2018.06.18
ピザの道具ピザ作りだけじゃもったいない、ホームベーカリー大活用術
手作りの食パンやピザを作るときに、大活躍してくれるホームベーカリー。
流行りの波にのって購入してみたものの満足に使いこなせず、キッチンの片隅に眠らせている方も実は多いのではないでしょうか?
今回はピザやパンなどのベーカリー類以外に目を向けた「ホームベーカリー使いこなし術」をご紹介します。
部屋の片隅に眠っている小さなマシーンがお宝に変わりますよ。
もっと気楽に使ってみたい、ホームベーカリー
『ホカホカ焼きたてピザが焼ける』のキャッチコピーにつられて、ついつい買ってしまったホームベーカリー。
3回くらいは楽しくお試ししたものの「強力粉を計るのが面倒くさい」「部品を洗うのが煩わしい」「一度にたくさん食べられない」などの問題があふれ、キッチンの端に追いやられてしまいがち…。
性能の良いタイプは1台3万円前後する、決して安くはない家電のため、できれば定期的に活用しておきたいものです。
ホームベーカリー=食パン&ピザ焼き機と思われそうですが、実はコレ以外にも色々な使い方がおこなえます。
冷凍ピザではなく、市販のピザや手作りピザは冷凍ができるのか?
ピザ以外にもこんなにあった、ホームベーカリーの裏ワザ
・茶そばや山芋入りのそば
・つるつる、手打ち風うどん
自宅のマシーンをよく見ると、パンコースのお隣に並んでいるのが「麺コース」。
粉を入れ麺コースを押すと、そばやうどんなどのシコシコ麺を自宅で簡単に作ることができます。
蕎麦はそば粉と強力粉が4:1の割合、うどんは強力粉と薄力粉が1対1の割合で作ります。
生地に抹茶を入れると茶そば、山芋を入れると山芋そば、ごまを入れると胡麻入りうどんが出来あがります。
加える素材ひとつで、オリジナルの麺づくりが楽しめますね。
・モチモチ餃子の皮
実は手作りすると、市販のタイプと違った美味しさを堪能できるのが餃子の皮。
強力粉と薄力粉を1対2の割合で混ぜ、塩とお湯を加えて作ります。
材料を入れ「生地コース」のボタンを押すだけで、あとは機械が自動で調整してくれるためとても簡単です。
めん棒で平らにのばし、丸く型抜きして仕上げていきます。
お友だちや仲間が集まったときに出したい、ひと手間レシピです。
・季節のまろやかジャム
食パンやフランスパンのお供にぴったりの、まろやかジャム。
最近は「ジャムコース」を完備している機械も多く、鍋に付きっきりでなくても手軽にホームメイドが楽しめます。
林檎やイチゴ・桃やイチジクなどお好みのフルーツを用意して、クッキングスタート。
好みのフルーツと砂糖・少量のレモン汁のみで、手際よく作れます。
コツは使用する果物を1センチ角に切っておくこと。
種や芯を丁寧に省いておくと、舌あたりが滑らかになります。
煮沸消毒した瓶に入れれば、約1週間はフレッシュな味と出会えます。
・もっちり大福
「お餅コース」を選ぶと、うすと杵でついたようなフカフカのお餅も作れます。
もち米と水と砂糖などシンプルな材料のみで作れるため、気負わずに手作りスイーツが味わえます。
粒あんと苺を詰めるといちご大福に、黒豆を加えて豆大福風に。
生地にミカンの薄皮と身を練り込むと、甘酸っぱいみかん餅になります。
お子さんがお休みの日に試してみたい手作りメニューです。
・野菜入りパスタ麺(ベジヌードル)
「パスタコース」をセットすると、ハードルが高そうなパスタ麺も手軽に作れます。
デュラムセモリナ粉と強力粉・卵と水などで作るパスタ麺に、下茹でして水気を切ったほうれん草や人参などの野菜を加えると、ヘルシーなベジヌードルが作れます。
野菜嫌いのお子さんでもパクパク自然に食べられるため、偏食に悩むママも大助かり。
仕上がった麺は細く切るとカペリーニに、太めならフェットチーネに変わります。
食感を自在にかえることができるのも、手作りの醍醐味です。
☆食パンを作るだけの機械…と誤解されがちなホームベーカリーは、使い方次第で無限にアイデアが広がるキーアイテムです。
「今日は忙しいから、手作りはパスしたいな」とココロにゆとりが欲しいときは、薪窯ナポリピザ・フォンターナの冷凍ピザを。
イタリア産の最高級小麦粉を使ったピッツァは、小麦の香りが際立つおいしいひと皿。
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