2017.06.06
ピザの具材ピザに使われる「パイナップル」あれこれまとめ
ハワイアンピザを中心に使われることがある「パイナップル」のトッピング。
どんなピザにも+パイナップルトッピングをしてしまう!というほど好きな人もいますし、パイナップルをピザに乗せる意味がわからない…という人もいます。
一時期、アイスランドの大統領が「ピザにパイナップルをトッピングするのを禁止したい。」と発言したことが話題となったように、パイナップルトッピングについては賛否両論あるようです。
今回はピザに使われるパイナップルのあれこれについて紹介していきます!
本日のメニュー
そもそもパイナップルってピザに合うの?
パイナップルピザの元祖といわれているのは、カナダにある「Satellite Restaurant」というお店です。パイナップルがのっているピザをハワイアンピザとよぶことがありますが、これはパイナップルが南国の食べ物であることから呼ばれるようになったそうです。
ハワイアンピザの内容はトマトソースにハム、パイナップル、チーズが一般的。お店によってはオリーブや玉ねぎなどの具材ものっていることがあります。パイナップルがのっていますが、デザートピザとしての位置づけではなく、食事としてのピザメニューとして楽しむ人がほとんどです。
パイナップルがピザに合うかどうかについては一概には言えません。前述にも記載した通り、この問題は「好き派」VS「嫌い派」にわかれて、平行線を辿っていくものだと思われます。
日本でも同じように「酢豚論争」が繰り広げられていることからも、派閥同士の対立が和解することは一生ないのではないのでしょうか。
パイナップルの料理にいれる理由
ハワイアンピザや酢豚以外にもパイナップルが使用されている料理は、ハンバーグの付け合せやチャーハン、漬物などたくさんあります。他のフルーツも料理に使用されることは多いですが、ソースとして活用されたり、あまりフルーツそのものの存在感を失くして使われているような気がします。一方、パイナップルは意外とも言われる料理に、ゴロっと存在感そのままで入っていることが多いので、「まずそう」「気持ち悪い」と叩かれるのではないかな?と思います。
パイナップルが料理に使用される背景には、パイナップルの持つ酸味(クエン酸・リンゴ酸)によって味に深みがでる、脂っこい食事をさっぱり食べやすくするなどの理由からです。
また、お肉をやわらかくする酵素が多く含まれていたり、食物繊維が豊富であることから、付け合せや具材として最適であると考えられています。
パイナップルの効能について
パイナップルの原産はブラジル。現在ではタイとブラジルを筆頭にパイナップルが生産されています。昔は日本でも輸入したパイナップルがほとんどで、家庭で食べるパイナップルといえば缶詰がほとんどでした。しかし、現在は日本国内でもパイナップルの生産が盛んになり、スーパーでもパイナップルをそのままの姿で見かけることができます。もちろん、輸入技術が向上したことによっても、生のパイナップルが楽に食べられるようになりました。缶詰はシロップ煮にして詰められているので、パイナップルそのままの栄養素を取り入れるなら生で食べるのが1番。
効能については、
疲労回復
糖質が多く含まれており、糖質の分解を助けるビタミンEやクエン酸、ビタミンCなども豊富なため。
シミ、くすみを予防
ビタミンCによる抗酸化作用で、若々しい肌を保つ。
便秘改善
豊富な食物繊維とプロメラインによる、消化促進効果の期待。などがあります。
おいしい料理は酸味と甘味のバランスで決まる!
おいしい料理は酸味と甘味のバランスが大事といわれています。ハワイアンピザをはじめとした、パイナップルを使う料理は酸味・甘みをバランスよくパイナップルで補おうという考えから使用されているケースも多いです。よって、パイナップルの甘さや酸味などが崩れている料理で、はじめてパイナップル入りを体験してしまった人は「まずい」と感じてしまったのかもしれません。
また、パイナップル=フルーツ=デザートという認識が深いのも、食わず嫌いになっている原因だと思います。その意外性からパイナップルがのったピザが大好きになってしまう人もいますので、まずは一度チャレンジしてみてはいかがですか?
コメントは受け付けていません。