2019.03.28

【一流ビスマルクピザ】絶対に失敗しない、半熟たまごの作り方

目玉焼き

世界のたまご好きが愛してやまないのが、ビスマルクピザ。
アスパラやベーコンの中央に、こんもり山のように半熟たまごが載っているさまは、まるで小さな芸術品。
とろける卵をフォークで割ると、中から黄身の絶品ソースがこぼれ出ます。
今回は「いつものビスマルクピザがもっと美味しくなる、極上・半熟たまごのレシピ」をご紹介します。
冷凍ピザと一緒の暮らしが、もっと華やいでいきますよ。

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固すぎも柔らかすぎもアウト、半熟たまごのトリセツ

・味の決め手となるのは、70度前後
洋食店に行くと黄身と白身が固まっていない、絶妙な火加減のオムライスに出会うことがあります。
箸でつっと割ってみると、あふれんばかりのゴールドソースとご対面。
トロトロと溶けだした卵は、軽やかなステップを踏んでくれます。
実はいつも食べている卵には味の決め手となるたんぱく質が含まれていて、70度を超えたあたりから「固まり始める」特別な性質をもっています。
たんぱく質がガチガチに固まってしまうと、繊維がぎゅっと引きしめられた状態になり、いわゆる歯ざわりの悪い状態に。
ゴムのような質感になるため、ふんわり感が損なわれた味になります。
逆に固くなるのを恐れて中途半端なところで火から下ろすと、生卵のようなドロドロの食感に。
温めすぎるのも温めないのも、どちらもウマくいかないのが半熟たまごの鉄則なのです。

ビスマルクピザの星「ポーチドエッグ」を作ってみよう

ビスマルクピザの鉄板が、固茹ででも生卵でもないポーチドエッグ。
半熟にさせるポイントを知っておくと、キッチンに立つのがもっと楽しくなります。

◇お湯+お酢でふんわり
コンロひとつで作れるのが、水を入れて沸騰させた鍋にスプーン2杯程度のお酢を加え、その中に卵を割り入れるという方法です。
グラグラとお湯が沸いてくると、お酢のチカラで卵がひとつの塊に変わってきます。
白身が完全に固まってきたら、おたまなどでお湯の外にそっと取り出せばOK。
モクモク雲のようにふんわりした、魔法のポーチドエッグが顔を出してくれます。
ビスマルクピザに添えて、包丁でセンターに切れ目を入れると内側から黄身の濃厚ソース。
簡単な道具のみで作れるため、半熟たまご初心者にもオススメです。

◇電子レンジでチン
コンロの前に立つ時間がないときは、電子レンジでポーチドエッグを作る方法を。
電子レンジに入れても丈夫な耐熱性の容器に、卵を割り入れます。
続いて卵が浸るくらいに水を注ぎ、黄身の部分にフォークでいくつかの穴を開けておきます。
500ワットのレンジで1分くらい加熱したら、ふわふわ卵の出来上がり。
耐熱性の容器が無いときは「マグカップ」でも代用することができます。
卵は電子レンジで一気に熱すると飛び散ることもあるため、出し入れは慎重に。
爆発しないよう水は気持ち多めに、あらかじめ黄身に丁寧に穴をあけておく下準備も大切です。

◇コーヒーフィルターで簡単に
大きなスーパーに行くと「ポーチドエッグ専用の紙」が売られていることもあります。
薄い紙で作られているのですが、コレをわざわざ入手しなくても「コーヒーフィルター」で手軽に代用することもできます。
コーヒーフィルターは下と横の部分に折り目を付け、カップなどにセットしておきます。
次にコーヒーの粉を入れる部分に、卵を割り入れていきます。
沸騰したお湯の中に卵の入ったフィルターを浮かべ、白身が徐々に固まってきたらそのまま1~2分放置しておきます。
フィルターごと取り出し包み紙をそっと開けると、中から可愛い半熟卵が…。
ビスマルクピザだけでなく、ハワイ名物エッグベネディクトにも応用できる楽しい技です。

☆マイ半熟卵をプラスして、オリジナルピッツァを楽しもう!

とろ~りソースが馨しい、半熟卵の作り方を紹介しました。
薪窯ナポリピザ・フォンターナでは半熟卵のトッピングが似合う極旨ピッツァをたっぷり取り揃えています。
お好みのピザに「オン・ザ・たまご」を付け加えて、あなただけのビスマルクピザを創ってみてくださいね。

▽+とろとろたまごで自分だけのピッツァを
https://www.pizza-fontana.com/c/set/h-tr004

 

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