2022.10.25
ピザの買い方【24時間販売中】昨今の冷凍自動販売機事情
近年では感染症が世界中で流行したことにより、これまでは外食していた人も自宅で食事をとる傾向が高くなってきています。
このようなことから飲食店も持ち帰りができるお弁当を販売したり、スーパーもお惣菜などに力を入れるなど、様々な分野で工夫が見られます。
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急速に増えつつある冷凍食品の自動販売機
このような中で、自動販売機にも変化が見られています。
それは冷凍食品の自販機が数多く取り入れられるようになったことです。
現在ではピザや餃子やラーメンなど冷凍食品の自動販売機の広がりが大きくなり、様々な食品が売られていることで注目を集めています。
多様な冷凍食品を販売する自動販売機が日本各地でも急増していますが、現在では47都道府県すべてに設置され、その台数は現在でも増え続けているのです。
地方に行くとユニークな商品も見られ、例えば和歌山県の漁港近くにある自販機では、釜揚げしらすが販売されています。
兵庫県尼崎市にある商店街では寿司やステーキ重、熊本では伊勢エビやぶりなど様々なものが登場しました。
これまでは大都市に多い傾向にあったものの、だんだんと地方へと広がり、企業の規模に関係なく、商品を扱うメーカーや業者、飲食店などがどんどん参入しています。
冷凍自動販売機の歴史
冷食の自動販売機と聞くと、以前まではアイスクリーム以外はほぼなかったのが実情です。
このアイスクリームの自動販売機をもとに設計を見直した上で、2年間の開発期間を経て、様々な食品の販売できるようになったのです。
これまでの自販機の場合には、商品を収容するための内部のストッカーが小さなサイズとなっていて、入れられる商品の種類が少なかったのが実情です。
このようなことから汎用性も低かったのです。
そのため商品メーカーもスーパーやコンビニ向けとは別の製造ラインを設けた上で、自販機専用の商品を製造しなければならなかったのです。
新しい時代の冷凍自動販売機
これを改良した上で、様々なサイズ、タイプの容器を収容することができる自販機が誕生しました。
従来では難しかった幕の内弁当のような大きめのサイズまで詰められるようになったのです。
このような自販機の特徴は、冷凍のまま販売して、自宅でレンジで温めたり、湯煎をするなど、家で食べることを目的に作られているのが特徴です。
家での食事が見直され、冷凍食品全体の売り上げもかなり伸びています。
その結果として和洋中の様々な飲食専門店が、店で販売するものと同じメニューを冷凍して、自販機で売る新しい販売スタイルが生まれたのです。
実際のところ売り上げはどの程度なのかと気になる人もいるかもしれませんが、あるラーメン店においては、自販機での売り上げは週5から6万円程度、月単位で見ると15万円程度だと答えています。
なんと過去には50万円を売り上げた月があったと言うことです。
イートインの売り上げに影響が出るのかと思う人も多いかもしれませんがイートインも減ることなく、自販機での売り上げがそのままプラスになっていることがわかります。
特に近隣に住む主婦が昼食に購入したり、仕事帰りの人が深夜営業時間外に購入するケースが多いです。
24時間販売中であることも魅力であり、新規の顧客を獲得することにもつながっています。
フォンターナの冷凍自動販売機用ピッツァ
フォンターナでも冷凍自動販売機用の業務用ピッツァを開発しました。
自動販売機でも扱える直径16cmのサイズで成形した専用商品です。
オプションで冷凍自動販売機用のパッケージもご用意しており、自動販売機用ピッツァを2枚まで入れることができます。
サイズは小さくなっていますが、味は通常販売品と全く同じですので、もし街で見かけた際にはぜひご賞味ください。