、現地の日本食レストランで大ブームとなっているようです。
日本国内ではなかなかお目にかかれないお寿司とピッツァのコラボレシピ。ご飯ピザは海を超えた、とおい異国の地で進化を遂げているようですね。