2019.10.15
業務用ピザ【ピザの値段どう決める?】ヒミツにしたい、儲かる店の繁盛ルール
「業務用の冷凍ピザを注文したけれども、何円でお客さんに出してよいか分からない」
このような値段についての戸惑いを感じている、居酒屋や温浴施設のオーナーさんはいませんか?
今回はライバル店には絶対に教えたくない、繁盛店が実践している「冷凍ピザの値段の付け方」についてご紹介します。
お客さんに「また来たくなるお店」と満足してもらえる、リピーター店になってくださいね。
店の将来が決まる、1枚のピザの値段
業務用の冷凍ピザを大量に発注したら、次に取り掛かりたいのが値段の決定です。
飲食店を開業した方ならご存知だと思いますが、1度店舗に出してしまうと値下げはできても値上げはしづらいのがフードメニューの値段。
今どきのお客さんは価格帯に厳しいため、どんなに足繁く通ってくれたお客さんも昨日の値段と今日の価格が違うと「あれ?いつものピザ、値上げしちゃったの?」とガッカリされてしまい来店回数がグッと減る場合があります。
馴染みの常連さんに末永く愛して貰うためにも、一度決めた値段は原則として変えないのが鉄則。
お客さんとお店が良い信頼関係で結ばれるためにも、新しいピザの価格は慎重に決めるのがおすすめです。
今日から実践できる、成功する店の心得とは?
業務用ピザを仕入れて、何円の値段でお客さんに提供するかはまさにオーナーさんの腕の見せ所です。
誤った判断をしてしまうと、釣り合いが取れなくなってしまい客足が伸びなくなってしまうパターンもあります。
繁盛している店舗が密かにおこなっているポイントは、次のような点があります。
・ターゲットを決める
業務用ピザを販売するときには、どのようなお客さんに食べて欲しいのか具体的な客層をイメージして、値段を決定していくという方法があります。
例えばカラオケ店を営んでいる方の場合。
近所の学生さん・子育てサークルのママ・近隣のサラリーマンの方々をターゲットにするのとでは、価格帯に少しずつ差が出てきます。
学生さんであれば安さ重視のピザ、30~40代くらいの女性であれば少し高くても美味しいピザを、サラリーマンを対象にすると量がたっぷりのコスパ重視ピザが求められてきます。
ターゲット層が思い浮かばないときは「普段どんな年代のお客さんが、多く訪れて来てくれるのか」お店の客層を思い起こしてみるのがおすすめです。
どんな年代のどんな職業のお客さんがやって来るかによっても、求められるピザの値段は変わってくるからです。
値段ありきではなく、お客さんの目線に立って考えていくと「オーダーされやすいピザの値段」が分かってくるはずです。
・数字のマジックを使う
業務用の冷凍ピザの値段を決めるとき「つい買ってしまいたくなる、消費者心理」を賢く利用してみるのもおすすめです。
つい買ってしまいたくなる価格というのは、お客さんが思わず「コスパが良い・経済的」と思ってしまう魅力的な値段のことです。
この値段のことを業界用語で、大台割れの価格と呼んでいます。
大台割れとは「あとちょっとで大台なのだけれども、大台には手が届かないギリギリの数字」のこと。
例えば千円の価格を付けたいとき、少しだけ我慢をして980円の値段を付けます。
千円との差はわずか20円なのですが、レストランを訪れたお客さんは「手の届きやすい、良心的な値段」だと瞬間的に感じて、思わず注文を入れてしまいます。
千円だと「少し贅沢すぎるかな」と思ってしまうのに、980円だと「丁度いい」と思ってしまうのは何だか不思議です。
人間の心理を上手くついたやり方なのですが、このテクニックを知っていると、ピザの売上は面白いくらいグングン伸びていきます。
・横並びにしない
客足が途絶えないお店のオーナーが密かに試しているのが「お客さんに選ばせる」という方法です。
選ばせると書くと少し語弊があるかもしれませんが、言い換えるなら「上・中・下」のメニューを用意しておき、最終的にはお客さんに選んでもらうという手法です。
例えば全てのピザを900円均一で販売しても、一向に売れない場合があります。
これはお客さんに「選ぶ楽しみ」を与えていないから。
購入してもらいたいと思ったら、強気の2千円のピザ、少しだけ安い1,200円のピザ、さらに安い880円のピザなどを入れてみます。
値段のバリエーションが増えたことによって、選ぶ自由が生まれてお客さんが「買ってみたい」と思える空気が生まれていくのです。
売っているメニューを全て横並びにするのではなく、ある程度ランクを付けてあげると、お客さんの購買意欲を刺激できる、魅力的な値段が付けられるようになります。
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