2024.05.26
ビスマルクピザの由来やレシピを本格ピザ屋が分かりやすく解説
みなさんは「ビスマルク」というピザをご存知でしょうか?最近話題になっているピザの1つなのですが、ご存じでない方も多いかもしれません。
ビスマルクピザは知れば知るほど食べたくなってしまう、そんな魅力をもったピザですので、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。
本日のメニュー
ビスマルクの由来は本当にあのビスマルク?
「ビスマルク」と聞いて最初に思い浮かぶのはいったい何でしょうか。ピザ以外でしたら、恐らくあのビスマルクではないかと思います。
そうです、ドイツの名宰相と言われているビスマルクです。しかし、まさか人の名前とピザの名前がつながるはずがないだろう、と思い直した方もいますよね。
その、まさか、なのです。実はピザのビスマルクの由来は、あのドイツの鉄血宰相ビスマルクなのです。名宰相ビスマルクは、美食家だったと言われています。
それではピザのビスマルクと名宰相のビスマルクとはどのような関係があるのでしょうか。
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ビスマルクの名前と美味しさはトッピングに秘密があった!
ピザのビスマルクの由来となった名宰相ビスマルクの好物は、「目玉焼きを乗せたステーキ」でした。美食家らしい、ユニークなメニューですね。
そんなビスマルクの好んだ目玉焼きを乗せたステーキと同じような形のピザを「ビスマルク」と呼ぶのです。
ビスマルクピザのオーソドックスなトッピングは、半熟卵とハムです。ピザにこれらを乗せますと、たしかにビスマルクの好んだステーキとそっくりに見えますね。
とてもシンプルですが、どんな食材とも相性のよい卵とハムは、ピザの上に載ってもその美味しさを存分に引きだしてくれるのです。
ちなみに、目玉焼きを乗せたメニューが「ビスマルク風」と呼ばれますが、この由来も先ほどご紹介したエピソードと一緒だということですよ。鉄血宰相は政治だけではなく、料理の世界でも大きな影響を与えているのですね。
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ビスマルクピザのレシピを本格ピザ屋が教えます
ご自宅で簡単に作れるビスマルクピザのレシピを、以下で紹介します!
材料 【1枚分(25cm)】
- オリーブオイル小さじ1/2
- こしょう少々
- 卵1個
- トマトソース大さじ3
- 生ハム6枚
- ピザ用チーズ60g
- 薄力粉50g
- 強力粉50g
- 砂糖小さじ1/2
- 塩小さじ1/4
- ドライイースト小さじ1/4
- 水(ぬるま湯)60cc
【作り方】
濡れ布巾をかけて、約10分休ませる。
ピザ用チーズをトッピングし、230℃に余熱済みのオーブンで10分焼く。
生ハムをトッピングして、こしょうを振れば完成。
ビスマルクピザの具材はコレ!
