2019.07.12

簡単な材料で作れちゃう、人気の「揚げピザ」レシピ

カルツォーネ

イタリアの人気ファストフードが、ナポリっ子も大好きな揚げピザ。
普通のピザよりやや塩気が強く、カリっと噛むと中からチーズとトマトがジュースのように溢れ出てきます。
ナポリの町に似合う揚げピザは、実は簡単な材料で作れるお手軽メニュー。
作り方を知ると、いつものピザがもっと好きになれそうです。

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街歩きの定番?イタリアのB級グルメ

ジェラート店と同じくらいイタリア国内で最近よく目にするのが、揚げピザの専門店です。
カウンタースタイルの小さなお店になっていて、テイクアウトしたい人は棚ごしに注文をおこないます。
1つ300円~400円前後で販売されている揚げピザは、現地ではピッツァフリッタと呼ばれて親しまれています。

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・揚げたてを頬張るのが、最高の幸せ
まとめて作り置きしたピッツァフリッタを網の上に大量に並べて売る屋台スタイルのお店もありますが、多くが「注文を受けてから、その場で揚げてくれる」ホカホカ形式。
ピザに包むトッピング材料を自由にセレクトできるお店が多く、今日はどんな組み合わせにしようか、カウンターの前で悩んでいる人も多く見かけます。
茶色い薄紙に包んでくれるピザは、湯気の色が見えそうな温かさ。
日本のカレーパンと揚げパンを足して2で割ったような、新しい食感の食べ物になっています。
ずっしりした重みがクセになりそうです。

人気のピザフリッタ、材料はどんなもの?

ピザフリッタを自宅で作る場合、次のような材料が必要になります。

◇ピザ生地(強力粉・オリーブオイル・ドライイースト・塩)
◇具材(ベーコンやトマト)
◇チーズ
◇ピザソース
◇油

ピザ生地の材料をよく捏ねて発酵させ、フリッタのベースを作ります。
続いて伸ばした生地の中央にお好みの具材とチーズを重ね、餃子を包むイメージで端を留めていきます。
きちんと端を留めないと、油の中でバラバラと弾ける恐れもあるため丁寧に巻くのがポイント。
たっぷりの油でキツネ色になるまで揚げたら出来上がりです。

もっと簡単な材料で、ピザフリッタを作りたい!

ピザ生地を捏ねてまとめて発酵させて…、時間のかかる作業が多いピザフリッタ。
もっと短時間でテキパキ作りたいときは、材料を自宅にある簡単なものにチェンジしてみるのがオススメです。

◇おすすめは春巻きの皮
本場のピザフリッタのような軽い食感を味わえるのが、近所のスーパーで入手できる春巻きの皮。
見た目は少し違うけれども春巻きの皮は、ピザ生地と同じ強力粉で作られています。
餃子の皮は生の状態で販売されていますが、春巻きの皮は一度加熱したものを販売しているため衛生面でも安心。
春巻きの皮は「油で揚げること」を前提に作られているので強度が強く、具材を入れてフライしても破れにくいメリットもあります。
冷蔵庫から出した直後は皮全体が冷えているため、少し常温に戻してから使うと剥がれやすく料理しやすくなります。

◇生で食べられるものを、具材に選ぼう
春巻きの皮でピザフリッタを作る場合は、中に詰める具材は「生でも食べられる材料」を選ぶのがオススメです。
加熱していないジャガイモやカボチャを入れると、中心部分に火が通る頃には、春巻きの皮が真っ黒に焦げてしまう恐れも。
ハムやカマンベールチーズ・ウインナーとミニトマト・バジルなど、そのまま食べられる食材がオススメです。

◇包み方は「春巻きと一緒」でOK
春巻きの皮には表と裏があり、ツルツルしている方が外側・ややザラザラしていて粉っぽい方が裏側になります。
具材を包むのはザラザラしている裏側になります。
ひし形に皮を置いて、皮の下部分に材料を載せます。
続いて下の皮を上にめくり上げ、右半分を折ってひと回転、左半分を折ってひと回転させます。
ふんわり軽い力で巻き、最後に水溶き片栗粉をノリ代わりに付ければ出来上がりです。

☆ナポリの定番、ピザフリッタの材料をご紹介しました。
重たい食感のフリッタも良いけれども、あっさりライトな味を堪能したいときは、ベーシックなナポリピザもオススメです。
お好きなフォンターナのピザと一緒に、笑顔ある毎日を過ごしてみてくださいね。

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