パスポートと航空チケットがあったら、今すぐ訪れてみたいのがイタリアです。
ピザやパスタなど最上級のグルメにありつけるイタリアは、まさに世界の美味しいものだけを集めた美食の国。
チーズや生ハム・新鮮なシーフードなど、フレッシュな食材にあふれています。
今回はイタリア人が大好きなソウルフードを、ランキング形式でご紹介します。
憧れのイタリア料理が、もっともっと好きになりますよ。

第1位：マルゲリータ

日本の大衆食堂のかつ丼やタヌキうどんのように、ナポリのピッツェリアに無くてはならないメニューがマルゲリータ。
「マルゲリータを食べると、その店のランクがわかる」というくらい、旨さのバロメーターになっているのがマルゲリータピザです。
ピザ用の小麦粉やオリーブ油・バジルとトマト・チーズなど簡単な材料で作るマルゲリータは、素材の良さがよくも悪くも如実に出てしまうシンプルな料理。
ごまかしがきかない、職人泣かせのメニューです。

究極の２択！マルゲリータ・ブォーノVSマルゲリータブッファラ

イタリア・ナポリには数歩歩くと、ガイドブックに載るようなピッツァの名店が星の数ほど軒を並べています。
高級フレンチのようにドレスコードがきっちり決められたお店は少なく、どのお店もポロシャツやトレーナーなどカジュアルな装いで入店可能。
お昼どきになると、多くの家族連れや観光客が、ピッツェリアご自慢のマルゲリータピザを求めて訪れます。
メニューの由来ともなったマルゲリータは有名なイタリア王女の名前ですが、イタリアの言葉でマルゲリータは別名「フランス菊」を指すのだとか。
白くて可愛らしい野の花は、イタリアの片田舎でもよく見かけるメジャーな花のひとつ。
マルゲリータピザと同じくらい、地元の方に愛されています。

 

 

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薪窯ナポリピザ フォンターナℙ (@pizzafontana)がシェアした投稿 – 2020年 1月月7日午前2時43分PST

第2位：ジェラート

イタリア国内で大人も子どもも大好きなのが、ピリッとクールなイタリアンジェラート。
一説によるとヴィネチアの商人マルコポーロが、東洋からイタリアに土産品として持ち帰ったのが習わしといわれています。
新鮮な生クリームと旬の果物を入れたカラフルなジェラートは、輝きをはなつ宝石のよう…。
ポピュラーなバナナやチョコ味以外にも、メロンやバナナ・ココナッツやピスタチオ・カプチーノ・オリーブ油などの変わり種フレイバーもあり、イタリア国内には100を超えるバラエティ豊かな種類があるのだそうです。
ピザやパスタをお腹いっぱい食べたあとのジェラートは、まさに格別。
冷たい刺激が、心地いいお口直しになってくれます。
イタリアでは注文すると、山盛りのジェラートをコーンに載せてくれます。
コーンから溢れんばかりのビッグな量に圧倒されつつも、ひと口味わうと乳製品のフレッシュな酸味が、やわらかに溶け合い嬉しくなります。
日本と比べて夜更かしがお好きなイタリアでは、スイーツも夜に食べるのが一般的。
とあるローマのジェラート店は、なんと朝9時から深夜の2時までお店を開けています。
イタリア観光中に深夜に甘いものが欲しくなっても大丈夫、美味しい誘惑が街のあちこちで手招きしています。

第3位：パニーニ

イタリアのオフィスガールたちがお昼の休憩時間によく食べているのが、パニーニ。
パニーニとはホットドッグのような細長いパンに、トマトやチェダーチーズ・ローストチキン・サラミ・海老・ピクルスなど、自由に野菜やお肉をはさんだ「イタリア風サンドイッチ」のこと。
中にはさむ具材はパンに合うものであれば何でもOK、細かいルールに捉われすぎないのがイタリア人流です。
パニーニが食べられるお店はカフェテリアのようなバールと、パニノテーカと呼ばれるサンドイッチ専門店の2タイプあります。
パスタやワインなどを置いているバールでは、ショーウインドーに並べてあるパニーニから自分好みのものを選ぶ方式。
パニノテーカでは目の前に並ぶカラフルな惣菜から、好みの組み合わせを選んでオリジナルのパニーニを作るスタイル。
イタリアに来て「わたしだけのパニーニ」に出会いたいなら、ややマニアックなパニノテーカを訪れてみるのもおすすめです。
固めのパンとジューシーな野菜やお肉がギッシリ詰まったパニーニは、見た目以上にボリュームも満点。
野菜ジュースとセットにしても600円程度で味わえる、イタリアっ子に人気のファストフードです。

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