ビスマルクピザは生地にアスパラガス、ハム、ベーコン、モッツアレラチーズをのせ半熟卵を真ん中に落として焼かれたものが、よく食べられています。
ビスマルクピザは、半熟卵以外のトッピングは自由で、よく食べられている具材の他にも、ハムやソーセージ、コーン、チーズ、じゃがいも、バジル、ほうれん草、きのこ類といった、豊富な具材を楽しむことができます。
普通のこしょうの代わりにブラックペッパーを仕上げにかけるのも、良いですね。
またピザ生地の代わりに食パン、トッピングにとろけるチーズ、マヨネーズ、ケチャップ、塩こしょうを使ったビスマルク風ピザを作ってみるのもおすすめです。
朝食にぴったりで気軽に作れますよ。
また少々変わり種ではありますが、ご自宅で餃子の皮をピザ生地に活用したビスマルクピザを作るのもおすすめです。
ビスマルクピザの宅配をしたい方は
ここまでビスマルクピザについてご紹介してきましたが、冷凍ピザの通販専門店フォンターナのメニューにビスマルクはあるのでしょうか。
結論から申し上げると、残念ながらビスマルクはご用意しておりません。しかし、ここでぜひご紹介したいメニューがあるのです。
今回ご紹介するメニューは、生ハムときのこのカルボナーラピッツァです。このピザはビスマルクに似ており、ビスマルクの美味しさを上回る味を楽しむことができます。
カルボナーラソースを使用することで、ピザ全体の味が卵がきいて美味しくまろやかに仕上がっています。そして生ハムの塩気が良いアクセントとなって、ピザの味が引き締まります。
さらに、しめじ・エリンギ・霜降りひらたけという3種類のきのこが加わった結果、深いコクが味わえるようになりました。
最後にチーズとグリンピースをトッピングして、味だけでなく色合いも鮮やかに仕上がった、目にも舌にも美味しいメニューです。
ビスマルクにある卵とハムの要素は残しつつ、もう1段階上の美味しさを楽しめるのが、この生ハムときのこのカルボナーラピッツァです。ぜひ一度はお試しいただけると幸いです。
今回はビスマルクを中心にご紹介しました。ハムと半熟卵を使ったビスマルクピザは、ご自宅で手作りするのも簡単です。
お店で召しあがると、もちろん本場の美味しさを楽しめますが、ご自宅で手作りのビスマルクを召しあがるのも楽しいですよ。ぜひお店やご自宅で、ビスマルクを楽しんでいただけたらと思います。
ビスマルクピザの食べ方は難しい!?
ビスマルクピザは半熟卵がのっているのもあり、卵がこぼれやすくて食べづらいのではないかと思いますよね。
ビスマルクピザは他の種類のピザよりも、食べ方に工夫が必要なのは確かです。そのため、前もって食べ方を知っておいた方がスムーズかと思います。
以下でビスマルクピザの切り方と食べ方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
手で食べる時の切り方
ピザを手で食べるなら、ピザカッターで放射状にカットしましょう。
真ん中に半熟卵があるため、卵の量が偏らないように上手く切るのがポイントです。
またピザを持ち上げる時は、半熟卵が生地から溢れてしまうことがあります。
これを防ぐには、あらかじめ生地全体に半熟卵を塗り広げておくのもひとつの手です。
ナイフとフォークを使って食べる時の切り方
ピザを放射状にカットし、その中のひと切れを、尖がっている方から巻いていきましょう。
さらにそれをひと口の大きさにナイフで切って、フォークを使って食べるという方法が主流です。
この方法なら、半熟卵がこぼれるのを阻止できますよ。
半熟卵をしっかり絡めて食べる
ビスマルクピザの特徴は、半熟卵です。卵を割ったらピザ生地や他のトッピングにしっかり絡めながら食べましょう。まろやかな半熟卵と溶けたチーズが合わさったピザは格別です。
追い調味料でさらに自分好みの味を作ってから食べる
卵のまろやかな味わいがビスマルクピザの特徴ですが、パンチを効かせたい方もいらっしゃると思います。そのような方は、ブラックペッパーやタバスコをふるのをおすすめします。追い調味料で、自分好みの味にしましょう。
【まとめ】ビスマルクピザの由来やレシピ食べ方を紹介
今回はビスマルクピザの由来や食べ方について紹介しました!
ビスマルクピザは想像以上にアレンジがしやすいことが、レシピを見るとわかりますね。
具材はオーソドックスな卵とハムだけでも十分美味しいですが、アスパラガス、ほうれん草、バジルなどを加えても、彩りと美味しさが増して、さらに味わい深いピザになります。
またビスマルクピザは一見食べづらそうですが、半熟卵をピザ生地全体に均等に行き渡らて他のトッピングとしっかり絡めて食べれば、卵がこぼれづらくなって食べやすくなりますよ。
ビスマルクピザを食べてみたい方は、ぜひ召し上がってみてください!
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