2018.07.12
調理のヒント『この温度にするとおいしくなる!冷凍ピザを解凍するときのポイント 』
大手通販サイトで、業務用の宅配の冷凍ピザが人気です。
自宅に届けられた冷凍のピザを解凍したり、冷たくなってしまったピザを温めには、どうしたらいいでしょう。
簡単な解凍の仕方と温め方をご紹介しましょう。
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冷凍ピザの自然解凍
冷凍ピザの解凍ですが、宅配されたてのピザは冷凍で届けられていますが、我が家に届きた冷凍ピザはほどよく解凍していました。そのまま、フライパンで焼くことができました。
冷凍のピザは、常温で解凍するかレンジで温めて解凍するのが普通ですが、常温の解凍というのは何度くらいでしょう。
薪窯ナポリピザ・フォンターナでは、「自然解凍」で2~3時間となっていますが、自然解凍とはどんな場所で、何度くらいだ解凍することなのでしょう。
一般的に自然解凍というと常温・室温のことになります。常温といっても春の常温と夏の常温は違います。
また、冷房が効いた部屋や暖房がきいた部屋では同じ常温でも違ってきますね。
それでは、この常温と何度くらいだと思いますか。
常温とは室温が15度~25度を言います。
最近では、冷暖房がどんな家にも完備されているため、冬でも室温が20度を超えています。逆に夏場でも冷房をしっかりとした部屋なら25度くらい保つことができます。
しかし、キッチンをずっとその温度に保つことは難しいですので、気温が30度を超える日なら、冷蔵庫の野菜室や冷蔵室で少し時間をかけて解凍するということも大切です。
冷凍肉を解凍する時、常温で解凍をする人がいますが、肉は常温で置いておくと菌が増殖をします。
冷凍のピザにもベーコンや海老、カニなどを使っていますので、あまり高い温度の室温に長い時間置いておくのは危険です。
そこで冷蔵庫での自然解凍の方が安全です。
冷蔵庫の野菜室は3~8度になりますので、これでは時間がかかりますが、それでも3時間を超える時間置いておけば解凍できます。
冷蔵室でも3~6度ありますので、十分に解凍できます。
冬場のエアコンを利用していない部屋なら室温での解凍でちょうど良いですが、それ以外の時期なら冷蔵庫内で時間をかけて解凍することをお勧めします。
フォンターナのピザをレンジで解凍するときの温度
フォンターナのピザは、自然解凍で2~3時間、レンジなら200Wで2~3分で解凍になっています。
電子レンジの場合は、庫内温度というのはないため、何度ですかと聞かれてもそれは数値的には出ません。
ワットと温度は関係がないため、電子レンジで温める場合は何度で何分温めるというのは指定された時間で行います。
冷凍ピザは、フォンターナに限らず、ほとんどが200Wで数分の時間で解凍するとちょうどいいようになっています。
自然解凍またはレンジで解凍したピザは、そのままオーブンの温度を220度にして、6~7分焼きます。
オーブントースターや魚グリル、フライパンで焼くこともできます。
フライパンの場合は、オリーブオイルを大さじ1入れて焼きます。
フライパンは表面の温度が170~180度になります。ピザを入れたら大さじ1の水を入れて、フタをして4~5分焼くときれいにふっくら焼きあがります。
魚焼きグリルでも焼けますし一番薪窯風になりますが、家庭の魚焼きグリルはどうしても魚の臭いがこもっていますのでピザに臭いが移ります。
魚を焼いたことがないという家庭なら、魚焼きグリルでもピザを焼くことができます。
いずれもチーズがトロッとなるまでを目安にしましょう。
まとめ
ピザを解凍する時に絶対に気を付けてほしいことが、レンジのワット数を間違えないでください。
電子レンジは一般的に500~600Wになっていますので、そのままで数分温めると、温めすぎてしまい生地が湿ってしまうか、逆に固くなってしまいます。
指定された時間はしっかりと守って、美味しいピザを焼く準備をしてください。
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