2018.04.11
ピザの具材ピザ職人がやっている、ピザをトッピングする際に気を付けたい順番
自宅で手作りピザを作る際に気を付けていることってありますか？
ピザの味を決めるのは生地や具材だけではありません。実はトッピング方法が変わるだけで美味しさや見た目が格段に違ってくるんです。
ここでは一流のピザ職人が行っている、ピザトッピングの方法を最も基本的なマルガリータ・マリナーラを例に挙げてご紹介します。お家ピザを何倍も美味しくしちゃいましょう！
本日のメニュー
マルゲリータピザのトッピングの順番
〈トッピング材料〉
トマトソース、モッツアレラチーズ、パルミジャーナ、バジル、オリーブオイル
①トマトソースを乗せる
20cmのピザ生地に60～70g（大さじ4位）のトマトソースを中心に乗せます。
中央からスプーンの腹を使って円を描くようにしてソースを全体に伸ばします。
この時にピザの縁1センチにはトマトソースを乗せないようにしましょう。乗せないことで、焼き上げた際に縁が膨れて美味しい色合いが出てきます。
②チーズのトッピング
モッツアレラチーズを約80g、片手で気持ち多めに掴んだ量をピザ全体にトッピングしていきます。
粉チーズ1つまみを全体に振りかけます。
③バジルのトッピング
バジル4～5枚を手に取り、ピザ生地の上で半分にちぎっていきます。
ピザ生地でちぎることがポイントです！
生地の上でちぎることでバジルのエキスが全体に馴染み、焼き上がりの香りがより豊かになります。
④オリーブオイルをかける
オリーブオイルを中心から「の」の字を描くようにしてピザ生地に回しかけます。
オリーブオイルは、ピザ表面の温度を上げて香ばしさを引き立てる役割と、具材の接着剤となりピザの味・見た目を大きく左右する役割を果たしてくれます。
使用するオリーブオイルの種類は、酸化しにくく高温でも安定した「エキストラバージンオイル」がオススメです。
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マリナーラピザのトッピングの順番
〈トッピング材料〉
トマトソース、にんにく、オレガノ、塩、オリーブオイル
①トマトソースを乗せる
マリナーラではチーズを使用しない分、マルガリータよりも多めにトマトソースを乗せます。
ピザの端1センチにはトマトソースを乗せないように注意しましょう。
②オレガノをトッピング
オレガノを１つまみ、全体に振りかけます。
オレガノは風味が強いため、あまりかけすぎないように注意しましょう。
③ニンニクをトッピング
ニンニク1欠けをピザ生地の上でスライスします。
生地の上でスライスすることで、ニンニクのエキスが全体に馴染み、ニンニクの風味が引き立ちます。
④塩をふりかける
塩をひとかけします。
チーズに代わり塩っけを補うためです。
⑤オリーブオイルを振りかける
中心から「の」の字を描くようにして、2周分回しかけします。
マルガリータに比べると多い理由は、ニンニクにしっかりと火を通し香ばしさを引き立てるためです。
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ピザトッピングに共通する注意点
以上、マルゲリータとマリナーラといった最もベーシックなピザトッピング方法をご紹介しました。
ここでは、上記以外のピザにも通じる注意点・ポイントをご紹介します。
ピザトッピングのコツ
①モッツアレラチーズ、野菜などの水分をしっかりと切る
チーズや野菜の水分が残った状態で押せると、生地がへたり、焼き上がりもベットリとしたものになります。素材の水分はしっかりとふき取ってから生地に乗せましょう。
②トッピングは手早く！
トッピングに時間をかけてしまうと、生地が水分を吸ってパリッとした食感が失われてしまいます。トッピングの前に頭の中でシュミレーションをして手早く的確に行いたいですね。
③トッピングをしたら直ぐに焼く
トッピングをしてから時間を置いてしまってはいませんか？生地が水分を吸ってしまい、美味しいピザになりません。トッピングをしたら即オーブンに入れられる状態を心掛けたいですね。
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まとめ
美味しいピザの決め手は生地や素材だけではありません。最後のトッピングの仕方も味の決め手になるんですね。
オーブンに入れる最後の瞬間までが美味しいピザになるかどうかの勝負です！
ご紹介したトッピングスキルを参考に、自宅でもピザ職人顔負けの美味しいピザを作ってみてください。
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