2017.05.27
調理のヒント冷凍ピザを一番おいしくするためには~おすすめの解凍方法教えます!
冷凍ピザは簡単に調理ができ、冷蔵庫にストックしているご家庭も多いかと思います。
なんといっても、メリットは、調理に手間暇がかからないこと。袋から取り出して、レンジでチンして解凍すればOKなのですから。
しかし、冷凍ピザをチンする前に、ちょっと待ってください。実は、冷凍ピザを一番おいしくする調理方法があるので、ここで紹介します。
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ひと味違う冷凍ピザの解凍テクニックは「放置」
冷凍ピザを、さらにおいしく調理するための解凍方法は、「放置」です。
決して手抜きではなく、ただひたすら放置することによって、味や食感が一段と向上します。これなら、特別な技術は全く必要なく、誰でも簡単にできますよね。
冷凍ピザのコンセプトは、「簡単」「手軽」な面にあります。調理方法が難しければ、本末転倒になります。
その放置方法ですが、手法は、自然解凍です。冷凍ピザをそのまま冷凍庫から取り出して、ポンと放置するだけでいいのです。
ただし、ちょっとした注意点があるので、以下に明記しました。
- 自然解凍は室温で
- 解凍時間の目安は2~3時間
- 厚さのある中央部分が、しっかり解凍できているか要確認
解凍時間は、夏や冬などの気温差が生じる季節によって変わります。北海道、東京、沖縄などの、地域によっても変わりますので、最適な解凍時間に幅があります。
肝心なのは1枚のピザが、全体にわたって、解凍できているかどうかです。
ピザは構造上、具材の少ない端の部分が、比較的早く解凍が進みます。具材、チーズ、ソースなどの重なり合う中央付近が、最も解凍時間がかかります。
解凍具合は、常にピザの中央で、確認を行えばいいのです。中央が解凍できていれば、具材が薄いそれ以外の部分も大丈夫です。
解凍具合は、触感で詳細を確認できません。そんなときには、どこの家庭にでもある「つまようじ」を活用します。つまようじをピザの中央に刺して、抵抗がなく、スーと下まで貫通すれば自然解凍ができています。
逆に凍っていれば、ガリッというような抵抗が指先に伝わり、解凍不足ということです。
ピザの解凍に時間がなければ積極的に電子レンジを活用しよう
とはいえ、冷凍ピザの解凍に、時間をかけられないケースも出てきます。
子どもがいる家庭では、待ったなしの調理を迫られます。特に夏休みや冬休み、休日などは給食がないから、なおさらですよね。多忙な社会人にとっても、同じことがいえます。
そんなときは、積極的に電子レンジを活用して、ピザを解凍しましょう。しかし、「冷凍したピザをそのまま解凍して調理するのとどう違うの?」という疑問が出てきます。
簡単にいうと、電子レンジで冷凍ピザを、ダイレクトに調理する前に、自然解凍に近い状態でワンクッション置く形です。
以下に電子レンジを使った、解凍手順を明記しました。
- 電子レンジの弱(200Wが目安)で、3~4分加熱して解凍
- 解凍の目安は、チーズがとける寸前
- 熱を通すのではなく、あくまで解凍するのが目的
冷凍ピザは自然解凍がベストですが、電子レンジを使って解凍しても、かなりおいしく焼きあがります。詳細は、ファンターナの公式ホームページに明記しているので、ぜひご覧ください。
自然解凍や電子レンジ解凍をした冷凍ピザを、再度冷凍させることは避けてください。味が極端に落ちてしまうので要注意です。
冷凍ピザを自然解凍して調理すると、なぜおいしくなるの?
冷凍ピザを自然解凍、電子レンジで解凍して調理すると、なんでおいしくなるのでしょうか。この背景には、冷凍技術における食品のメカニズムがあるのです。
冷凍した食材をそのまま火にかけて調理すると、急激な温度変化で食材の細胞が壊れます。そうすると、細胞で守られていたうま味成分が、一気に抜けてしまいます。
例えばマグロの刺身やステーキ肉を、電子レンジで急速解凍すると、ドリップといううま味が凝縮された水分も出てしまいます。肉の場合は肉汁が抜けてしまい、硬くなってしまいます。
冷凍ピザにとっても同じことがいえ、自然解凍は急激な温度変化で、食材の変化を防いでくれるのです。なので、低温でゆっくりと、自然解凍する方法がベストなのです。
ちなみに、冷凍の生の肉や魚介類の場合、時間をかけて、冷蔵庫内で自然解凍をします。室温で自然解凍すると、雑菌がつく可能性があるからです。
フォンターナの冷凍ピザの場合、薪窯でしっかりと焼き上げているので、室温で解凍することができるのです。
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